ブリリアマーレ有明の不動産仲介店・メディア向け共用施設体験会に行ってきました!
こんにちは! mikuです。
先日、江東区有明にあるタワーマンション「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」(※以下、「ブリリアマーレ有明」)で不動産仲介店&メディア向けの共用施設体験会が行われました。
「ブリリアマーレ有明」は、共用施設の充実や管理組合の取り組みが活発なことで有名な2008年竣工のマンション。知人が住んでいることもあり、私も何度か行ったことのある大ファンなマンションです。
今回の体験会では、普段は見られないところも見られるということでわくわく! soraさんと一緒に参加してきたので、一部座談会でお送りします!
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・ブリリアマーレ有明タワー&ガーデンに泊まってみた!(前編)
・ブリリアマーレ有明タワー&ガーデンに泊まってみた!(後編)

ブリリアマーレ有明タワー&ガーデンは、江東区有明にある33階建てのタワーマンションです
目次
最上階がすべて豪華共用施設! 「ブリリアマーレ有明タワー&ガーデン」の魅力
そもそも「ブリリアマーレ有明」とはどんなマンションなのか、簡単にご紹介しますね。
<ブリリアマーレ有明タワー&ガーデン>
所在地:東京都江東区有明一丁目4番11
階数:地上33階、地下1階建
竣工:2008年12月
総戸数:1,085戸
分譲主:東京建物株式会社、伊藤忠都市開発株式会社
ブリリアマーレ有明の最大の特長は、最上階である33階がすべて共用施設フロアとなっていること。キッチンスタジオ、バーラウンジ、オーナーズスイート、ジム、露天風呂付スパ(!)、25mプール(!!) などが揃い、最上階に住戸はありません。敢えてすべてを共用施設にすることで、住戸の階数は関係なく居住者全員が眺望や豪華な共用施設を楽しめることになります。通常、最上階は「プレミアムフロア」として平均よりも高額な価格をつけられるなど、デベロッパーさんとしては「儲けやすい」ところだと思いますが、これは居住者全体の利益を優先に考えられている設計と言えます。
そして、この「ホテルライクではなくホテルそのもの」を掲げる共有財産を守り・維持していくために、マンションが目指すべきビジョンとコンセプトとして「クレド」(※)を作成したり、とても立派なマンションの公式ホームページを立ち上げるなどの管理組合の取り組みも、分譲マンションの資産価値を維持する好例として多数のメディアに取り上げられています。
共用施設が充実している分、他のマンションより少し管理費は高め。資産価値が高まる分、マンションの流通価格も周辺より少し高め。でも、中古で購入を検討される方にそれだけで判断されるのではなく魅力をしっかり理解してもらうためには、まずは仲介する不動産会社に知ってもらう必要があるということで今回の会が開催されました。管理組合主体でこうした会を開くことが、すごいことだと思います(アイデアも、そして公開できる自信も。)!
比喩ではなく本当にホテルに来たかのようなエントランスホール
まず最初に見学したのは、メインエントランス。天井のデザインが目を引くシンプルな2層吹き抜けの大空間で(冬は大きなクリスマスツリーが飾られるらしいです!)、エスカレーターで2階に上がります。エスカレーターでコンシェルジュカウンターなどのあるエントランスラウンジに上がる設計って、なんともいえない高級感&優越感があっていいですよね…。
エスカレーターを上がった正面(のずっと奥)に、重厚なコンシェルジュカウンターが迎えてくれます。ここのエスカレーターを上がってカウンターのところに行くまでの距離、敢えて長く取ってあるようなのですが、ここを歩く時にもう「…ホテル!!」って感じで相当気持ちいいです。これは毎日るんるんで通りますね、私。そしてなんと、この2階フロアも吹き抜けになっていて、大きならせん階段で3階のラウンジに上がることができます。
当日案内してくれた、理事会の副理事長によると、この設計を、世界の名だたるホテルや店舗などのデザインを手がけることで有名なデザイン会社の「スーパーポテト」が手掛けていることもあり、世界各国から見学に訪れる人もいるのだそう(すごい)。

左)エスカレーターと、「スーパーポテト」がデザインしたという天井がワクワクを高める吹き抜けエントランス。 中央上)エスカレーターを上がり、振り向いたところ。2階から見る吹き抜けも素敵でした。 中央下)2階に上がると正面にある重厚なコンシェルジュカウンター。まるでホテルです。 右上)2階ラウンジにあるらせん階段 右下)らせん階段から見下ろしたところ。照明がおしゃれな雰囲気を演出しています。
露天風呂付SPAに入ってみた!
そしていよいよ、33階の見学へ…の前に、さらに上の屋上デッキを見せてもらいました。ここからの夜景が「最高」のひとこと! レインボーブリッジや最近開場したばかりの新豊洲市場、東京タワー・東京スカイツリー・六本木ヒルズ森タワーなどのランドマークや高層ビル、タワーマンションがつくる東京内陸の夜景もやっぱり美しい。昼間は昼間できれいでしょうね。ここでヨガとかしている居住者もいるそう(素敵すぎる…!)

屋上のデッキから見た夜景。手前が豊洲新市場、その奥に見えるのが都心のビル群です。左側に見える東京タワー、実際にはもっと大きく目立って見えるんですよ
さぁ、そして33階共用施設の見学です。
「空中を走っている」気分になれそうなジム。有酸素運動系マシンばかりではなく、マンションの共用施設のジムには珍しい筋トレのマシンもしっかりあって「さすが」の一言です。
そしてプール!!! 25m×3コースという、「あれ、ここは大きなスポーツジムかな?」と思うほどちゃんとしたプールがマンション内にあるってすごいですよ。照明が洗練された空間を演出しているし、窓際にあるリラクゼーションチェアもなんだか素敵です。

左)25m×3コースもある大きなプール!照明や窓際のリラクゼーションチェアが洗練された雰囲気を演出します。 右)ジムには様々なマシンが充実していました
そしてそして個人的今回のメインイベントである露天風呂付スパの体験です!!
居住者専用なので、外部の人は通常ここに入ることができません。2つあるスパは曜日ごとに男女入れ替え制となっています。いずれも、広い内湯にジェットバス、サウナ、そして水風呂も。サウナ⇔水風呂の交互浴が自宅でできちゃうの、すごく有難いです。どちらのスパも夜景がとってもきれいに見えて、一つは東京タワーがバッチリ、もう一つは舞浜で毎晩20時半に上がる花火が見えるのだとか…!! 正直、テンションが上がるポイントばかりで気持ちが追いつきませんでした。
soraさんや他の女性参加者の方と、「これは毎晩来ちゃうね~~」と話しながらお風呂を堪能させてもらいました。「内湯だけじゃなくて露天風呂もあるから、温泉気分も味わえる」とsoraさん。このマンションが掲げている「ホテルライクではなくホテル」「非日常を日常に」を実感できました。仕事から帰宅したらスパに直行し、お風呂を済ませて自宅に帰る。…な~んて生活、すごく良い!
プールや大浴場といった「水モノ」共用施設は維持管理にコストがかかり、管理費も高くなるというのはわかっていても、やっぱりすごくテンションが上がります。フル活用できたらベストですが、仮にたまにしか使わなくても「こんなに便利で素敵な施設が自宅にある」ということがQOLを高めてくれそうです(逆に、そう思えない人には合っていない共用施設かも。やっぱり管理はコストがかかるので)。

上段:スカイツリーや東京タワーが見える大浴場&露天風呂。2つあるお風呂が入れ替え制となっているので、日によってどちらも楽しめます。 左下)ドライサウナも完備。 下中央左)洗い場も清潔感があり、使いやすそう 下中央右)脱衣所はロッカー完備で、ホテルや旅館のよう。 右下)共用施設用のコンシェルジュカウンターもあるのにびっくり! ちなみにセラピールームもあり、スキンケアなどの施術を受けることもできます!
住人専用のイタリアンレストラン。ハードだけでなくソフトサービスの充実も
会の後半は、450m2以上もある広いレストラン&バーの一角にある、暖炉コーナー(実際に薪をくべられます!)で参加者の懇親会がありました。ここのレストラン、レインボーブリッジを一望する超豪華な景色が素晴らしく、さらにお食事もしっかり美味しいんです。平日夜ですがお客さん(居住者の方)が多く賑わっていて、マンション内の共用施設というより本当に高級レストランの雰囲気です。マンション内でこんなに気軽に「外食」ができるの、本当に便利ですよね。soraさんは「子連れでも来やすい雰囲気なのが嬉しい! 今日は、疲れてご飯作れない!という時にも助かる~」。実際に、ホテルのような大人な雰囲気はあるレストランですが、小さな子ども連れの家族もたくさん利用しています。子ども連れOKな時間帯は21時までで、それ以降は大人タイムになるというのも、静かにゆっくり過ごしたい大人にとっても嬉しいですよね。
提供される料理も定期的に更新され、「ハワイフェア」「肉フェス」など様々な食のイベントや、音楽イベントも開催されているそう。レストランがしっかり長く利用され愛されるため、ソフト面のサービスにも非常に力を入れられているのがとても印象的でした。確かに、「そこにお店がある」だけではお客さんが集まらないのは一般の飲食店と同じなんですね。
懇親会では、理事会の方や管理会社の方、レストランの運営会社のオーナーの方(元居住者なのだとか!)とお話できたのですが、皆さん本当にこのマンションを愛していて、魅力を高めたい、もっと楽しいものにしたいという思いが伝わってきます。「日本一のハードに、日本一のソフトを提供する」という副理事長のコメントは、この共用施設や取り組みを見聞きした後ではものすごく説得力があるものでした。

左上)レストランの入口。居住者の方がたくさんいたので内部の写真は撮れなかったのが残念…!広いフロアにソファ席が点在し、中央にはピアノまで。とても素敵な空間なんです。 上中央)レストランからの眺望。レインボーブリッジの曲線がきれいに見渡せます。 右上)お料理はイタリアンが中心。どれもすごく美味しかった! 右下)テラス席もあります! 下中央)レストラン&バーの隣には広いキッチンスタジオが。予約制で利用できます。 左下)キッチンスタジオ隣のスペース。ここも貸切って、キッチンと一体のパーティールームのように利用できます
【まとめ】「共用施設をもつタワーマンションのお手本」のようなマンションでした!
とっても充実していた見学会。最後に感想を、soraさんと座談会でお送りします!
miku:来るたびに「ここに住みたい……」って思うんですが、やっぱり今回も思いましたね。
sora:mikuはタワーマンションに住んでいるでしょ。共用施設、利用している?
miku:正直、あまりフル活用できていないですね。いつ行っても空いてる共用施設もあります。せっかく共用施設があっても、居住者にしっかり活用されて愛されるには、運営の力が必要なんだなぁと思いました。
sora:みんなが利用したくなる共用施設にするにはただ作るだけじゃだめだし、多くの人が利用するにあたり備品の維持管理やルールの制定も必要だから「管理」の力がやっぱりマストだね。それがしっかりできているのがブリリアマーレ有明のすごいところだよね。
miku:これだけのものがあればきっと私もフル活用するし、自宅マンションへの愛着もすごく増すだろうなぁ~。個人的には、「共用施設をもつタワーマンションのお手本」のようなマンションだと思っています。
sora:なかなかここまで充実しているマンションは多くないけど、こういう生活ができるのは憧れるし、タワーマンションやっぱりいいなぁ。「ホテルライクではなくホテル」、まさにそんな感じがしたね。そういう魅力を、現居住者だけでなく中古で購入する人にもしっかり理解してもらうのは確かに大事かも。
miku:不動産仲介会社の営業さんは、確かに色々な物件を知っているけど一つひとつのマンションの特長を熟知するのはさすがに難しいですよね。だから、こうして仲介会社向けにまず魅力を知って共感してもらったら、検討者に案内する際にも力が入るだろうし、このコンセプトや管理組合の姿勢に共感する人が購入してさらに資産価値を高めることに繋がりますね。
sora:私たちはメディアという立場で、この魅力や管理の取り組みを広めたいね! 仲介会社&メディア向けって、すごく戦略的で意味のあるイベントだった! さすが!
miku:プールも入ってみたいし、今回見られなかったゲストルーム(オーナーズスイート)もすごいらしいし、いつか泊まってもっとフルに楽しんでみたいですね~!
(※)クレド:「信条」「志」「約束」を意味するラテン語で、企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現した文言、あるいはそれを記したツールを指します。
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