家族と一緒にのんびりとくつろぐことができるウッドデッキは、リビングの延長として考えることもできます。すぐにではなくても、将来的にウッドデッキを取り入れたいと考えているのなら、基本的なポイントをあらかじめ押さえておくことが大事です。

この記事では、ウッドデッキを設置するメリットや、ローコスト住宅で設置する際におすすめの素材、費用の目安を解説します。

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住まいを建てた後からウッドデッキを設置することも可能ではありますが、地面の整地や住宅本体のリフォーム費用がかかる場合があります。

 

そのため、ウッドデッキを設けたいと考えているのであれば、家を建てる際に一緒に設置した方がコストは抑えられるでしょう。

 

新築時に同時に設置した方がよい大きな理由としては、新築時であればウッドデッキの設置費用は外構費として、住宅ローンに組み込むことが可能だからです。

 

そして、後からウッドデッキを設置する場合には、工事期間中は設置箇所の周辺を使用できないため、不便になってしまいます。

 

ウッドデッキの設置にかかるコストを下げるためには、使用する素材をよく精査することも大事です。

 

天然素材を使用した場合は、毎年のメンテナンスが必要となり、手間の部分でも負担が生じます。しかし、人工木であればメンテナンスにかかるコストも抑えられるので、設置およびメンテナンスのトータル費用も削減できるでしょう。

 

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家と外をつなげてくれるウッドデッキを新築時から設置することで、いくつかのメリットが得られます。

 

室内から直接出入りができるウッドデッキは、洗濯物を干しやすい点が便利です。洗濯機からの距離が近い場所であれば動線も短くなるため、家事の効率も上がります。

 

また、ウッドデッキを屋根があるタイプのものにしておけば、急な雨でも洗濯物がぬれてしまう心配がありません。

 

ウッドデッキは建物と隣接して設置するため、さまざまな活用方法があります。

 

子どもの遊び場やガーデニングテラス、リラックスのためのくつろぎスペースなど、家族のこだわりや好みによって使い方を変えられるのがメリットです。

 

ウッドデッキにはメリットがありますが、注意しておきたい点もあります。ここでは、2つの点について解説します。

 

ウッドデッキは部屋に続く形となるように、床の高さをそろえて設置するのが基本です。そのため、ウッドデッキと地面との間に空間ができます。

 

生じてしまったすき間については、雑草対策や防虫対策が必要となりますが、狭い空間なので手入れがしづらいのが難点です。

 

対策としては、ウッドデッキの設置工事を行う際に防草シートや砂利、コンクリートを敷く方法が挙げられます。

 

また、ウッドデッキそのものの防虫対策として、人工木を利用するのもよいでしょう。人工木は木粉にプラスチックを混ぜた素材であるため、天然木につきやすいシロアリなどの害虫がつきにくい点がメリットだといえます。

 

ウッドデッキは屋外に設置されているため、定期的なメンテナンスが必要となります。特に、天然木などを使用する場合、色あせや腐食などの経年劣化が起きやすい点に注意しましょう。

 

対策としては、こまめな掃除や定期的な塗料の塗り直し、やすりがけなどが挙げられます。もしも、メンテナンスに負担を感じるようであれば、人工木を選択するのもひとつの方法です。

 

人工木であれば、雨風などの影響を受けにくいのでメンテナンスを行いやすく、天然木特有のささくれや変形も起こりにくいでしょう。

 

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ローコスト住宅にウッドデッキを設置しようとする場合、どのくらいの費用がかかるのかを事前に把握しておきましょう。

 

1平米当たりの金額で見ていくと、素材の種類によって以下のように異なります。

材質

費用

天然木(ソフトウッド)

2万円程度

天然木(ハードウッド)

4万円程度

人工木

3万円程度

ハードウッドの価格はやや高めではありますが、耐久性が高いのが特徴であり、逆にソフトウッドは価格が安い半面、耐久性が低いのが特徴です。人工木は価格面ではハードウッドとソフトウッドの中間と考えてよいでしょう。

 

基礎工事やフェンスを一緒に取り付ける場合は、別途5万~10万円程度の費用がかかります。

 

もしも、自分でウッドデッキをDIYする場合、素材にもよりますが1平米あたり1万5,000円~2万円程度で設置できるでしょう。時間的な余裕があるなら、自分で取組んでみるのもいいといえます。

 

ウッドデッキを設置したいと考えているのであれば、使い方や設置する目的を具体的にイメージしておくことが大切です。事前に検討してみることで、必要な広さも決まって、費用の目安も把握できます。

 

十分に活用しきれない広さのウッドデッキをつくってしまうと、設置費用やその後のメンテナンス費用がかかり、無駄になってしまう恐れがあります。

 

また、安全面で手すりや柵をつけてみると、子どもやペットがいる家庭でも安心でしょう。

 

費用に余裕が生まれそうなら、ウッドデッキに「屋根」をつけることを検討してみてもいいでしょう。屋根を設置することで、雨や直射日光、雪などからウッドデッキを守ってくれます。

 

また、夏場などの強い日差しを遮ってくれる効果もあります。どのようにウッドデッキを使いたいのかを考えたうえで、使いやすさなどの観点からも考慮してみてください。

 

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使い方を具体的にイメージすることで、さまざまな活用方法があるウッドデッキは、家族団らんの場にもなります。

 

しかし、初めて設置するとなると、どのくらいの規模がよいのかも、なかなか想像しづらいものです。自宅の規模に合ったウッドデッキを設置するには、住まいについて何でも相談できる施工会社を探すことが大切です。

 

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また、ローコスト住宅の施工事例も検索することができるので、さらに詳しく調べたい人は以下のリンクも参考にしてみてください。

 

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ローコスト住宅を建てる際にウッドデッキを設置するメリットは?

 

住まいを建てた後からリフォームするよりも、新築の段階で一緒にウッドデッキを設置した方がコストは抑えられます。また、新築時であれば住宅ローンに組み込むことも可能です。

ウッドデッキを設置する注意点は?

 

虫・雑草対策やメンテナンスに費用や手間がかかるという点です。しかし、ウッドデッキの素材を人工木などにすることで、デメリットを抑えることもできます。

実際にウッドデッキを設置する場合の費用はいくら?

 

天然木であれば、2万~4万円程度であり、人工木の場合は3万円程度となります。加えて、基礎工事やフェンスを設置する場合は別途費用がかかるので、自分でDIYをするのもひとつの手です。

 

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