- 資料請求で理想の家づくりのヒントを発見
- ハウスメーカーの資料には、最新技術や多様なプランが満載で、自分では気づかなかった潜在的なニーズを発見できます。家族で具体的なイメージを共有し、家づくりの話し合いを始めるきっかけとしても役立ちます。
詳しくは、「ハウスメーカーに資料請求をするメリット」をご覧ください。 - 豪華な仕様に注意し、予算と見比べよう
- カタログには魅力的な設備やオプション仕様が多く掲載されています。理想が膨らみすぎると、標準仕様や現実的な予算とのギャップが生まれやすいため、あらかじめ大まかな予算を決めておくことが大切です。
詳しくは、「ハウスメーカーに資料請求をする注意点」をご覧ください。 - 特徴や価格帯を複数社比較するのが重要
- 各社の得意なデザインや工法、性能などの特徴を比較しましょう。坪単価や参考本体価格からおおよその価格帯も確認し、複数の会社を比較検討することが、理想の家づくりにつながります。
詳しくは、「資料でチェックしておきたいポイント」をご覧ください。
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ハウスメーカーの資料やカタログには、家づくりのヒントが数多く掲載されています。効率よく家づくりの情報収集を行うためには、ぜひとも活用したいツールのひとつです。
今回は、ハウスメーカーに資料請求するメリットと注意点について解説します。そのうえで、具体的なチェックポイントや、上手に活用するためのコツも併せてみていきましょう。
ハウスメーカーに資料請求をするメリット

まずは、ハウスメーカーの資料を取り寄せるメリットを紹介します。
知らなかった情報に触れられる
ハウスメーカーの資料には、間取りプランや施工事例、最新の技術、流行のデザインなどのさまざまな情報が掲載されています。そのため、家づくりに関して知らなかった情報を幅広く入手できるのが大きなメリットです。
また、各ハウスメーカーの強みや力を入れているポイントも分かりやすく紹介されているため、複数の会社を比較したいときにも便利です。
新しいアイデアやヒントが見つかる
家づくりの技術は年々進化しており、数年で新しいものが生み出されることもあります。
ハウスメーカーの資料には、最新の技術によって実現できるプランや設備が掲載されているため、新しいアイデアが見つかるきっかけにもなります。
自分でも気づいていないニーズが見つかる
資料では写真を豊富に用いたプラン紹介や、図解などで分かりやすく解説された性能紹介が行われています。
実際に目を通してみることで、自分でも気づかなかったような潜在的ニーズが見つかり、先入観にとらわれないプランを考えられるようになるのも大きなメリットです。
家族で話し合いをするきっかけになる
資料には一通りの情報がまとまっているため、それを基に家族で話し合いを持つきっかけとなります。
写真やイラストなどが用いられていることで、興味も引きやすいつくりになっているため、家づくりの過程を家族で一緒に楽しむにはもってこいのツールです。
ハウスメーカーに資料請求をする注意点

続いて、資料請求をする注意点も確認しておきましょう。
理想のイメージが膨らみ、標準仕様との間にギャップが生まれやすい
資料やカタログには、そのメーカーが自信を持って紹介できる最高グレードの設備や仕様が掲載されることが多いです。
そのため、写真や情報に触れるなかで理想のイメージだけが膨らんでいき、自然と現実的な予算感から離れていってしまう可能性もあります。
そのため、掲載されたプラン・設備のグレードや標準仕様との違い、価格帯などもよくチェックしておきましょう。
情報過多によって整理がしにくくなる
ほとんどのハウスメーカーが独自の資料を用意しているため、あまりにも多くの資料を集めようとすると、情報過多になって考えがまとまらなくなってしまうケースもあります。
気になるメーカーがいくつか絞り込めている場合は、資料請求する先を数社程度にまで抑えて、1社ずつじっくりと目を通すようにするのもひとつの方法です。
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資料でチェックしておきたいポイント

ハウスメーカーの資料に目を通す際には、知りたい項目やデータを先に整理しておくと、効率的に情報収集が行えるようになります。
ここでは、具体的なチェックポイントを3つの視点から紹介します。
1. メーカーごとの特徴や強み
ハウスメーカーは、それぞれ独自の技術や得意分野を持っています。理想のプランに合った依頼先を見極めるためには、各社の特徴を正しくとらえることが大切です。
主な比較ポイントは次のとおりです。
比較ポイント
- 得意な外観デザイン
- 得意な構造、工法(木造、鉄骨造、在来工法、2×4工法など)
- 耐震性、免震構造
- 気密性、断熱性
- 換気性能
- 省エネ、創エネ設備
- 耐久性
- プランの提案力
- プランの柔軟性、幅広さ
- アフターサービス
2. 価格帯
大手ハウスメーカーであるからといって、必ずしも高価格帯の商品ばかりを取扱うとは限りません。
低コストかつ安定した品質に強みを持つメーカーも多いため、プランだけでなく坪単価や参考本体価格などからおおまかな価格帯もチェックしておくといいでしょう。
3. カタログの種類による違い
ハウスメーカーのカタログにはいくつかの種類があり、会社によっては細分化されているケースもあります。
たとえば、施工事例や間取り図などが掲載された「実例カタログ」、主に取扱う間取りや設備、エクステリアが掲載された「住宅商品カタログ」などは、多くのハウスメーカーが顧客向けに用意している資料です。
そのほかに、耐震性や断熱性、構造などのテクノロジー面に特化した「技術カタログ」をそろえているメーカーもあります。また、企業の理念や沿革などが中心に掲載された「総合カタログ」などもあります。
このように、資料が細かく分かれている場合は、必要に応じて適したものを選ぶことも大切です。
資料を上手に活用するためのポイント

資料を上手に活用するためには、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。ここでは、資料請求を行う前に知っておくべき点を見ていきましょう。
あらかじめ決められることは話し合っておく
資料の内容をプラン決めや予算設定に生かすためには、あらかじめおおまかな方向性を家族で話し合っておくといいでしょう。
建てたい地域や優先的に叶えたい条件が固まっていれば、情報収集と整理がスムーズに進みます。
複数のハウスメーカーを比較する
得意とする工法やデザイン、技術はハウスメーカーごとに大きく異なります。
また、取扱う価格帯やサービスにも違いがあるため、情報収集の段階では1社に絞り込もうとせず、複数の会社で比較することが大切です。
住宅展示場にも足を運んでみる
住宅展示場には、各メーカーが建てた見学用のモデルハウスが設置されており、実際に中に入ってサイズ感や設備のデザインなどを確かめることができます。
専門知識を持った担当者への相談も受け付けているので、資料を通して気になったメーカーがあれば、積極的に足を運んでみるのがおすすめです。
住宅展示場の回りかた講座 住宅展示場・モデルハウス見学可能な家のカタログを探す電話や訪問による営業を避けたい場合はその旨も伝えておく
資料請求は「その会社にある程度興味を持っている」という意思表示にもなるため、お礼や挨拶などの名目でハウスメーカーから電話がかかってくることも多いです。
直接詳しい内容を相談できるアフターフォローとしての役割もあるため、基本的には電話がかかってくることを前提として利用するといいでしょう。
また、電話営業を避けたい場合は、資料請求の際にその旨を伝えておくのもひとつの方法です。
予算を明確にしておく
予算を固めるよりも前に資料で情報収集をしようとすると、どうしても理想と現実のギャップが生まれやすくなり、かえって情報整理が難しくなってしまいます。
家づくりにかけられる予算の上限は、用意できる頭金や無理なく返済できる住宅ローン借入額などからある程度決まってくるため、先に計算しておくのがおすすめです。
注文住宅の価格・相場講座 家づくりについて無料で相談する資料の一括請求に便利なサービス

ポイントさえ意識すれば、ハウスメーカーの資料やカタログは家づくりに役立つ情報をまとめてチェックできる便利なツールです。
複数のハウスメーカーから資料を集めておき、理想の家づくりが行えるパートナーを見つけるつもりでじっくりと目を通しましょう。
LIFULL HOME’Sの住宅カタログでは、地域や価格帯、構造、性能、デザイン、エコロジーといった幅広いテーマから理想に当てはまるハウスメーカーを絞り込み、資料をまとめて請求することができます。
独自に調査した「住宅メーカーランキング」や「カタログランキング」、「施工事例ランキング」もチェックできるので、家づくりの理想的なパートナー選びにぜひご活用ください。
記事のおさらい
ハウスメーカーに資料請求する注意点は?
基本的には最高グレードの設備や仕様が中心に掲載されるため、プランのイメージが現実的な予算から離れていってしまうことがあります。そのため、資料請求をする前に、おおまかな予算を明確にしておくのが活用のコツです。
ハウスメーカーの資料では何をチェックすべき?
外観デザインや耐震性、気密性、断熱性、省エネ性、プランの提案力と柔軟性、アフターサービスの充実度などから、各社の特徴や強みを1つずつ見ていきましょう。また、メインで取扱われている価格帯(坪単価や参考本体価格)とサービスのバランスも意識することが大切です。
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よくある質問
Q.1 ハウスメーカーの資料請求って、した方がいい? どんなメリットがある?
A.1 はい、家づくりを始めたばかりなら、ぜひ活用しましょう。資料には間取りプランや最新技術、デザインの事例など家づくりのヒントが満載です。思いがけないアイデアを発見したり、家族と理想の住まいを話し合うきっかけになったりします。
Q.2 資料請求すると、しつこい営業電話がかかってきそうで不安です。
A.2 電話がかかってくることもありますが、詳しい相談ができる良い機会と捉えることもできます。もし営業電話を避けたい場合は、資料請求の際に「電話連絡は不要」と書き添えておきましょう。
Q.3 カタログに載っている素敵な家は、そのままの価格で建てられるのでしょうか?
A.3 カタログの写真は、オプション設備などを含む最高グレードの仕様になっている場合が多いです。標準仕様とは異なる可能性があるため、どこまでが基本の価格に含まれるのかを確認することが重要です。
Q.4 たくさんのハウスメーカーから資料が届いたら、どこを比べればいいですか?
A.4 デザイン、性能(耐震性や断熱性)、得意な工法、アフターサービスといった各社の「特徴」を比較するのがおすすめです。併せて、坪単価などから価格帯を確認し、自分たちの予算に合うかしっかり見極めましょう。
Q.5 資料請求をしたいのですが、その前に何か準備しておくことはありますか?
A.5 はい、事前に「家づくりの予算」と「希望条件の優先順位」を家族で話し合っておくと、集めた情報を比べやすくなり、その後の検討がスムーズに進みます。
Q.6 気になる会社がいくつかある場合、一社ずつ資料請求しないとダメですか?
A.6 住宅情報サイトの「一括請求サービス」を利用すれば、一度の入力で複数のハウスメーカーにまとめて資料請求ができます。効率的に情報収集できるので、ぜひ活用してみてください。
更新日: / 公開日:2023.03.20










