家を建てるときに、複数のハウスメーカー(住宅メーカー)に問合せをして、それぞれの会社を比較・検討することはとても大切です。

しかし、一度問合せをすると、その後頻繁に営業の電話をもらうのではないかと不安になることもあるでしょう。問合せをするときのコツを押さえておけば、不要な営業電話に頭を悩ませてしまうことも少なくなります。

この記事では、営業電話の断り方のコツや断るときの例文などを解説します。

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家づくりに取り組む際は、初めから1社に絞り込まずに、複数のハウスメーカーを比較・検討することが大切です。各社への資料請求や見積もりの依頼を通じて、それぞれの会社が得意とする分野や費用感などを把握できます。

 

しかし、まだどの会社に依頼をしようか決めていないうちに、何度も営業の電話がかかってくれば、ストレスを感じてしまうこともあります。電話がかかってくることを懸念して、問合せをすることを躊躇していては、思うように家づくりが進まないこともあるでしょう。

 

営業電話に関するストレスを軽減するには、まず「何度も電話がかかってくるのはなぜか」という点を押さえておく必要があります。

 

問合せを行う立場からすれば、ハウスメーカーの営業担当者の電話がしつこく感じられるように思えても、それは作成した顧客リストに沿って、定期的に連絡を取っているだけというケースが多くあります。

 

つまり、営業担当者の立場では問合せを行った人に対して、定期的にコンタクトを取ろうとしているだけにすぎない部分があるのです。

 

そのため、営業担当者からかかってきた電話を無視するよりも、不要な場合は顧客リストから削除してもらうように依頼をする方が効果的な対策になるといえるでしょう。

 

営業担当者であれば、断られることに慣れているケースが多いので、こちら側の意思をきちんと伝えていくことが大切だといえます。

 

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一般的に、住宅カタログなどの資料を請求したり、住宅展示場に足を運んだりすると顧客リストに登録される可能性が高いといえます。

 

商談の見込みがある顧客に対して定期的にメールを送ったり、電話をかけたりすることは、ハウスメーカーの営業担当者の立場からすれば、むしろ自然な行為だからです。

 

そのため、問合せなどを行うときには、営業の電話がかかってくることを前提として対応していくことが大事だといえます。資料請求などを行う際、事前に「電話がNG」であることを伝えておけば、その後の展開がスムーズになっていくでしょう。

 

あいまいな態度を取っていれば、「商談の見込みがある」と勘違いされてしまいやすいので、もし断りたいのであればはっきりとした姿勢を示すことが重要です。

 

営業担当者としても、はっきりと断られた方がほかのお客様や仕事に集中できるため、お互いにとってメリットになります。

 

初めて家づくりを行うときは、電話で断ることにためらいを感じる部分もあると思いますが、直接伝えることに苦手意識があるときは、メールなどで断りの連絡を入れても問題ありません。まずは、自分の意思を相手にきちんと伝えるようにしてみましょう。

 

前述のとおり、電話で今後の連絡が不要であることを伝える以外に、メールで断っても問題はありません。むしろ、連絡が不要だと判断したら、できるだけ早めに連絡をすることが大事だといえます。

 

断るときのポイントとしては、営業担当者に対して「感謝の気持ち」と「今後の連絡が不要」なことをセットで、端的に伝えることです。

 

電話やメールで断るときの例文として、以下のようなものが挙げられます。営業担当者に連絡をするときの参考にしてみてください。

お世話になっております、〇〇(自分の名前)です。

先日は資料を送っていただき、ありがとうございました。

 

その後、家族とも話をして今回は他社で話を進めることになりました。

何かあれば、こちらから連絡をさせていただきますので、今後の連絡は必要ありません。

 

また、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

上記のように、資料請求に対応してくれたお礼と今後の連絡が不要であることをセットで伝えてみましょう。

 

あいまいな理由で断ろうとすれば、「再提案をさせてほしい」などと連絡がくる可能性があるので、今後の検討の余地がない理由もきちんと伝えておく方が無難です。

お世話になっております、○○(自分の名前)です。

先日は資料をお送りいただき、ありがとうございました。

 

現在まだ検討を進めている段階ですので、しばらくしてから、こちらから改めてご連絡を差し上げたいと思います。

 

お忙しいところ恐れ入りますが、今後の連絡は控えていただけると助かります。よろしくお願いいたします。

上記例文1と同様に、資料請求に対応してくれたお礼および検討を保留したい旨と今後の連絡が不要であることを明確に伝えましょう。

件名:先日お問合せをした件について(自分の名前)

 

〇〇株式会社 〇〇様

 

お世話になっております。〇〇です。

先日はお時間をいただきありがとうございました。

 

あれから検討させていただきましたが、他社と契約を進める形となりましたので、ご連絡をした次第です。

お忙しいところ、〇〇様にはとても丁寧に対応していただき、感謝しております。

 

何かありましたら、こちらからご連絡をいたしますので、今後の連絡は不要です。

このたびは、ありがとうございました。

件名: 資料請求について(○○)

 

○○株式会社 ○○様

 

お世話になっております。○○と申します。先日は資料をお送りいただき、ありがとうございました。

 

現在、検討を保留している状況ですので、こちらから必要があればご連絡をさせていただきます。大変恐縮ですが、今後のご連絡は控えていただけますと助かります。

 

お忙しいところご配慮いただき、ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○○(自分の名前)

メールの場合も、電話と同様に感謝の気持ちと今後の連絡が不要であることを簡潔に伝えることが大切です。

 

メールであれば、いつでも連絡を取ることが可能なので、連絡が不要だと感じた段階で早めに連絡をしてみましょう。

 

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家づくりを考え始めたら、ハウスメーカーとの付き合い方がとても重要になります。

 

自分のイメージに合う会社が見つかれば、ほかの会社にも「別のハウスメーカーと契約した」とはっきり断ることができるので、問合せを行うこと自体にためらいを感じる必要はありません。

 

しかし、自分ではどうしても断るのが苦手という方もいるでしょう。LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」なら、ハウジングアドバイザーが、ハウスメーカーの紹介からお断りまで代わりに行ってくれるので、上手に活用してみましょう。

 

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住まいの窓口とは

なぜ、営業の電話は何度もかかってくる?

 

ハウスメーカーでは資料請求や問合せを過去に行った顧客の連絡先をリスト化し、定期的にコンタクトを取るため、結果的に何度も電話をかけてくるケースがあります。営業担当者の立場からすれば、単に見込み顧客と連絡を取ろうとしているだけなので、不要な場合は顧客リストから削除してもらうとよいでしょう。

しつこい営業電話を避けるコツは?

 

何度も電話がかかってくることを避けるには、資料請求などを行う段階で今後の電話連絡は不要であることをきちんと伝えておきましょう。

 

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