投稿日:2017/04/27
皆さんは引越しの後、引越しそばを食べた経験がありますか?「ダンボールが山積み、荷ほどきも終わっていなくて料理どころじゃない!」という人でも、ゲン担ぎのために出前でおそばを頼んで食べたという方もいるのでは?
では今、引越し作業後、引越しそばを食べる人はどのくらいいるのでしょうか。
それでは実際に「引越しそばを食べている人がいるのか?」、引越しをした19~59歳までの364人(男性:179人、女性:185人)にアンケートを取りました。
引越しそばを『食べる』と答えた方は全体の24.4%、ほぼ、4人に1人は引越しそばを食べていることになります。
男女を比較すると、引越しそばを食べるのは男性が約6.5人に1人、女性が約10人に1人という結果に。意外に男性のほうがゲン担ぎにこだわるのかもしれません。
引越しそばというと、『引越し後にみんなで食べるもの』と考えがち。しかし、引越しそばの習慣というのは『これから末永くお世話になります』という意味で、引越し先の大家さんや近所の方にそばをふるまうというものだったそうです。
江戸時代に生まれた習慣ですが、現在では引越し後にみんなで食べるものと考えている方が圧倒的に多いですよね。さらに最近は引越しそばの習慣そのものを知らないという人も増えているそうです。
引越しそばを食べる理由をアンケートした結果、一番、多かったのが「引越ししたらそばを食べるのが日本の風習だから」というもの。男性では50.6%の人がそう答えているのに対し、女性は28.1%にとどまっています。
また、「これまで引越しの際はそばを食べてきたから」という理由で食べている人は男性21.3%、女性が12.4%。この数字から見ると、食べる人全体の約8割が日本の風習だからそばを食べているということになり、引越しそばが根強い習慣として残っていることが分かります。
ただ、いずれの答えも女性のほうが引越しそばに対する関心は薄め。女性の皆さんは「日本の習慣だからなんとなく食べているけれど、本当はどっちでもいい」と考えているのかもしれませんね。
投稿日:2017/04/27
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