皆さんには、「自分の家でできたらいいなあ」と思うような趣味はあるでしょうか?
外でしかできなかった趣味がもし家で気軽に楽しめるようになったら、毎日が充実しそうですよね。
そこで今回は、自宅に取り入れられる趣味関連の設備を5つご紹介します!
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1.いつでも気軽に入れる!サウナがある家づくり

近年のサウナブームで、「自宅でもサウナに入りたい!」という人も多いのではないでしょうか?
自宅で手軽にサウナを楽しむ道具として、サウナ傘やドームサウナ、テントサウナなどがありますが、本格的に家の中や外にサウナを設置することもできます。
(1)家の外に設置する場合
バレルサウナ(丸い樽型のサウナ)やサウナ小屋を設置する方法です。
100万円台から購入することができ、本格的なサウナを楽しめます。
一方で、
- サウナ内だけでなく、サウナ外のメンテンナンスも必要
- 電気や水が使える、プライバシーを確保できるなど設置場所が限定される
- 建築基準法で「建築物」とみなされる場合は申請しなければならない
など、設置や維持が大変な面もあります。
(2)家の中に設置する場合
屋内の場合は、据え置き型か埋め込み型のサウナかのいずれかになります。
据え置き型…簡単な取り付けで設置可能なボックスタイプ
埋め込み型…工事をして設置するタイプ。オーダーメイドなどもここに含まれる
屋外のように人目を気にすることなく利用でき、天候に左右されることもないのがメリット。据え置き型なら数十万円台から購入が可能です。
一方でマンションの場合、管理組合の許可が必要だったり、完成した自宅に後から設置する場合はスペースの確保が難しかったりすることも。
サウナがほしいなら、マンションより一戸建てがベター、家づくりの際にサウナをつくることを見越した間取りにするとスムーズそうです。
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2.映画を大画面で満喫できる!ホームシアターがある家づくり

映画好きの人なら憧れのホームシアター。コロナ禍でおうち時間が増加したことで希望する人が増えたといわれる設備です。
ホームシアターには、リビングにシアター設備を設ける「リビングシアター」と、専用の部屋をシアター仕様にする「シアタールーム」があります。どちらをつくるにせよ、最低限必要な設備といわれるのは以下の4つ。
- プロジェクター
- スピーカー
- スクリーン
- メディアプレーヤー
加えて音にこだわるならAVアンプ、防音仕様にするならその工事費用、機材の設置や配線の工事をする場合の工事費用などがかかります。
「リビングでちょっと大きい画面の映画を楽しめればいい」のであれば、上記の設備を取り入れることで、10万円台からつくることができます。
最近はライトやスピーカーを搭載したプロジェクターで手軽にホームシアターができる商品もあるので、手軽に楽しむのならそうした商品を活用するのも手です。
一方で、シアタールーム仕様で防音などの工事も施そうとすると数百万円、機材や音環境、照明などにもこだわると1,000万円近くかかる場合も。
費用だけでなく、専用のスペースも必要となる分、こちらも家を建てる際に間取りに組み入れるのが楽でしょう。
3.お店のような空間でお酒が飲める!ホームバーがある家づくり

家にバースペースがあれば、お子さんが寝静まった後に大人だけでお酒を楽しんだり、自宅に友人を招いて飲んだり、といった場をより盛り上げてくれます。
バースペースはキッチンに併設することもできますし、専用のスペースに設けることも可能です。
(1)キッチンに併設するタイプ
対面型のキッチンにカウンターを併設する、キッチン前の天板を広くとるなどでバースペースにする形。キッチンでつくった料理をすぐ出すことができ、片付けも楽にできます。数万円から実現が可能です。
バーの雰囲気を出すためには、
- 落ち着いたカラーやインテリアにする
- 間接照明や温かみのある色の照明を取り入れる
- グラスやお酒を専用の棚に飾る
などの工夫をするのがおすすめです。
(2)キッチンとは別の場所につくるタイプ
キッチンとは離れた場所に、バーカウンターとグラス・お酒をしまう棚を設けるタイプ。
自分でバーカウンターと棚を買ってスペースをつくるだけなら数万円から、建築時に備え付けでつくるなら数十万円からとなります。
水まわりなどを整える場合や、広いスペースに本格的につくってもらう場合は、100万円近くかかる場合もあります。
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4.アウトドアな趣味を楽しめる!ビルトインガレージがある家づくり

ビルトインガレージとは、家の1階部分につくる車を収納するスペースのこと。敷地面積に余裕のないご家庭でも、建物に組み込むことでガレージをつくることができ、車を雨風から守ることも可能です。
車だけでなく、バイクやアウトドアグッズなどの収納スペースや趣味部屋として使う人もいます。
ビルトインガレージは、家を建てる際にハウスメーカーに要望して間取りに組み込んでもらうことで実現可能。費用は駐車1台分(4~5坪くらい)で200万円くらいからとされています。
ただし、ビルトインガレージをつくることで、耐震性や断熱性が弱くなってしまうなどの影響も考えられるため、それをカバーする性能や間取りにすることが必要です。
つくりたい人は、ビルトインガレージの実績が豊富な会社に依頼するとよいでしょう。
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5.自宅で楽器の練習ができる!防音室がある家づくり

楽器を趣味とするなら、自宅でも練習するスペースがほしいですよね。
一戸建てを購入すれば、マンションのように「楽器の演奏禁止」のようなルールはありませんが、ご近所への騒音が気になるもの。
特にドラムや金管楽器など音量の大きい楽器を練習したい場合は、防音室をつくるのがおすすめです。
防音室の取り入れ方は、
- 設置型、組立型の防音室を購入する
- オリジナルの防音室をつくる
の大きく2種類。設置型、組立型の防音室は簡易的な工事で取り入れられるのが特徴。0.5畳くらいのものから販売されています。設置型の防音室(防音ブース)は安いものだと10万円台から購入が可能です。
一方のオリジナルの防音室は、1坪100万円くらいからが相場。
価格も高く、工期も長くなりますが、その分高い防音性を備えることができます。音の響きなど、質にこだわれますので、自宅で本格的に演奏を楽しみたい場合はオリジナルの施工を視野に入れましょう。
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様々な趣味の設備をご紹介しましたが、こうした設備を取り入れるなら過去に取り入れた実績がある会社や、自由度のある設計が可能な会社を選ぶことがポイントです。
住宅購入の無料相談サービスである「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」では、相談者の皆さんの予算や希望に合った建築会社・不動産会社のご紹介ができます。

「ちょっと無理かも…」と思うような理想でも、相談してみたら解決の糸口が見つかるかもしれません。ぜひ気軽に利用してみてください。
※本記事は2023年11月に住まいの窓口noteに掲載された内容です。
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