投稿日:2021/04/15
いつ大きな地震が起きてもおかしくないと言われる日本。皆さんの地震対策は万全ですか?家の地震対策を見直したいと思っても、色々な家具が置かれていたり、タンスや食器棚の中身が入ったりした状態ではなかなか難しいですよね。そこで利用したいのが引越しのタイミングです。新居に入居する前に地震対策の準備をしておき、家具を設置しながら地震対策をしていけば無理がありません。ここでは引っ越しのタイミングでできる地震対策についてご紹介していきます。
まずは暮らし始めてからはなかなか変えることができない家具の配置を考えてみましょう。背の高い家具はできるだけ、寝室や子ども部屋、高齢者の部屋などには置かないようにするのがベスト。また、置くときは家具や柱に密着するように置くと倒れてにくいと言われています。
壁を背にして配置されている家具は前方に倒れてきます。ベッドやふとんの位置は家具の前ではなく脇になるようにしましょう。
出入口付近にも背の高い家具は置かないようにします。難しい場合、万が一、倒れてきても完全に出口をふさがないようにしてあればOKです。
テレビやオーディオなどの重量がある家電はできるだけ低い位置に配置すると安心です。また、本棚も百科事典や辞書など重い本はできるだけ下の段に入れておけば転倒を防ぐことができますし、本が落ちてきたときも被害を抑えることができます。
家具を配置するときはL字型金具などで壁に固定し、倒れてこないようにししておきましょう。よくオフィスなどで見かける家具と天井の間に設置するつっぱりタイプのものは天井に家具を支えるだけの強度がないと難しいため、L字型のものを使うのが便利です。L字型家具はホームセンターなどで購入することができます。
また、水平方向に動かないように家具を置くときにゴム状の耐震シートを敷くのも有効です。特に畳はフローリングに比べてすべりやすいので、和室に家具を置くときは滑り止めのストッパーや滑り止めテープを底面に貼っておくことを忘れないようにしましょう。
食器棚や本棚の扉や窓のガラスが飛散するとケガの元になります。万が一ガラスが割れても破片が飛び散らないよう飛散防止フィルムを貼っておくといいでしょう。
気をつけていない石油ストーブでも中に灯油が残ったままだと、万が一火事が起きた時に被害が広がってしまいます。石油ストーブを使わない時期までに灯油を使い切っておくのがベストです。
新居に引っ越してきたばかてきたばかりで近所の地理にまだ詳しくない……そんなときに地震が来ないとも限りません。新居が決まったら早めに避難場所や避難場所までの経路、ハザードマップなどを確認しておきましょう。ハザードマップは自治体のホームページなどで確認することができます。
特に洪水や土砂災害、河川の氾濫、液状化、津波など 自分たちが住んでいる地域にどんなリスクがあるかを把握できるハザードマップは全員で確認しておくことをお勧めします。
新居に入居する前、ほとんどの人が火災保険に加入するでしょう。その際、特約として地震保険に加入しておくことを忘れないようにしてください。なお地震保険は単独で加入することはできず、必ず火災保険に特約として付帯させる必要があります。
なお、最近は火災保険料と地震保険料にプラスして特約保険料を支払うことで家屋の全壊に備えることもできる保険会社が増えています。詳しくは火災保険の代理店か不動産会社の担当者に確認するようにしてください。
賃貸物件に入居する際や中古の物件を購入して入居する際は建物の 耐震基準を確認しておくことも大切です。昭和56年以前に建てられた建築物は古い耐震基準で作られています。 事前に耐震診断を受けて必要な対策を済ませてから入居するようにしましょう。
自治体によっては耐震診断が無料だったり、耐震補強工事の費用の補助を受けられたりすることがあります。詳しくはお住まいの自治体に確認してみてください。
昭和56年以前に建てられた建物は、古い耐震基準で建てられているため、耐震診断を受けましょう。また、昭和56年以降に建てられた建物でもバランスの悪い建物や地盤が悪い敷地に建てられた建物、壁や基礎にひび割れがある建物なども耐震診断を受けましょう。
「地震対策をしたいけれど何をしたらいいのか分からない」「女性の一人暮らしなので、工具を使った耐震グッズの設置は難しそう」そんなときにオススメしたいのが引越し業者の提供する地震対策サービスです。
一般的には家具の配置時に使用する家具の固定器具や耐震マットなどを引越し業者のスタッフが設置してくれるというサービスです。事前に依頼者が耐震グッズを用意しておいて設置だけお願いする、あるいは耐震グッズも販売も含めて設置まで引越し業者にお願いできるというサービスもあります。
引越し業者によっては耐震診断を実施しているところもあるようです。面倒な作業はすべてプロにお任せしたいという方は引越しの見積もりを依頼するときに地震対策サービスや耐震診断の有無や 料金を確認しておくとよいでしょう。
投稿日:2021/04/15
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
引越しで見直すべき地震対策ならLIFULL引越し(旧HOME'S引越し)。家具の配置のコツや耐震マットなど地震対策をご紹介します。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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