家づくりノートで理想の住まいを実現
家づくりノートは理想の家を具体化するためのツールです。家族の要望を整理し、好みを明確にできるため、建築会社との打ち合わせがスムーズに進みます。思いついたアイデアを記録することで、専門家へ相談する際にも役立ちます。
詳しくは、「家づくりノートのメリット」をご覧ください。
家づくりノートに盛り込むべき情報
家づくりノートには、家族のライフスタイルや要望、資金計画、土地探しに関することなどをカテゴリーごとに整理して書き込みましょう。テンプレートを活用しつつ、必要な項目を追記して内容を充実させることが大切です。
詳しくは、「家づくりノートに書いておきたい項目」をご覧ください。
成功に導く家づくりノート作成の秘訣
家づくりノートは、ページを追加できるバインダー形式や、スケッチしやすい方眼ノートがおすすめです。要望には理由を添え、優先順位をつけておくと考えがまとまりやすくなります。客観的な視点を取り入れることも重要です。
詳しくは、「家づくりノートの成功の秘訣」をご覧ください。

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理想の家を建てるためには、求める条件や要望をきちんと整理しておくことが大切です。ただ、実際に建築会社と打ち合わせを行うときに、うまく考えを伝えられないことも珍しくありません。

 

自分や家族の考えを整理するときに役立つのが「家づくりノート」であり、うまく活用することで、理想の家づくりに近づいていきます。

 

今回は、家づくりノートを作成するときのポイントや書き方のコツについて解説します。

家を建てる

 

家づくりノートは、自分や家族が住みたい家のイメージを明確にするためのノートのことを指します。

 

間取りや家具の配置など、直感的によいと感じるものをどんどん書き込んでいくものであり、気になった雑誌の切り抜きを貼ったり、Webサイトからダウンロードした資料をファイリングしたりします。

 

書き方に一定の決まりはなく、気になったことを細かく盛り込んでいくことで、理想とする家の情報をまとめた一冊が出来上がります。

 

家族と意見を擦り合わせるために用いたり、建築会社との打ち合わせのときに見せたりすれば、家づくりをスムーズに進められるはずです。

 

また、後から家族の大切な思い出として振り返ることもできるので、家づくりノートの作成にぜひ取り組んでみましょう。

 

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家づくりノート

 

家づくりノートを作成するメリットとしては、自分も含めた家族間での好みや要望が明確になる点が挙げられます。漠然と考えるよりも頭の中を整理でき、それまで気づかなかった部分にも目を向けられるようになります。

 

建築会社との打ち合わせを行う前には、家族間で意見を取りまとめておく必要があります。家づくりノートを作成していれば、どういった点で家族の間で意見が違っているのかを明らかにでき、妥協点をうまく探っていけるはずです。

 

また、思いついたアイデアを忘れずに記録として残しておくことによって、専門家に相談するときに実現可能かどうかを尋ねられます。予算やこだわりたい工法などを比較検討する材料にもなります。

 

家づくりを成功に導くためには、担当者との間でイメージを共有していくことが欠かせません。家づくりノートは情報を一元化できるので、作成を通じて伝えたいことを明確にできます。

 

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家族で話し合う

 

家づくりノートを作成するときに心がけておきたいことは、カテゴリーごとに整理していく点です。

 

思いついたことをどんどん書き込んでいくので、後から見返したときに何について集めた情報なのか分かるようにしておきましょう。

 

盛り込むべき内容としては、次のようなものが挙げられます。

  • 家族のライフスタイル

  • 家族の要望や希望(間取り・建物の性能・デザイン・住んでみたいエリアなど)

  • 家づくりのタイムスケジュール

  • 予算決め、資金計画

  • 土地探しに関する項目

  • 間取りのプランニング

  • 住宅展示場や家づくりセミナーで得た情報

白紙の状態から家づくりノートを作成しようとすると、たくさんの情報を盛り込んでいるように見えても、記載すべき事柄が漏れている可能性があります。

 

Webなどからテンプレートがダウンロードできますが、ご家庭の実情に合わせて必要な項目を付け足すなどして内容を充実させてみましょう。

 

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間取り図

 

家づくりノートを効率良く作成するためには、持ち運びがしやすいサイズで、マス目のある方眼ノートを使ってみましょう。雑誌の切り抜きなどをうまく貼れますし、スケッチをしやすいはずです。

 

また、実際に家づくりノートの作成を始めるとすぐにノートが埋まっていくことも珍しくありません。ページを追加できるように、バインダーで管理できるものを選んでみると便利です。

 

そして、すべての事柄を紙に書こうとせずに、間取り図作成のアプリや住宅カタログなども積極的に活用して視覚的に見やすいノートをつくっていきましょう。

 

多くの情報を見比べられる状態を整えておくことで比較検討しやすく、自分や家族の好みがハッキリとしてきます。

 

さらに、書き込んだ情報を整理していくうえでは、希望する条件や要望などに優先順位をつけてみることが大切です。たくさんの情報を書き込んでいくからこそ、特にどの情報が重要であるのかを明確にしていきましょう。

 

要望については漠然と書いてしまうのではなく、きちんと理由も添えておくのが重要です。明確な理由があるのであれば、実際に実現できるかどうかを担当者に尋ねられるため、理想の家づくりに一歩近づけます。

 

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オンラインセミナーに参加する

 

家づくりノートを作成することはとても重要ですが、一方で客観的なデータや情報が不足してしまいがちになる面もあります。

 

多くの会社が家づくり相談会やセミナーを開催しているので、必要に応じて参加してみるのがおすすめです。

 

LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」は、家づくりのことについて何度でも無料で相談できます。

 

中立的な立場であるアドバイザーが意見や要望を伺ったうえで、約80社に及ぶ厳選されたハウスメーカーや工務店の中から、おすすめの会社を紹介してくれます。

 

また、専門家による個別講座も多数開かれており、家づくりに関する基本的なことから専門的なことまで学べます。オンラインでの参加も可能なので、学びたいときにいつでも知識を得られて便利です。

 

主な個別講座として、次の2つを紹介します。

「はじめての家づくり講座」

家づくりを始めたけれど、何から手をつければいいか分からないといった方におすすめの講座です。家づくりのスタートを切るために必要な事柄を学べるため、全体的なイメージを持ちやすくなります。

 

予算の決め方や土地探しのポイント、建築会社の選び方など、最初のステップに必要なことを教えてもらえます。どのような手順で進めていけばいいかが分かることで、次の行動に結びつけやすくなります。

「パパママ向け注文住宅講座」

パパやママが抱えやすい悩みについて、お金の面も含めて学べる講座です。

 

子どもが何歳になるまでに家を建てるべきか、子どもと住宅にかかる費用のバランスをどう取るのかといった視点から、家づくりを考えていけます。

 

はじめての家づくり講座 パパママ向け注文住宅講座

家づくりノートを書く

 

この記事のポイントをまとめますので、おさらいしておきましょう。

ポイント

  • 家づくりノートとは、住まいに関する理想を書きとどめながら具体化していくためのツール
  • 家づくりノートを作成することで、建築会社との打ち合わせがスムーズに進められる
  • 項目が多くなりがちなので、カテゴリーごとにまとめてみると見やすくな
  • 間取り図のアプリや住宅カタログなども活用してみるといい
  • 家づくりセミナーなどを通じて、専門家から基本的な知識を学ぼう
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Q. 1. そもそも「家づくりノート」とは何ですか? 何のために作るのでしょうか?

A. 1. 家づくりノートとは、ご自身やご家族が住みたい家のイメージを具体的にしていくためのノートです。決まった書き方はなく、間取りやデザイン、家具の配置など、理想の住まいに関する情報を自由に書き込んだり、雑誌の切り抜きやWebサイトの画像を貼ったりして作成します。このノートを作ることで、漠然とした夢や希望が整理され、ご家族や建築会社とイメージを共有しやすくなるため、理想の注文住宅づくりに役立ちます。

Q. 2. 家づくりノートを作ると、具体的にどんないいことがありますか?

A. 2. 主に3つのメリットがあります。

  1. 家族の要望が明確になる:頭の中だけで考えていたことが整理され、家族それぞれの好みや希望が「見える化」されます。
  2. 家族間の話し合いがスムーズになる:意見が違う点や、お互いが妥協できる点が見つけやすくなり、家づくりに関する話し合いが進めやすくなります。
  3. 建築会社との打ち合わせが効率的になる:理想のイメージや要望をまとめたノートを見せることで、言葉だけでは伝えきれないニュアンスまで正確に伝えることができ、打ち合わせがスムーズに進みます。

Q. 3. 家づくりノートに、何から書けばいいか分かりません。具体的な項目を教えてください。

A. 3. 思いついたことから自由に書くのが基本ですが、後から見返しやすいようにカテゴリー分けするのがおすすめです。具体的には、以下のような項目を参考に、ご自身の状況に合わせて書き出していくとよいでしょう。

  • 家族のライフスタイル(現在の暮らし、将来の暮らし)
  • 家族それぞれの要望や希望(間取り、デザイン、性能、エリアなど)
  • 家づくりのスケジュール
  • 予算や資金計画
  • 土地探しに関する情報
  • 住宅展示場やセミナーで得た情報

Q. 4. ノートの書き方にルールはありますか? 上手な作り方のコツが知りたいです。

A. 4. 決まったルールはありませんが、作り方のコツはいくつかあります。

  • 持ち運びやすいノートを選ぶ:外出先でひらめいたアイデアをすぐに書き込めます。
  • 方眼ノートやバインダー式のものを使う:図やスケッチが描きやすく、雑誌の切り抜きを貼ったり、後からページを追加したりするのに便利です。
  • アプリやカタログも活用する:間取り図作成アプリや住宅カタログの写真などを活用すると、より視覚的で分かりやすいノートになります。
  • 要望には理由も添える:なぜその設備が欲しいのか、なぜそのデザインにしたいのか理由を書いておくと、後で建築会社から代わりの案を提案してもらいやすくなります。

Q. 5. やりたいことや希望がたくさんあって、考えがまとまりません。どうすればいいですか?

A. 5. まずは思いつくままにすべての要望を書き出してみましょう。その上で、書き出した項目に「絶対に譲れないこと」「できれば実現したいこと」「今回は諦めてもいいこと」といったように、優先順位をつけていくのがおすすめです。たくさんの情報を整理することで、ご自身やご家族が本当に大切にしたいことが明確になり、家づくりの軸が定まります。

Q. 6. 自分の知識だけで家づくりを進めるのが不安です。ノートを作った後はどうすればいいですか?

A. 6. 家づくりノートは、あくまでご自身の希望をまとめるものなので、客観的な情報や専門家のアドバイスも参考にすることが大切です。多くのハウスメーカーや工務店が開催している家づくり相談会やセミナーに参加してみましょう。また、LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」のように、中立的な立場でアドバイスをくれる無料の相談サービスを活用するのもおすすめです。専門家から家づくりの基本的な知識を学ぶことで、より安心して家づくりを進められます。

更新日: / 公開日:2021.03.15