CLTとは?CLTの意味を調べる。不動産用語集【LIFULL HOME'S/ライフルホームズ】

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不動産用語集

基本用語から専門用語まで、不動産に関する用語を幅広く集めました。

CLT【CLT】

CLT(クロス・ラミネーティッド・ティンバー)とは、木の板を何層にも積み重ねて接着した厚型パネルのことで、それぞれの層で木材の繊維方向が直交している点が特徴です。建材としてのメリットが多く、工場でパネルを製造できるため現場での施工が簡単、高強度の一方で軽量だから耐震性に優れている、木材そのものが多孔質材料だから断熱性も高いなどがあります。また質の悪い曲がり材などを活用できる、再生産可能な循環型資源であるなどの理由から、環境にも優しい建材です。CLTは、建築はもちろんのこと、土木や家具などの材料にも使われています。もともとはオーストリアを中心とした欧州各国で使われていましたが、2013年にJAS規格(日本農林規格)において「直交集成板」という名称で制定され、翌年の2014年に一般利用が始まりました。日本に豊富な杉は、軽量で断熱性が高いことから、特にCLTの素材に適しているとされています。

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