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不動産用語集
基本用語から専門用語まで、不動産に関する用語を幅広く集めました。
屋根勾配
屋根を仕上げるときの角度のことで、屋根の水平面に対する屋根の傾斜の度合いを示すものです。
屋根の勾配(傾斜)をあらわす言い方にはいくつかありますが、一般的には寸勾配であらわします。
屋根の底辺を10として縦の高さを寸で表現します。例えば、5寸勾配とは、底辺が10としたときに、縦の高さが5の場合の勾配の屋根を表しています。
屋根の勾配は、建築物の用途、外観、梁間の大きさ、屋根瓦材料の種類と形状、寸法、性質、その土地の風速、雨量、積雪量などの気象条件によって決められます。例えば瓦屋根にする場合は、勾配が緩いと瓦と瓦の間から雨が吹き込んでしまうため、ある程度(4寸以上)の勾配が必要となります。