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衣替えはいつから? 衣替えの4ステップと失敗しないための収納ポイント
衣替えはいつから? 衣替えの4ステップと失敗しないための収納ポイント

衣替えはいつから? 衣替えの4ステップと失敗しないための収納ポイント

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「衣替えしなきゃいけないけれど、何から始めたらいいのか分からない!」「衣替えって毎回大変…!」「失敗しない衣替えの方法を教えて欲しい」このように、衣替えについて大変なイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

季節の変わり目に行う衣替えですが、正しい手順やポイントを知っておくと、作業がグッと楽になります。そこで今回は、衣替えに最適な季節ごとのタイミングや、失敗しないための方法などをご紹介します。この記事を参考に、ポイントを押さえて、衣替えを楽に終わらせましょう。

季節ごとの衣替えはいつからすればいい?

季節の変わり目に、今まで来ていた衣類を片づけ、これからの季節に合わせた衣類に交換する「衣替え」。四季がある日本では、春・夏・秋・冬と年4回衣替えする家庭もあります。

おおよその衣替えの時期は分かっていても、実際にいつ衣替えすればいいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。衣替えの目安にしたいのが、「最高気温」です。

まずは、いつ衣替えをすればいいのか、季節ごとにご紹介していきます。

【春服】最高気温15〜20度が衣替えの目安

厳しい寒さが和らぎ、少しずつ桜のつぼみが膨らむ春。最高気温が15〜20度に上がる頃が春服に衣替えするタイミングです。

ダウンジャケットやウールコートなどの冬物のアウターや、手袋・マフラー・耳あてなどの防寒グッズは、綺麗に手入れをして片づけましょう。

ただし、「三寒四温」という言葉があるように、この時期は気温が不安定。急に冷えたり、肌寒い日が続いたりすることもがあります。週間の気温が安定するまではカーディガンやパーカーなど、体温調整をしやすい服は出しておきましょう。

【夏服】最高気温22度が衣替えの目安

学制服が夏服に変わるのは、6月1日が一般的。

春のやさしい日差しから、ジリジリと強く照りつける日差しに変わり始めたら、いよいよ夏服の登場です。梅雨があけると急に気温が高くなるので、湿気が増える梅雨前には衣替えを終わらせておきましょう。

夏服といえば、半袖Tシャツやタンクトップなどを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、カーディガンや薄手のパーカーなどの羽織りものも準備しておきましょう。夏の強い日差しから肌を守ったり、冷房による冷えすぎを防止したりするのに役立ちます。

【秋服】最高気温15〜20度が衣替えの目安

春服のときと同じくらいの最高気温が秋服への衣替えの目安です。ただし、秋は春よりも空気が冷たく感じるので、ジャケットや厚手のカーディガンなど、しっかりしたアウターを用意しておく必要があります。

秋は日中の寒暖差が大きくなる時期でもありますので、長袖インナーにカーディガンやパーカー、ショールなどを合わせると、体温調整がしやすいです。靴下は足首まで温められる長さのものを選びましょう。

一般的には、9〜10月頃が秋服への衣替えの時期といわれています。

【冬服】最高気温15度以下が衣替えの目安

最高気温が15℃以下になると、いよいよあたたかいアウターの出番です。最高気温が10度を下回るときは、厚手のダウンコートやロングコートにセーターを組み合わせるなど、しっかりと防寒しましょう。

ただし、車移動などであたたかい車内や暖房の効いた部屋で過ごす時間が長い方は、汗をかいて冷えてしまわないように、調節しやすい重ね着がおすすめです。

一般的に、11月下旬〜12月上旬頃が冬服への衣替えの時期となっています。

失敗しない! 衣替えの手順と収納のポイント

いざ衣替えをしようとすると、時間と手間がかかり面倒だと思ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。衣類を清潔に保ち、衣替えをスムーズに行っておけば、来年もお気に入りの服を良い状態で着られます。

毎年必要な衣替えですが、その手順はとても簡単です。季節の変化を感じながら、気持ちに余裕を持って取り掛かりましょう。

衣替えをスムーズに行うための4ステップ

ここでは、衣替えの基本的な流れをご紹介していきます。きちんと準備をしてから取り掛かることで、衣替えをスムーズに進められますよ。

ステップ(1)来年も着る服を選別する

まずは、「来年も着る服」と「今年限りで処分する服」を選別しましょう。おすすめの方法は、すべての服を一度出して並べてみること。今期一度も着なかった服は、来年も着ない確率が高いでしょう。

汚れがあったり、ほつれや破れなどがあり、着るのを躊躇するものやデザインが古くなっていたり、サイズが合わなかったものも手放しましょう。

お気に入りの服を着ると、気分も前向きになりますので、私はお気に入りだけを残すようにしています。

「この服を着たときに人と会いたくないな」と思うような服は、潔く手放しましょう。着ない服で収納スペースを圧迫してしまうと、着たい服のシワや型崩れの原因にもなってしまいます。収納スペースにゆとりを確保しておくことで、またお気に入りの服を増やすことができます。

ステップ(2)移行期間に使用する服を出しておく

季節はある日を境に急に変わるわけではありません。暑い日と寒い日を繰り返しながら、徐々に季節は移り変わっていきます。

前述のように、季節の変わり目には体温調節できる服を数枚出しておくか、すぐに取り出せる場所に収納しておくと便利です。

ステップ(3)片づける服は「しまい洗い」をして、クローゼットを掃除しよう

衣替えのときに重要なのが「しまい洗い」。

衣替えで一旦収納した服は長期間取り出さないことが多いもの。久しぶりの服を着ようとしたときに、記憶にないシミがついていたり、襟が黄ばんでしまっていたりした経験がある方もいらっしゃるでしょう。それらは、皮脂などの見えない汚れが原因です。

洗濯槽の掃除をした清潔な洗濯機で、しっかり「しまい洗い」をすることで、これらのトラブルを避けることができます。

また、カビや害虫が発生する原因の一つに、収納場所の汚れや湿気が挙げられます。衣替えで、中の衣類をすべて出したときに、掃除機をかけて雑巾で乾拭きをし、収納場所を清潔にしておくことが大切です。

雨の日に衣替えをすると、収納場所に湿気を閉じ込めてしまうことになってしまうため、カラっと晴れた日に衣替えを行うようにしましょう。

ステップ(4)防虫剤・防湿剤などを準備する
来年も着たいお気に入りの服を「しまい洗い」し、収納場所を掃除したら収納までもう少し!

なぜなら、「しまい洗い」をすることでカビや害虫の被害を抑えることはできますが、完璧ではないからです。必要に応じて、置くだけの「ダニよけ」や、カビの発生を抑える「防カビグッズ」などを準備しておきましょう。

湿気は空気よりも重いので、湿気に弱いウールやシルク素材の服・革製のベルトやカバンなどは高い場所に収納するといいですよ。

これでバッチリ! 収納の3つのポイントをご紹介

それでは、いよいよ服を収納していきましょう。来年もスムーズに衣替えを行うためのポイントを、ぜひチェックしてくださいね。

収納のポイント(1):衣類を収納する場所を決めておく

収納する服は、季節と人ごとに分けます。大まかに分けておくことで、次の衣替えが楽になりますし、急に気温が変化した際にも取り出しやすいですよ。

高い場所に収納するものは、出し入れしやすい布製などの軽い収納アイテムを使い、低い場所への収納には収納ケースなどを使うのが一般的。収納ケースを使う場合、同じタイプの積み重ねられるものを使うと、見た目にも統一感が出て、場所も有効活用しやすいです。

収納のポイント(2):中身が分かるようにしておく

衣替えをするときになって収納場所を探していると、時間がかかってしまいます。そうならないためにも、中身が見える透明や半透明のケースを使ったり、ラベリングシールなどを貼ったりして、中身が分かるようにしておくと良いでしょう。

今は100円均一のお店でも、オシャレなラベリングシールが販売されています。家族がすぐに見て分かるようにしておくと、「あの服、どこに片づけたっけ?」と、質問されることも減りますよ。

収納のポイント(3):ハンガー収納を活用する

衣替えの負担を減らすためには、ハンガー収納を活用するのもおすすめです。必要な衣類を厳選し、季節によって場所だけ入れ替えるようにすれば、衣替え自体が必要なくなります。

ハンガー収納はシワがつきにくく、収納ケースの奥に片づけることもないので、カビや害虫が発生しにくいというメリットがあります。ご自身の暮らしに合わせて、最適な方法を選択してみてくださいね。

衣替えに便利なサービスと衣替えの注意点

これまで一般的な衣替えの流れやポイントについてお伝えしてきました。ここからは、衣替えの際に使える便利なサービスや衣替えを行う際の注意点など、知っていると役に立つ情報をお伝えしていきます。

クリーニング付きの保管サービス

衣替えが大変だと感じる原因として、「収納場所の確保」「しまい洗いの手間」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。特に冬物のコートはかさばるので、収納も大変です。

しかし、「クリーニング付きの保管サービス」を利用すれば、そのような手間を省けます。このサービスは、しばらく着る予定のない服をクリーニングした上でしばらく保管し、予約しておいた時期に返送してくれます。

クリーニングの手間が省けるだけでなく、収納場所を取らないのが嬉しいポイントです。

買取サービス

衣替えの際に、デザインが自分に合わなくて着なかった服やサイズアウトした服など、「捨てるのはもったいないけれど、自分では着ることのできない服」が出てくることもあるでしょう。

このようなときには、リサイクルショップやフリマアプリなどを積極的に活用するのがおすすめ。特に有名ブランドのアイテムの場合、予想以上の高値がつくこともあります。

より多くの臨時収入を得たい方は、一着ずつフリマアプリで出品し、少しでも早く手放したい方はリサイクルショップを利用するのが良いでしょう。最近では、インターネットで申し込んで箱に詰めて送るだけで査定してくれる、リサイクルショップもありますよ。

衣替えの注意点(1) 衣替えは晴れた日に!

繰り返しにはなりますが、「衣替えは晴れた日に行う」のが鉄則です。雨などの湿気の多い日に衣替えをしてしまうと、収納場所に湿気がこもって服が傷んでしまう可能性があります。

特に注意が必要なのは夏の衣替え。少し早いと思われるかもしれませんが、梅雨入り前に衣替えを行うのが良いでしょう。

衣替えの注意点(2) 時間に余裕を持って始めよう!

衣替えは予想以上に時間がかかるもの。衣類の選別や洗濯槽の掃除は前もって行い、防虫剤や防湿剤などのグッズはあらかじめ購入しておきましょう。

晴れた日に一日で終わらせられるよう、時間に余裕を持って午前中から取り掛かるのがおすすめです。

衣替えが簡単になる住まい

衣替えの準備は事前に整えておき、作業は晴れた日の朝から始めるのがおすすめ。しかし、住む家によっては衣替えを簡単にすることができます。

ここからは、衣替えだけでなく日常生活でも便利な工夫が詰まった住まいについて、ご紹介していきます。

ウォークインクローゼット付きの住まい

ウォークインクローゼットとは、“人が入れるサイズのクローゼット”を意味します。比較的新しい住まいには備え付けられていることが多い、人気の収納スペースです。

一般的な広さは2〜3畳ほどで、洋服をかけるためのハンガーパイプや作りつけの収納棚だけでなく、換気が行える窓が付いた小部屋のようなものもあります。ウォークインクローゼットがあれば、収納を一か所にまとめられるので、扉を閉めれば簡単に隠すことも可能です。

ウォークインクローゼットは洋服だけでなく、スーツケースや布団、釣り竿やゴルフクラブのような大きめのものを収納するときにも便利です。

ウォークスルークローゼット付きの住まい

出入り口が一か所の“ウォークインクローゼット”に対して、出入り口が二か所あり、通り抜けができる収納スペースを“ウォークスルークローゼット”といいます。

動線を考えてウォークスルークローゼットを設置すれば、朝起きて身支度を調えながらリビングに移動できたり、帰ってきたときにコートを収納しながら洗面所に行けたりするなど、とにかく便利です。

また、風通しが良いので、カビや害虫の被害が少なくなるというのもメリットの一つ。お店のような見せる収納を意識すれば、オシャレな空間を演出できます。

収納が充実した住まいを選ぼう

生活しやすい家を選ぶなら、収納スペースも要チェック。趣味などで物が多い人、子どもがいる人などは、収納力の高い家をおすすめします。

収納スペースが十分ある家なら、わざわざ家具を買う必要がありません。「全居室に収納があるか」「クローゼットがついているか」「シューズボックスがあるか」などに着目して住まいを選びましょう。

事前準備とポイントを抑えて、衣替えを簡単に

今回は、衣替えのタイミングや手順、ポイントについてご紹介してきました。ご自宅の収納によって、衣替えの方法はさまざま。しかし私は、“次もまた気持ちよく着るために、衣類を大切に保管する”ことが大切だと思っています。

毎日着る衣類だからこそ、気持ちよい状態で残しておきたいと考える人も多いのではないでしょうか。事前準備をしっかりすることで、衣替えを簡単に進めることができます。衣替えの際には、ぜひこの記事でお伝えした手順やポイントを思い出してくださいね。

ふくふくwebライター

教育関係の会社に入社後、出産を機に退職。その後、子育て中に無資格・未経験ながらもwebライターとして活動を始める。
夫が元転勤族だったため、3年間で2回引っ越しを経験。「物が少ないと生活がしやすい」ことを実感し、収納や暮らし、断捨離について工夫することに興味を持つ。現在は主に子育て・人材・暮らしに関する記事を執筆しつつ、企業のSNS担当などマーケティングに関する業務も同時に行っている。
子育てと、好きな仕事の両立を目指すフリーランスとして、家族との時間を大切にしながら日々活動中。
将来は、私のような自由な働き方についてもっと広めていきたいと思っている。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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