投稿日:2019/08/30
暑い夏にいつでも冷たい水が飲めるだけではなく、災害時の備蓄としても役立つウォーターサーバー。最近はご家庭にウォーターサーバーを置いているという方が増えています。では、引っ越しするときウォーターサーバーはどうすればいいのでしょうか?
東日本大震災のあと、ウォーターサーバーを設置したという人も多く、高齢者や単身者でも利用している人が増えています。引っ越し先でも快適にウォーターサーバーを使用するための手続きについて見ていきましょう。
まずは新居の住所が使用しているウォーターサーバーの配達対象エリアになっているかどうか確認します。
ウォーターサーバーの業者のなかに配達エリアを限定していて海外、引っ越し先では使えないサーバーもあります。そのことを知らずに新居にウォーターサーバーを持ってきてしまうと、送料を負担して返送しなければならなくなります。
ウォーターサーバーの代理店はフランチャイズ契約をしている独立採算制をとっているところが多いです。この場合、いったん住んでいる地域の代理店にサーバーを返却し、引っ越し先のエリアにある代理店から新たにサーバーをレンタルする必要があります。
引っ越し先はウォーターサーバーの配達エリア外になる場合、引っ越しが決まった段階で早めにウォーターサーバーの利用者に連絡しましょう。引っ越し先が配達対象エリアであれば、住所変更手続きをするだけで旧居でのサーバーの引き取り、新居へのサーバーの設置まで行なってくれます。
引っ越し先でウォーターサーバーを使える場合でも住所変更手続きをしなければなりませんので、早めに引越しの日時や新居の住所を連絡しましょう。また、夏場など、依頼が多い時期はサーバーを引き上げてもらうまでに時間がかかることもあるため、引っ越しが決まり次第、連絡するのが得策です。
●アクアクララ
47都道府県に対応。北海道から沖縄までアクアクララのフランチャイズ加盟店・販売代理店があるため、引っ越し先でも引き続きアクアクララを使用することができます。近距離の引越しなど代理店が変わらない場合、引越し業者に依頼して自分でウォーターサーバーを運ぶことも可能です。住所変更には電話連絡が必要になります。
●株式会社トーエル(アルピナウォーター、信濃湧水、ハワイアンウォーターなど)
トーエルが運営するウォーターサーバーは引っ越しする場合、いったんサーバーを引き上げてメンテナンスした新しいサーバーを新居に設置してもらいます。 住所変更には電話連絡が必要です。
使用しているウォーターサーバーを引き続き新居でも使用する場合、「どこがサーバーを運搬するのか」を確認しておきましょう。以下の3つのパターンが考えられます。
使用者が運んでも OK というところもありますが、万が一故障が起きた場合、原因の所在を明らかにすることができません。そのため、使用者がウォーターサーバーを運んで故障した場合、補償対象外になることも。故障時の補償についても、事前にウォーターサーバーの業者に確認しておきましょう。
自分でウォーターサーバーを運ぼうと考えている方は、引っ越しの見積もりを依頼する際に、ウォーターサーバーを運んでもらえるかどうかも確認しておきましょう。
ただし、引越し業者のなかにはウォーターサーバーの運搬を断るところがあります。これは万が一、運搬中の扱い方が原因でウォーターサーバーが故障した場合の補償を避けるためです。
ウォーターサーバーを運搬するときには、45度以上に傾けてはいけないなどルールがありますが、引っ越し作業を行うスタッフにこのルールが周知されていないことも考えられます。また、横にして運ぶことができないことから自力で運ぶのは難しいということを理解しておきましょう。
引っ越し先に今使用しているウォーターサーバーを持って行く場合や、ウォーターサーバーを解約して返却する場合、事前に水抜きの作業を行っておく必要があります。水抜きの作業には時間がかかるため、引っ越しや返却の前日までに済ませておきましょう。
ウォーターサーバーの水抜きの手順はサーバーによって異なりますので、引っ越し前に確認しておきましょう。ここでは一般的な手順を紹介します。
引っ越しを機に初めてウォーターサーバーを設置したい、他のウォーターサーバーの業者と契約したいという場合は早めに希望するウォーターサーバーの業者に依頼しておきましょう。引っ越しのタイミングに合わせて納品してもらうことができます。
冷たい水がいつでも飲める環境に慣れてしまい「ウォーターサーバーなしの生活は考えられない!」という人もいます。ウォーターサーバーの新規契約者が増える夏場は設置してもらうまでに時間がかかることも考えられるため、引っ越し先ですぐに使用したい場合は早めに契約の申し込みをしておきましょう。
時期によって、引越しの一括見積もりサイトやウォーターサーバーの販売店が引っ越しのタイミングでウォーターサーバーを契約する人に向けてキャンペーンを行っていることがあります。初期費用や設置費用が無料になったり、ボトルを無料でもらえたりすることも。ランニングコストと合わせて本当にお得かどうか検討した上で、決めるといいでしょう。
投稿日:2019/08/30
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