投稿日:2016/03/10
引っ越ししたいと考えた場合、まずは引越し先の物件選びです。賃貸物件の場合は毎月の家賃と引越し料金も重要ですが、思っていた以上にお金がかかるのが敷金・礼金などの物件初期費用です。
物件初期費用はおもに関東圏では「敷金・礼金」、関西圏では「保証金」制度が慣習的にとられています。最近は「敷礼不要」「保証金不要」などの物件も出てきてはいますが、よく言われているのが敷金・礼金は家賃の2ヶ月分、保証金の場合は家賃の5~8ヶ月分です。
それにプラスして必要とされるのが不動産会社への仲介手数料です。おおむね家賃の0.5~1ヶ月分が相場とされています。
賃貸物件でごく普通に行われている前家賃制の場合はさらに1ヶ月分、契約時から月末までの日割り家賃が発生する場合は前家賃と合わせて最大で2ヶ月分が必要となります。
物件によるとはいえ、物件初期費用だけでも概算で「敷2・礼2・手数料1・前家賃1」の家賃6ヶ月分は余裕を持って用意しておくと安心です。
最近の賃貸では、火災保険料はほぼ加入必須とされています。物件の規模にもよるものの、おおむね2年契約で2~4万円程度はかかります。条件によっては安くなるケースもありますので、仲介する不動産業者が勧める保険会社以外にも、複数の火災保険の見積もりを比べるのがいいでしょう。
家賃保証として保証会社への加入を条件としている物件もあります。おもに連帯保証人がいない場合に用いられていましたが、近年では逆に保証会社加入を優先して「連帯保証人不要」をアピールする物件もあります。審査にもよりますが、おおむね2年で家賃の25%~50%程度、3年以降は年額1~2万円などいろいろです。
入居にあたり玄関の鍵交換費用を請求される物件もあります。通常のドア鍵で1万円前後、オートロック式のマンションの場合には3万円ほど請求されるケースもあります。通常のドア鍵交換については、不動産会社や大家さんとの交渉次第でゼロにしてもらえる場合もあるようです。
ハウスクリーニング代や害虫駆除の消毒費などを請求される物件もあります。退居時の経費を事前徴収しているのですが、敷金や保証金で充当できるケースもあり、こちらも契約時に条件をよく確認しましょう。
旧居ではガスレンジが据付けだったのに新居では自前での用意が必要だったり、あるいはガスの種類が都市ガス・プロパンと違うため買い替えが必要な場合もあります。物件の内見をする際にコンロを確認しておきましょう。
新居のキッチンにIHが完備されている場合は、IH用に鍋類を買い換えなければならないケースもあります。IHではアルミ製の器具を加熱できないため、利用する鍋類がIH対応品やスチール製品なのか確認しておきましょう。
カーテンも要注意です。窓の数が増える場合はその分新規購入になります。またサイズもよく問題になります。近頃の鉄筋マンションによく見られるような、ベランダなどの床まで窓がある掃き出し窓はロングサイズで最大230cm丈のカーテンが必要になります。一体型旧居のもので応用しようと団地サイズの180cm丈のカーテンを吊るしても、下に50cmも隙間が空いてしまいます。新居の窓のサイズも事前に確認しておきましょう。
忘れがちなのが照明です。物件によっては電球や蛍光灯だけでなく、照明器具ごと購入が必要なケースもあります。電気代のランニングコストを抑えるため、引越しを機に明かりのLED化を考える人もいるでしょう。LEDは現在安くなってきたとはいえ、家中全部を用意するとなるとそれなりの出費になってしまう点にはご注意を。
近年の賃貸物件では減ってきていますが、築年数の古い物件ではエアコンは自前で後付けというところもあります。エアコン持参で引越しするとしても、撤去・設置費用がかかってしまいます。
投稿日:2016/03/10
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