住みやすそう!まねしたい! 夢がかなう 厳選間取り実例20選 | 厳選間取り ベッドルーム・玄関 編 #09~#14
プライベート空間であるベッドルームと、家の顔である玄関。せっかく注文住宅を建てるなら、本来の役割以外にもプラスアルファの要素を加えたり、オリジナリティを追求したりしたいですよね。
そこで今回は、斬新な発想が生み出した個性的かつ機能的なベッドルームと玄関をご紹介。固定概念にしばられない自由な間取りは、暮らしをより楽しく、快適にしてくれます。
ベッドルーム編
家族との距離感を調整できる配置が◎
プライベートな空間ゆえに、住む人のパーソナリティーが表れやすい寝室。ご紹介する中三階の寝室は、プライバシーを重視して玄関から最も遠い静かな角部屋に配置。一方、室内窓のある寝室は、窓を介してリビングにつながるよう工夫された間取り。お好みはどちらのタイプですか?
#09 空気循環も配慮した大きな室内窓

寝室は2階にあり、リビングの吹き抜けに向けて開く、黒サッシの室内窓が特徴的。室内窓があることで、家の中に自然な空気の流れが生まれます。室内窓を閉めれば、完全なプライベート空間、開ければリビングにいる家族の声が聞こえるので、孤立感もありません。

#10 子どもが喜ぶロフトベッド

家具の配置が難しい、奥行きのある4畳半の子ども部屋。部屋の形に合わせてロフトベッドを造り付け、空間を隅々まで効率的に使って窮屈感を克服しています。ベッド下も活用し、学習机やキャビネットを設置。はしごや手すりにデザインを施せるのも、造作家具の魅力です。

#11 斬新な発想で生み出す中三階寝室

間口3.64mほどの奥行きが深い、長屋のような空間には、高低差を付けた斬新な間取りの工夫が満載。2階リビングから、階段を5段上った中三階に寝室を設け、真下にできた空間にほぼ同じ床面積の納戸を確保。高さ1.3mの納戸には、リビングフロアから出入りできます。

玄関編
プラスアルファの要素で個性と機能を追求
出入り口としての本来の役割にとどまらず、プラスアルファの機能を持たせた、オリジナリティあふれる玄関に注目です。玄関をリビングの一部に据えたり、趣味の自転車の収納スペースを兼ねたり、旅館のような上質なしつらえにしたり…。来客者の印象に残る個性派ぞろいです。
#12 玉砂利が印象的な和モダンな畳玄関

趣きある旅館のような、格調高いしつらえを楽しめる和モダンな玄関。上がり框の下で、ライトに照らされて浮かび上がる玉砂利が目を引きます。玄関廊下を畳敷きにして、格子戸越しに見える正面の和室とひと続きにし、視覚的な奥行きを持たせた空間演出は見事です。

#13 趣味を活かしたディスプレイ収納

スポーツサイクルを楽しむご夫婦の趣味を活かしたガレージ風玄関。腰掛けを兼ねた低い靴箱の上部の壁面を活用して、自転車をディスプレイ収納。土間を弧を描いた形状にする工夫で、最小限のスペースでも、玄関で自転車整備がしやすいよう配慮しています。

#14 遊び心満載のリビング直結エントランス

玄関を入ると扉や廊下はなく、いきなり大空間のLDKが広がるワンフロアの間取りが斬新です。リビングと一体化した広い玄関土間には、大きな窓からの採光と、上部には階段のための吹き抜けがあるので開放感もたっぷり。薪ストーブや有孔ボードのディスプレイ収納もおしゃれです。

間取りは自由に
のびのびと発想しよう
ご紹介した6つの間取りはどれもユニークで、それぞれの家族の個性を感じる空間でした。
ベッドルームは、リビングとのつながりやスペースの使い方、家のどこに配置するかを意識すると、限られた面積を有効活用できます。
一方、来客者の印象を左右する玄関は演出も大切。玄関につながる部屋もデザインのひとつと考えると、こじんまりとしがちな玄関に開放感が生まれます。また、収納の仕方を工夫することで、機能性と個性の両方を手に入れることができます。
間取りを考えるときは、自由にのびのびと発想することが大切。今回ご紹介した間取りを参考に、ベッドルームや玄関にも遊び心をプラスしましょう。
- 出典:家を買Walker (KADOKAWA)
- 撮影 = 井上洋平
- 取材・文 = 小林優子
- イラスト = 岡本倫幸
- 編集 = LIFULL HOME'S 編集部
更新日: / 公開日:2019.08.01















