ここでは、注文住宅を建てた後に気づきがちな失敗を避けるために、事前に確認すべき「間取りのチェックポイント」を紹介します。
「注文住宅の間取りを決めて、あとは正式発注をするだけ!」という方も、「これから間取りを決めていく」という方も、より現実的な視点から細かくポイントをチェックすることで「注文住宅でありがちな失敗」を免れることができるかもしれませんよ。
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玄関は狭すぎないか

玄関が、ある程度の広さを確保できているのかを改めて確認しましょう。単純に、くつを脱ぐ、履くだけの場所としてではなく、収納力についても注意が必要です。
ここからは、玄関のチェックポイントについて詳しく見ていきましょう。
玄関は廊下よりも広めに
人と人がすれ違うだけでなく、「しゃがむ、くつを脱ぐ、履く」という動作が必要になることを前提に考えましょう。
家族2人が同時にその動作をしても問題のない、長さ1.5mから1.8m程度の距離を確保できれば理想的です 。
子どもの場合は、くつを履くのに補助が必要になるかもしれない…など、さまざまなシーンを想定してみてください。
シューズボックス(下駄箱)は十分か
シューズボックスは玄関をすっきりとさせたり、くつを保管したりするために必要です。家族のくつが、どれくらいの量になるのかを把握しておきましょう。
くつにはブーツや長ぐつといった高さのあるくつも含めて考えてください。くつが多い家庭であれば、土間収納などもおすすめです。
将来、大きなものを置く可能性はないか
玄関には、大きなものを収納する機能が必要な場合もあります。将来、ベビーカーや三輪車、自転車などを置く可能性はないでしょうか。
子どもの外遊び用のおもちゃやガーデニングアイテムなどの収納が必要な家庭もあります。なお、バリアフリーを考えるのであれば、車椅子での出入りのことも考慮しましょう。
「生活動線」を意識した間取りになっているか

間取りを決める際は生活動線が重要です。その中でも「家事動線」 は特にしっかり確認しましょう。家事は毎日繰り返されるものであり、家事動線が考慮されていないと、家事をする人に大きな負担がかかります。
例えば、以下のような動きを間取り図の上で確認してみましょう。
- キッチン、洗面所、バスルームなどの水回りが離れすぎていないか
- 調理中、冷蔵庫や食器棚、ごみ箱への移動は遠すぎる間取りになっていないか
- 洗濯機と洗濯物を干す場所が離れすぎていないか
- 上記の動線の邪魔になる家具はないか
これらの作業での動きを間取り上で「線」として記入し、想像以上に移動が必要になってしまう場合は、間取りを考え直したほうがいいかもしれません。
その他、生活動線としては以下のような点にも気を付けてみましょう。
- 寝室とトイレが遠すぎないか、近すぎないか(水を流すときの音が気になるなど)
- 騒がしくなる部屋と、騒音を避けたい部屋が隣接していないか(子どものお昼寝の場所とリビングが隣接など)
- 寝室、個室などのプライベート空間が、来客に丸見えになってしまわないか(玄関からリビングまでの間に寝室があるなど)
- インターフォンの設置場所、電話の設置場所は、「急いで対応する」際に困難な場所ではないか(キッチンから遠いなど)
日当たりと風の通り道はチェックしたか…エアコンの効きにも影響

日当たりと風通し も重要です。これらについては「日除けをつける」「空調をつける」といった対策も可能ですが、できるだけ快適に過ごせる間取りを選びたいものです。
こちらも間取り図を見ながら、日当たりと風通しをチェックするようにしましょう。
- どの窓からどのように風が抜けるか間取り図に書いてみる。あまりにも風通しが悪すぎる場所はないか。
- どの窓からどのように日光が入るか間取り図に書いてみる。日当たりが悪い場所には窓や電灯を設置するなどの対応を。
- 家具に日光が当たりすぎる場合も注意が必要。家具で窓が塞がってしまわないかも確認する。
- 暖房、冷房の効きやすさにも注意。風通しを調整できない場合は注意が必要。
- 吹き抜けは寒くなる可能性もあるので、本当に必要かどうかを考える 。
- ロフトは暑くなる可能性もあるので、本当に必要かどうかを考える 。
収納は少なすぎないか・使いにくくないか

収納場所 は、生活空間ではないだけに小さくしてしまいがちですが、物がきちんと収納されないと結局は生活空間が狭くなってしまう恐れがあります。
「もっと収納が多いほうがよかった」という失敗談は多いものです。間取りを決める際、「そこに何を収納するか」まで考えてみましょう。
収納場所の数や位置
- 収納場所が少なすぎないか(服、本などの荷物だけでなく、調理器具やお皿なども)
- 「使うもの」が「使う場所」の近くに収納できるか(トイレ用品や掃除用具など)
- 収納のせいで、家具が置けなくなってしまうことはないか(テレビを置きたい場所に壁面収納など)
収納の形や用途
- 床に物を置くだけの収納場所になってしまわないか(棚やラックがないと立体収納が難しく使いにくいことも)
- 棚が高すぎたり低すぎたりして、目的のものが置けない可能性はないか。奥行もチェック(ゴルフバッグ、ロングコートなど)
「実際の生活」を思い描きながら間取りを決定しよう

間取りは、実際に住んでみてから「失敗」に気づくことが多いので、できるだけ「実際はどうなのか」を検証し、何度もチェックを繰り返すようにしましょう。
もし可能であれば、友達や知人に見てもらうことで、新しい気づきが得られる可能性もあります。家族はチェックを重ねるうちに見慣れてしまうので、第三者の目を借りるとよいでしょう。
また、インターネットに掲載されている「経験談・失敗談」なども参考にしてみてはいかがでしょうか。
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更新日: / 公開日:2019.03.29










