短いものから長いものまで長さやカラーもさまざまな突っ張り棒。
ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップで簡単に手に入れることができます。
また、ホームセンターに行けばさまざまな素材や、頑丈で間仕切りなどにも使える突っ張り棒も手に入ります。
一般的な使い方といえば、カーテンレールとして活用するといった使い方が一般的かと思いますが、突っ張り棒はそれ以外にもたくさんの使い道があるのです!
縦に横に、1本、2本、いろいろな組み合わせで便利なアレンジ方法がたくさん!
今回は、今すぐ簡単に実践できる我が家での突っ張り棒活用法や、突っ張り棒を使用した収納アイデアなどをご紹介させていただきたいと思います。
我が家では大中小のさまざまなサイズの突っ張り棒を常備していて、いろいろな場所で活用しています。
子ども部屋の間仕切りや、窓辺のカーテン用などの必要不可欠な場所にだけでなく、ブックエンドの代わりや、一時的に棚数を増やしたいときなどにも気軽に使うことができるので、とても重宝しています。
また、突っ張るだけであとが残らないのでちょっとしたDIYにも大活躍! 皆さんも使えるアイデアがあったら、ぜひ、試してみてください。
アレンジは無限!万能アイテム突っ張り棒を今すぐ活用
トイレ編
突っ張り棒1本からできる突っ張り棒の棚で、もともと収納がなかった場所に収納スペースを増やすことができます。
壁に合わせて突っ張り棒を1本設置するだけで、トイレットペーパーを並べることや、トイレの洗剤スプレーをひっかけて収納することもできます。
見せる収納になりますので、お手製ラベルでスプレーを可愛くデコレーションして、100均の造花を一緒に飾るだけでもぐっと見栄えが良くなります。
見た目を格好良くしたい方には、突っ張り棒を2本設置して、その上にお好みの板を置くのがおすすめです。
板を置くことで突っ張り棒が隠れるので、インテリアになじむ立派な棚になります。
洗面スペース編
洗面台や、洗濯機の上のでは突っ張り棒を2本使って、カゴを引っ掛けたり、突っ張り棒の間におしゃれなバスケットを並べる活用法がおすすめです。スペースがあまりがちな洗濯機の上の空間を有効活用することができます。
洗濯ネットや洗濯ばさみ、洗剤などをおしゃれに収納したいときに、すぐに作れる突っ張り棒の棚で見せる収納を楽しむのもおすすめ。
お風呂編
こちらも突っ張り棒を2本使って、カゴを使う通う方法です。
お風呂場で浮かせる収納として設置すれば、おもちゃなどの水を切っておくことができるので、カビ予防にもなります。
こうしておくだけで、掃除の手間も省けるので家事も楽になりますよ。
ただし、この設置方法は、窓枠の注意書きに突っ張り棒や窓枠に負荷をかけることがだめ! と書いてある場合はできませんのでご注意ください。
下駄箱編
我が家は女の子が多いため、自然と靴が増えがちです。
そんな時も、元々あった下駄箱のスペースを利用して、靴を収納しています。
ヒールやブーツなど女の子の靴は高さも様々なため、靴の種類に合わせて高さを簡単に調節できる突っ張り棒はとても便利です。
我が家ではシューズクロークを設置しているので大容量の棚がありますが、子どもたちが大きくなった時には全部並びきらなくなるでしょう。しかし、突っ張り棒を使えば、簡単に棚数を増やすことができない靴箱やシューズクロークもこの通り! 浮かせて収納できるので、風通しもよくなって一石二鳥です。
キッチン編
ここからは、キッチンで使える突っ張り棒活用術をご紹介します。
冷蔵庫内もスッキリと
冷蔵庫の中でバラバラになってこけてしまうチューブ類って、イライラしますよね。
そんな毎日のストレスも、吊り下げ収納でお悩み解決! 突っ張り棒を使わなくとも、ポケットに引っ掛けてしまうのもおすすめです。
ゴミ箱上の棚やスペース
また、キッチンでの突っ張り棒活用術としてとても便利なのが、こちらの数本の突っ張り棒を組み合わせて、タオル掛けのようにする活用法です。
輪ゴムを使って突っ張り棒を段々につなげます。ゴミ袋などをかけておくと簡単に取り出すことができる様になります。
シンク下もひと工夫
シンク下での突っ張り棒活用術は、多くの人が実践したことがあるのではないでしょうか。
棚を増やすことが難しいキッチンのシンク下収納も、突っ張り棒があれば、簡単にちょい足し可能です。
引出しを突っ張り棒で仕切って、お鍋を並べたりするアイデアをよく見かけます。
ただ、一番良いのはすっきり暮らすこと。使っていない蓋やお鍋は、定期的に見直して断捨離することで、キッチンが片付きモチベーションがアップするので、我が家では必要最低限のお鍋やフライパンしか置いていません。
リビング編
机下の目隠し収納にも活用
ティッシュケースやコンセントを机の下に、突っ張り棒で目隠し収納活用術。
このように生活感の出るティッシュやコンセントタップ、充電器を隠して収納することができます。
隠す収納でお部屋がとてもすっきりすると、お掃除がはかどります。床に極力物を置かないことで、拭き掃除もはかどり、掃除機もかけやすくなりますし、物のお家(定位置)を決めてあげることで家族も片づけに協力してくれやすくなります。
子ども部屋編
子ども部屋の壁は二本の突っ張り棒に100均のカフェカーテンを縫い付けるor手芸用ボンドでとめて、見せる収納本棚のDIY!
このように突っ張れば、おもちゃや本の壁収納や置き場所に大変身します。
我が家では白やグレー、ブルーグレーを基調としたナチュラルな色合いで統一しているので、このようなグレーのストライプ柄を選びましたが、ポップでカラフルな柄、シックなモノトーン、生成りなどのナチュラルな質感の布など、お部屋の雰囲気に合わせていろいろなカフェカーテンや布で作ってみてください。
子どもたちの成長に合わせて好きな柄や色を選んでもらい、自分で作ってもらっても良いですね!
子ども部屋の本棚を可愛くカフェ風に!
小さな窓や、本棚、ほこりを避けたい場所、おままごとキッチンなどの上に、斜めに突っ張り棒を設置して布をかければ、おしゃれカフェの屋根のような“オーニング”が完成。おしゃれな女の子のお部屋で実践してみたいアイデアです。
我が家では、DIYして二段ベッドにつけた本棚を可愛く飾って、ほこりを避けるのに使っています。
子どもたちが小さかった時には、おままごとキッチンを置いていた場所にもお店風になるように使用していました。
下の画像は、本棚などで倒れてくる本のブックエンドやブックスタンド代わりに、短い突っ張り棒を使用するという突っ張り棒活用アイデアです。
倒れてくる本のブックエンド、ブックスタンド代わりに、さっと設置できて、要らないときはコンパクトにしまっておけるのでとても便利です。パントリーで紙袋やうちわなどを棚に立て、収納しておくときにも役立ちます。
突っ張り棒あるある「ズレが気になる」のはどうしたらいい?
突っ張り棒ってとても便利だけれど、しょっちゅう落ちてくることがストレス!
どうやって落ちないようにすればいいの? とお悩みの方は、このような突っ張り棒専用のずれ防止アイテムを使うととても安心です。
また、見た目にこだわらないのであれば、身近なものでずれないようにする方法もあります。
ペットボトルのキャップをこのようにボンドではりつけてしまい、そこに突っ張り棒を設置し、突っ張り棒と壁の間に化粧パフや耐震ジェル、ずれ防止マットなどを小さく切って挟むとずれにくくなります。
突っ張り棒は100均、ホームセンターで購入。用途に合わせて選ぼう
突っ張り棒にも色々な種類があります。
100均の突っ張り棒は安価でサイズも豊富。気軽に使えるので活用しやすいですよね。
しかし、耐荷重が気になる方や、部屋の間仕切りなどに使いたい場合、強度や太さ、長さが必要になってきます。そんなときはホームセンターに行くのがオススメです。
ホームセンターには100均よりもいろいろな種類の突っ張り棒がそろっているので、使用用途にぴったりな突っ張り棒が、きっと見つかるはず!
突っ張り棒DIYが楽しめるお部屋とは
あえて狭い空間で活用する
様々な空間で楽しめる突っ張り棒ですが、デットスペースを活用できるのもうれしいポイント。
狭いお部屋でも突っ張り棒のアレンジを活用して収納を工夫してみるのもいいかもしれません。
例えば、ユニットバスでの活用。
引っ掛ける活用術は、ユニットバスなど限られたで活用すると、水回りをスッキリ使うことができ
ます。
収納スペースがなく使えるスペースも限られているユニットバスに突っ張り棒を1本設置するだけで、洗濯物干し、バスタオルやバスマット掛け、着替えの一時置き場など、いろいろなことに使えて天井スペースを有効に使うことができます。
ぜひ試してみてください。
ユニットバスで突っ張り棒を活用しよう
備え付けの棚や押入れでの活用
備えつけの飾り棚やキッチンパントリー、押入れは、稼働棚でないことも多く、収納したいものとのサイズ感が合わないこともあります。
しかし、せっかくの収納ですからしっかりと使いこなしたいですよね。
そんなときも、突っ張り棒で区切ることで、あなた好みの使いやすいサイズの棚にDIYが可能です。
押入れで突っ張り棒を活用しよう
まとめ
100均でも簡単にワンコインで手に入る突っ張り棒ですが、アイデア次第でその使い方は無限大です。
アレンジ次第で毎日の暮らしが少し便利になり、すっきり暮らすことができます。
子ども部屋でも突っ張り棒で作った本棚なら、重さもないので、安心して遊ばせることができます。
また、見せる収納としても使えるので、見た目にもこだわって可愛い子ども部屋作りを楽しむことも可能です。
最近の家は、空間を大きくとり、吹き抜けのリビングや廊下のない家など、デッドスペースや狭い通路などが少ないつくりが主流です。
梁が多い築年数の古いマンションの方が突っ張り棒を使ったDIYを楽しめるかもしれません。
収納が少なく、大きな間取りや空間の少ない築年数の古いマンションなどでは、ちょい足し棚などが大活躍してくれるでしょう。
ここでご紹介した活用法以外にも、あなたの暮らしを豊かにする素敵な活用法がまだまだあるかもしれません。跡も残らず気軽にできる突っ張り棒活用術。あなたのお家にぴったりなアイデアを見つけたら、ぜひ、試してみてください。
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