LIFULL HOME’Sでは、2022年8⽉に⼟地を買って注⽂住宅を建てた⼈に家づくりに関するアンケート調査を実施。家づくりの過程で重視したことや苦悩したことなど、様々な傾向が明らかとなりました。
今回は調査結果の中から、注⽂住宅検討者が「家づくりで『困ったこと』」をピックアップ。上位にランクインした5つのポイントについて、住まいの窓⼝のハウジングアドバイザーと⾒ていきます。
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「家づくりで困ったこと」ランキング上位を発表!
第5位:「想定していたよりも完成までに時間がかかった」

注⽂住宅の完成までにかかる期間は平均で約1年といわれており、建売住宅やマンションと⽐べると⼊居できるまでの期間が⻑いです。
また、⼟地を⾒つけるまで、建築会社を決めるまでが難航すると、これよりもさらに⻑くかかってしまう可能性があります。「意外と時間がかかる」と感じる⽅も多いのかもしれません。
スムーズに進めるためには、いつまでに引っ越したいのかを最初に明確にして、しなければいけないことは何か、流れをしっかり理解して進めることが⼤切です。
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第4位:「建物にお⾦をかけすぎてしまった」

当初検討していた予算より、費⽤がかかってしまった⽅は実際多いようです。特に注⽂住宅の場合、⾃分で⼀から間取りを決められますし、各設備の有無・グレードも選べるので、こだわればこだわるほど費⽤がかさんでしまう傾向にあります。
- 資⾦計画をしっかり⽴てておき、どこまでなら予算に無理がないかを把握しておく
- 複数社で⾒積もりを取り、プランと価格を⾒⽐べて価格よりも優先して叶えたい項⽬が何なのかを整理しておく
など、あらかじめ準備しておくと困ることも少なくなると思います。
ただ、私が住まいの窓口で普段対応しているお客様の例でいうと、現実的な価格感で考えられる⽅が多い印象です。
昨今⼟地の価格が⾼騰していることに驚かれて、現実的に考えられるようになる⽅もいらっしゃいます。コロナ禍だった影響もあってか、安定的で控えめな選択をする⽅が増えているのかもしれません。
第3位:「想定外のお⾦(地盤補強など)がかかってしまった」

地盤補強の必要性などは、⼟地を決めてから検査して分かることなので想定外に費⽤がかかってしまうことがあるのは事実です。
また、
- 諸費⽤を予算に含めていなかった
- 引越しの費⽤まで予算として考えていなかった
など、建物や⼟地以外にかかる費⽤を⾒込んでいなかったことによる「想定外」もありえます。
費⽤の件で困ってしまうことを防ぐためには、かかるかもしれない費⽤も含め、考えられるすべての費⽤を予算化しておくのがよいでしょう。
第2位:「条件に合う⼟地がなかなか⾒つからなかった」

希望のエリアでは予算や希望に合う⼟地が⾒つからず、⼟地探しが難航することもよくあります。
都市部だと3階建てしか建てられない狭⼩地が多いエリアなども多く、⼟地はあるけれど3階建てにはしたくない、横の家との距離が狭すぎて難しい、といった理由でなかなか決まらない⽅もいます。
⾒つからないときは、エリアを広げて探す、利便性を優先して都市部の狭⼩地や広くない⼟地を選ぶ、などの⽅法があります。
どちらを選択するかはお客様の価値観次第。住まいの窓⼝のお客様の例でいうと、どちらを選択する⼈も⼤差なくいる印象です。
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第1位:「予算と希望条件の兼ね合いが難しかった」

予算と希望条件の兼ね合いに悩まれる⽅は確かに多いですね。
予算と希望条件のギャップが出てくる要因の⼀つが、「今住んでいる賃貸物件と同じエリアでの購⼊」を考えてしまっていること。
賃貸物件は駅近のものが多いので、同じエリアで⼟地を探すとどうしても値段は⾼くなります。
また、住まいの窓⼝のお客様には、「⼟地の価格が想像していたより⾼い」とおっしゃる⽅も多く、⼟地の相場観が分かっていないために、予算と希望条件がすり合わないケースもあるのではと思います。
ネットで検索して出てくる⼟地の価格は、いびつな⼟地や⼩さな⼟地も含めた平均価格なので、特に都市部だと、家を建てやすい⼟地を探すとかなり⾼額になってしまうこともよくあるんです。
建物価格、⼟地の価格ともに値上がり傾向にありますし、ご⾃⾝の予算内でいかに希望条件をかなえるかは、⼤きなテーマになると思いますね。
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家づくりをスムーズに進めるためのコツは?

家づくりをスムーズに進めるためには、⾃分の理想の住まいをかなえたいという思いを持つことが重要です。
住宅は⼤きな買い物なので、購⼊したいと思っていても「まだいいか」と先延ばしにしてしまう⽅や途中で検討をやめてしまう⽅も少なからずいます。
ただ、先延ばしにしてしまえば状況は変わりません。
ご⾃⾝で「理想の住まいをかなえたい」という意思を強く持ち、その思いをかなえるために⾏動していくことが必要になります。
そうは⾔っても、そもそも⾃分の理想が分からない、何からどう⼿をつけていいか困ってしまうという⽅も多いと思います。
そんなときは、ぜひプロである住まいの窓⼝のハウジングアドバイザーを頼ってください。
住まいの窓⼝では、ハウジングアドバイザーがお客様の希望条件を整理し、どんな家が理想なのかを⼀緒に考えていきます。意外と⾃分が住まいに何を求めているのかに気づけていない⽅も多いので、住まいに対する価値観をはっきりさせることが可能です。

また、住まいの窓口では家づくりの過程で迷ったときのサポートもしています。 住まいの窓⼝に来られるお客様で希望される⽅には建築会社をご紹介しているのですが、数社訪問されてどの会社にするか決めるときに、迷われる⽅も少なくありません。そのときに、もう⼀度条件を⼀緒に整理し、優先事項の決め直しをお⼿伝いをすることもあります。
皆さんの住まいの理想をかなえられるよう最⼤限のサポートをしていきますので、お気軽にご相談いただければうれしいです。
※本記事は2023年1月に住まいの窓口noteに掲載された内容です。
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注⽂住宅購⼊経験者が困ったことランキング上位

注⽂住宅購⼊経験者が家づくりで困ったことの上位5位は、「予算と希望条件の兼ね合いが難しかった」「条件に合う⼟地がなかなか⾒つからなかった」「想定外のお⾦(地盤補強など)がかかってしまった」「建物にお⾦をかけすぎてしまった」「想定していたよりも完成までに時間がかかった」という結果でした。
記事には他の調査結果も掲載しているので、こちらもぜひ読んでみてください。
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