投稿日:2020/01/21
気の合う仲間とルームシェアをしたい!と思い立ったとき、最初のハードルとなるのが物件探しです。家族や結婚を予定しているカップル以外でルームシェアができる賃貸物件はそれほど多くありません。
また、物件を見つけても、1人で部屋を借りるときとは違った点に注意しなければならないことも。ここではルームシェアのために引っ越すときの物件探しの方法や契約するときの注意点などについて詳しく説明していきます。
ここでは2020年の引っ越し難民予測とその対策について詳しくご説明します。来年4月、新入学や転勤などで引越しを考えている方、必見です!
一人暮らしの物件なら近所の不動産屋さんに行って条件を伝え、希望にあった物件を紹介してもらうという方法がありますが、ルームシェアをする物件を探すときは、まずインターネットで目星をつけておくのが基本です。不動産屋さんに直行しても、情報は少ないので注意しましょう。
通常、「駅近」「ペット相談可」「2階以上の物件」「オートロック」などさまざまな検索条件を指定できますが、サイトによっては「ルームシェア可(または相談可)」という条件を指定できないところもあります。
もともとルームシェアすることを想定して建築された物件は現状、とても少ないです。シェアハウスの影響もあってルームシェアできる物件も徐々に増えてきてはいる様子ですが、メンバー全員の希望を満たす物件が見つかるまで数ヶ月かかる場合もあるでしょう。
「今住んでいるところを退去しなければならない」「契約の更新が迫っていてそれまでにシェアする部屋を見つけたい」というときは、最低でも3ヶ月程度前から時間に余裕を持って物件探しをスタートさせるのがポイントです。
特に3人以上でルームシェアする場合「1人1人の希望条件×人数=ルームシェアする物件の条件」となり、物件選びのハードルが高くなる傾向にありますので、早め早めに行動を起こすようにしましょう。
ルームシェア可の物件を取り扱うポータルサイトでも、詳細をチェックしてみると「ルームシェア可」と「ルームシェア相談可」という物件があることがわかります。
ルームシェア相談可というのは、入居者の収入や職業、さらには人柄などによって「ルームシェアの相談にのってもいいですよという意味であり、場合によっては断られることもあります。「ルームシェア可」という物件でもなんの条件もなくルームシェアできるというわけではないのです。
女性同士と比べ、男性同士のルームシェア用物件を探すことは難しいと言われていますが、本当でしょうか。物件によって異なりますが、男性同士のルームシェアが好まれないのは、以下の理由が考えられます。
気に入った物件があるけれど、審査に通るか分からない…。そんなときは、不動産会社を通して大家さんに直接、会う機会を設定してもらうといいでしょう。
事前に不動産会社の担当者に相談してルームシェアの入居希望者がいるということを伝えてもらい、実際に会ったときに大家さんが懸念しているポイントをクリアできるということをアピールすればいいのです。
大家さんにとっては信用できる入居者であるかがポイントになります。実際に会い人柄を知って安心してもらえれば、審査が通る可能性も高まるでしょう。
ルームシェアでは「代表者1人が賃貸契約する」「入居者全員の連名で賃貸契約をする」2つの契約方法があります。どちらにもメリットとデメリットがありますが、最終的には全員が信頼できるメンバーなのかによって判断すべきでしょう。
代表者1人が賃貸契約をする場合、必要な連帯保証人も1人となります。メンバーの中に会社員とフリーランスの人がいる場合、会社員の人が代表して契約すれば審査もスムーズに通ることが多いです。
ただし、デメリットもあります。代表者が退去する場合、残った入居者のうち誰かが代表となって契約しなおし、新たに連帯保証人を設定しなければなりません。
また、代表者以外が部屋を汚したり、壊したりして先に退去した場合、最後には契約者が原状回復費用を負担することになります。家賃滞納の際も、家主側は契約者と連帯保証人にしか請求ができません。そのため、家賃の回収が難しくなるのでは?と懸念する大家さんもいます。
入居者全員の連名で賃貸契約をする場合、それぞれが連帯保証人を設定します。この場合、家賃の滞納や原状回復費用もそれぞれに請求できるので、トラブルがあったとき代表者が責任を1人で責任を負う羽目になる…ということがありません。
ただし、誰かが退去した際には賃貸契約を再度締結しなおす手間がかかります。またルームシェアを解消することになり全員が退去するとき、誰に敷金を返したらいいのか、原状回復費用をどのように請求したらいいのかなど、問題になることも考えられます。
ルームシェアを始めるときは楽しい気分でも、将来的に誰かが家賃を滞納したり、一方的に退去してしまったりする可能性はゼロではありません。
ルームシェアをスタートさせるときには、あらかじめお金に関するルールを明確にしておきましょう。家賃はどのように支払うか、滞納があったときはどうするかなど決めておくことは特に重要です。
万が一、お金のトラブルが起きたときのために、全員で毎月少しずつお金を積み立てておくという方法もあります。マンションの共益費、管理費のようなイメージでお金を集めておけば突然、修繕費用が必要になったときも安心です。
誰かが一方的に家賃を滞納したまま退去したというときは、いったん積み立ててあるお金から支払っておけば、全員が退去を迫られる事態も避けることができます。
海外ドラマなどを見ていて「海外では気軽にルームシェアしているのに、どうして日本はこんなに面倒なの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
実際には海外のルームシェアでもトラブルはよく起こります。例を挙げてみましょう。
海外でも連名契約は少なく、代表者1人が契約することがほとんど。また、街中の掲示板やインターネットなどで入居者を募るため、仲間意識が少なく何かとお金を請求してくる代表契約者もいます。
海外では不動産業者を通さず、大家さんと直接契約して部屋を借りるケースが少なくありません。不動産業者に支払う手数料がかからないというメリットがありますが、トラブルが起きたらすべて自分で対応しなければならなかったり、不当な要求を突きつけられたりすることもあるのです。
その点、日本では不動産会社が仲介している限り、理不尽な請求がくるトラブルは少ないと言えます。ルームシェアの賃貸物件探しが難航している、契約が面倒…とくじけそうになっても、物件が見つかればあとは快適な生活が送れるはず。楽しいシェアライフを目指して、頑張りましょう!
投稿日:2020/01/21
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