投稿日:2019/07/23
引っ越し先の住所を決めるとき、家賃ほかに重視したいのが立地条件です。通勤通学が便利な場所か、生活する上で不便がないかといった立地条件や物価が安いか?いった周辺環境は設備などと違って後から変更することができません。
『引っ越ししたばかりなのに、また次の引越しを考えている』そんなことにならないよう、新居を決める際に十分に検討しておく必要があります。ここでは引っ越し先の立地条件や周辺環境として必ずチェックしておきたいポイントを詳しく紹介していきます。
快適な物件の立地条件は自分が一人暮らしなのか家族と一緒に住んでいるのかといった家族構成や学生か社会人かといった属性によっても異なります。
単身住まいの場合、最も重視するべきなのは通勤通学に便利な立地であるかどうかという点でしょう。自宅から最寄りの駅までにかかる所要時間、最寄りの駅から職場や学校までにかかる所要時間をチェックしておきます。
また、電車やバスなどの公共交通機関を使う場合、急行や特急が止まるか、乗り換え時の接続がスムーズかどうかといった点も忘れずに調べておきましょう。車で通勤する方は渋滞しやすい場所が近くにないか、高速やバイパスの出入り口が近くにあるかどうかもチェックポイントになります。
通勤、通学は毎日のこと。ちょっとくらい遠くても大丈夫と思っても住み始めてみたら大きなストレスになるということも少なくありません。
●家賃の安さと便利さ、どちらを重視するか
駅から遠い物件やバスを利用しなければならない物件は家賃が安いというメリットがありますが、一人暮らしの方は帰りが夜遅くなったときのことも考慮するべきでしょう。実際に夜、歩いてみるとどんな雰囲気なのか、タクシーに乗るといくらぐらいかかるかもチェックしておくといいでしょう。
『徒歩15分』など歩けない距離ではない…という場合でも、女性の一人歩きは危険ですし、終バスの時間が早ければタクシー代をかけて帰宅しなければなりません。最寄り駅まで遠いことで行動範囲が狭くなって、社交生活に影響することも考えられます。
ファミリー層のための住まいを探す場合、重視したいのは子育てしやすい環境かという点です。学校や幼稚園、保育園に通っているお子さんがいる場合、便利に通える範囲内であるか、子供が元気に遊べる公園などが近くにあるかといった点も考慮しましょう。
立地条件がいい便利な場所でも、実際に住んでみると生活する上での不便さやストレスを感じる環境だった…ということがあります。立地条件と同様に重視したい周辺環境のチェックポイントをあげてみましょう。
都心から近く、通勤が便利な場所で高層マンションが多い場所などは物価が高め。便利さに惹かれて選んだものの、時間をかけて安いスーパーやドラッグストアを求めて遠くまで行かなければならないということも。交通費をかけて安い買い物をしに行くのでは、本末転倒なってしまいます。
反対に都心から近い場所でも、各駅の電車しか止まらない駅の周辺や下町っぽい古い街並みが残っている場所では、安い八百屋さんや魚屋さんなどがあって食生活が充実するということもあるようです。
図書館、地区センターやスポーツセンターといった公共施設や大型ショッピングセンターやスーパーなどの商業施設、病院やクリニックなどの医療関連施設へのアクセスの良さもチェックしましょう。
生活が不規則な人はコンビニや外食できる飲食店、自宅で仕事をしている人はのんびりできるカフェなど、自分のライフスタイルに合った商業施設が近くあると快適な生活をおくることができます。
また、遠距離の引越しなど、これまで住んでいた場所から離れて生活する場合、役所や地区センター、スポーツセンターといった新しい知り合いと交流できそうな場所が近くにあると安心ですね。
周囲の騒音も生活する上で大きなストレスになります。幹線道路は交通量が多く、車の騒音に悩まされる可能性が。また「駅近なのはいいけれど、早朝から電車の音がうるさくてストレスになった」という人もいます。その他にも、大通り沿いや学生街なども夜、遅い時間まで騒がしい可能性が。
最近は子供が犯罪に巻き込まれることも多くなっています。大人の目が届きやすい環境であることはもちろん、治安が悪そうな場所も避けるべきでしょう。では、治安の悪い場所にはどんな特徴があるのでしょうか。
●落書きが多い
街中のトンネルや公衆トイレ、商店のシャッターなどに落書きがされている場所が多い地域は要注意。人目のつきにくい場所に落書きがされている場合、 夜の外出に注意が必要な地域であると考えられます。
●ひったくり、痴漢などの注意喚起の看板がある
「ひったくり注意」「痴漢出没注意」といった注意喚起の看板がいくつもある地域も気をつけたいところ。街灯がきちんと整備されているかもチェックしましょう。
●ゴミのポイ捨て、放置自転車などが多い
ゴミが平気で捨てられているのをよく見かけたり、放置自転車が多かったりするところも人目が少ない地域であることが考えられます。子供がマナーの悪い大人の真似をすることがないよう注意してあげたいですね。
立地条件や周辺環境は希望のすべてを満たすことは難しいでしょう。まずは譲れない条件と妥協できるポイントを分け、快適な生活ができそうな環境を選びましょう。また、立地条件や周辺環境に関しては不動産屋で聞くだけではなく、昼間と夜など時間を変えて歩いてみるなど、実際に目で見て確認することも大切です。
投稿日:2019/07/23
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