我が家のインテリアのテイストは、フレンチテイストのインテリアです。
また、スッキリと片付いた空間を目指しています。
かさばるモノを上手に収納して、かさばっても捨てないおしゃれでコンパクトな収納術をご紹介します。
整理収納を学び、収納方法を試行錯誤
スッキリとした空間で、自分のお気に入りのにモノ囲まれて過ごす時間は、とても気持ちがよく、リラックスできます。
そんな気持ちの良さはもちろんですが、スッキリしたインテリアは、動線もスムーズで掃除も片付けも楽!
私は、“モノの居場所を決める整理収納”を実践するようになってから、部屋が散らかってもすぐにリセットできるようになりました。
スッキリした部屋作りをするにあたって、日用品の収納や、その時期は使っていない季節用品の収納にクローゼットや押入れを活用しています。クローゼットや押入れを活用することで、部屋がモノに占領されなくなるので、広く使えます。
クローゼットの中の収納は、以前は仕分けもざっくり、取り出しやすさも考えず、かごを並べた見た目だけの収納をしていました。かごや引き出しには大雑把に収納し、ラベリングもしていなかったので、いざ使うときに「大体この辺りにあるはず」というあいまいな記憶を頼りに探し出すような状態でした。
ある日、収納のプロの方が書いた本を読んだことがきっかけで整理収納を学び、それ以来、場所に合った収納方法を試行錯誤しながら見直していきました。
その結果、何をどこに収納したのか把握できるようになり、自分だけではなく家族も見つけやすく、取り出しやすい収納に変えていくことができました。
モノの指定席が決まっていると、片付けるときは元の場所に戻すだけ。迷いなく、短時間に片付けられるようになります。またラベリングをしたことで探しやすく、戻しやすくなり、自分がやらなくても家族でも片付けられるようになりました。
結果的に時短につながり、自分の時間が増えたのです。気持ちの面でも、探し物でイライラしたり、不安になることもなくなり、気持ちに余裕が生まれました。さらに「あれはどこ?」で始まる家族間での喧嘩もなくなって本当にいいことずくめ!
ただし、一度決めた収納も、子どもの成長や生活のスタイルが変わると使いにくくなることもあります。変化に合わせて時々収納を見直しながら、自分にも家族にも優しい収納を心がけています。
かさばる布団もコンパクトに。便利なグッズでスッキリ収納
収納の基本はしまう前に全部出して「分ける」ことです。分けるときは「今現在使っているもの」「年に数回使うもの」「年に1回使うもの」はすべて必要なもの。「それ以外」は必要ないもの、というように分けます。この分け方をすると、仕分けがスムーズに進みます。
でも、必要ないものに分類されたものでも、なかなか捨てられないものってありますよね。そういうものは無理に捨てません。私は「捨てるのを迷った保留のもの」を置くスペースを作り、迷ったら一旦そこに持っていきます。何か月もそこに置きっぱなしだと使わないことがはっきり分かるので、納得して処分できるのです。
他にも、捨てられないもの専用の箱を作るのもおすすめです。1年後、2年後にその中身を見ると、気持ちにも変化が起き、「やっぱり使わないな~」とすんなり手放せたりします。こんな感じで保留期間も設けながら整理収納をしています。
また我が家には、半間ほどの押入れがあります。この押入れがあるおかげで、スッキリした部屋作りができているといってもいいくらいです。
押入れがあるとかさばるもの、特に大きな季節用品などが収納できるのでとても便利! 我が家は押入れに来客用の布団、季節家電、雛人形、インテリア雑貨などを収納しています。
以前は押入れの半分を布団類が占領していました。めったに使う機会が無いけど、無いと困る来客用の布団。捨てることもできません。ですが便利な収納グッズを使ったことで、布団を捨てることなくコンパクトに収納することが実現! コンパクトになったことで、さらに空間に余裕が生まれ、収納量もアップしました。
その便利な収納グッズとはIKEAの「SKUBB(スクッブ)」という収納ケースです。私はこのケースを使って布団や枕、毛布などをコンパクトに収納しています。
ケースは箱型に自立するので、積み木のように横に積み重ねたり、縦に並べて置いたりすることもでき、押入れの空間を有効に使うことができるようになりました。
こちらは、スクッブを導入した初めの頃の押入れです。
一番大きいサイズには敷布団を入れて縦置きにしました。真ん中のサイズには掛布団を入れて、隣に重ねています。
コンパクトになったことで余裕ができ、押入れの下段に収納していたフロアクッションもケースに入れて掛布団の上に重ねて収納することができるようになりました。
上段には一番小さいサイズのケースを4つ使って、枕や夏用の薄い布団を収納しました。しっかりしたケースなので、かさばる布団もかなりコンパクトになります。そしてケースが統一されているので見た目もスッキリです。
そして、こちらが今現在の押入れです。再度見直しをして、劣化していたフロアクッションを手放し、収納方法を変更しました。
ラックを使って高さを仕切り、加湿器の収納場所を作りました。クローゼットや納戸の大きい空間は、こんな感じでラックを使うとさらに収納量がアップします。
これはレンジ用のラックなのですが、加湿器を入れるのにちょうどよいサイズだったので、押入れで使うことにしました。ラックを使うと加湿器の上にもモノを置くことができるので、空間を有効に使えます。
布団をケースに入れたことでコンパクトに収納できるようになったので、家電も埃を気にせず一緒にしまえます。今年買い足した背の高い加湿器も一緒に収納できました。こういう大きな家電も、押入れがあるとしまうことができるので本当に便利です!
下段奥には雛人形と、今年から準備した非常用のストーブまで収納することができました。
雛人形の箱の上に載っているものは、SKUBBのボックスタイプです。
雑貨類の収納に使っています。
また手前には、シンク下用のラックを使って収納しています。
シンク下ラックは伸縮式なので置きたい幅に合わせられ、SKUBBのボックスがぴったり入る高さです。
(強度を保つために、棚板2段の位置を上部にまとめています。)
こちらに、たくさん持っている花瓶や、犬のフードストックを収納しています。
100均のセリアのボックスには、シーズンオフのインテリア雑貨を入れています。
新聞ラックも出しっぱなしだと生活感が出てしまうので、押入れに場所を作りました。
こんな感じで収納ケースと色を統一したことで、見た目もスッキリ、開けてもキレイな収納になりました。
押入れがあるとスッキリした暮らしが叶う
生活するうえで、布団やシーズンオフの家電も必需品です。収納場所が無いからと捨てるわけにもいかないもの。
でも、押入れや納戸が1つあると、こうした大きくかさばるものが収納できるので部屋を部屋として有効に使えます。せっかく借りた部屋なのに、一部屋がモノで占領され、モノのために家賃を払うのはもったいないですよね。
押入れや納戸を活用してすっきり片付いた部屋を、好きなインテリア雑貨で飾ってお気に入りの空間にし、リラックスできるパワースポットにしてみてください。