テラスとは、建物の1階部分にある地面から一段高いスペースのことです。テラスにはさまざまな使い道があるため、家を建てるときにテラスの設置を検討する方もいるのではないでしょうか。今回は、テラス付きのローコスト住宅を建てるケースを例に、費用の目安や楽しみ方について紹介します。
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テラスの主な種類・費用の目安は?

テラスの素材にはいくつかの種類があり、見た目や費用が異なります。テラスの種類と特徴、費用の目安についてそれぞれ見ていきましょう。
ウッドテラス
ウッドテラスとは、その名のとおりウッドデッキ材を使用したテラスのことです。ナチュラルな趣で住宅や庭と調和しやすいのが特徴です。リビングの床と同じ見た目にすれば、リビング空間を広く見せることもできます。
ウッドデッキ材には天然木材と人工木材があり、天然木材は日光が当たっても表面が熱くなりにくいというメリットがありますが、経年変化で朽ちやすくなる点がデメリットです。一方、人工木材は趣こそ天然木材に劣りますが、耐久性があるためメンテナンスの手間がかかりにくいといったよさがあります。
気になる費用相場は、10万円台~50万円以上と幅があり、広さなどによっても変わってきます。
コンクリートテラス
ウッドテラスよりも耐久性が高いのが、コンクリートテラスです。汚れがついてもすぐに洗い流すことができ、費用も10万円台~20万円台と、比較的安いことが特徴です。
レンガ風につくられたコンクリート素材などもあるので、デザインにこだわりたい方にもおすすめといえます。
石材・レンガを使ったテラスも
少し費用は高くなりますが、石材やレンガを用いたテラスもあります。見た目がおしゃれで高級感がありますが、費用相場は20万~となっています。
ご紹介したように、テラスの素材にはいくつか種類があり、ローコストにするためには材質選びがポイントです。また、テラスの広さによっても費用が異なるため、面積も考慮しながら材質を選びましょう。
ただ、ローコスト住宅でテラス付きのプランを選択すれば、標準仕様にテラスが含まれているため、テラスにかかる費用を気にせずに済みます。しかし、そのほかの部分でコストカットを図っている可能性があるため、総合的に判断することが大切です。
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それでは次に、テラスの主な楽しみ方について紹介します。
ガーデニングや家庭菜園
テラスの日当たりがよければ、プランターを置いてガーデニングや家庭菜園を楽しめます。ガーデニング用品の運搬作業も、1階なので比較的楽に行えて効率的です。テラスの雰囲気が華やかになり、工夫次第では室内からも緑を眺めることができます。
プライベートスペース
テーブルや椅子を置いてカフェスペースにしたり、バーベキューを楽しんだりと、プライベートスペースとしても活用できます。家の中とは異なり、街の音や自然の音を楽しめるのもテラスならではの良さです。過ごしやすい季節であれば、日常的にダイニングとして使うこともできるでしょう。
2階テラスは洗濯物を干すスペースにも
住宅のテラスは基本的には1階部分を指しますが、2階以上にあっても洋風テラスとして扱われるケースがあります。2階テラスであれば、1階よりも日当たりがよいことが多いため、洗濯物を干すスペースとして活用できるでしょう。
また、1階よりも外から見えにくい構造であることが多いため、2階テラスの方がプライバシーを守りながら活用しやすい側面があります。
テラス部分をローコストにするポイントは?

テラス部分の費用を抑えるポイントは、前述したとおり、テラスの材質を安いグレードにすることです。ウッドテラスよりはコンクリートテラスの方が安い傾向がありますが、ハウスメーカーによってグレードや価格帯が異なるため、よく確認するようにしましょう。
選択肢として、購入後にDIYによってテラスを充実させる方法もあります。そのため、購入時は標準仕様からグレードを変えず、後から自分たちで好きなように変えてみるのもいいでしょう。
また、1階部分は日当たりがよいためテラス屋根を検討するケースもあるかと思いますが、屋根の設置は追加でコストがかかります。商品をよく比較して検討するようにしましょう。
記事のおさらい
テラスの材質の種類や費用の目安は?
ウッドテラスやコンクリートテラスなど、テラスの材質には複数の種類があり、費用相場も異なります。詳しくは、「テラスの主な種類・費用の目安は?」をご覧ください。
テラスではどんな楽しみ方がある?
バーベキューをするなどしてプライベート空間として活用するほか、ガーデニングや家庭菜園のスペースとしても活用できます。詳しくは、「テラスの楽しみ方は?」をご覧ください。
テラス部分の費用を抑えるポイントは?
ローコスト住宅ではテラス付きのプランもあるため、標準仕様であれば費用が追加でかかることはありません。詳しくは、「テラス部分をローコストにするポイントは?」をご覧ください。
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