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意外に子育てに向いている!?利便性抜群の東京都「品川区」での子育て体験談
意外に子育てに向いている!?利便性抜群の東京都「品川区」での子育て体験談

意外に子育てに向いている!?利便性抜群の東京都「品川区」での子育て体験談

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品川区は、東京都南東部に位置しています。オフィスビルや商業施設が多く、買い物や交通の利便性も高いので、子育て家庭が生活しやすい環境です。

わが家は子どもの転園を機に、品川区に引越してきました。実際に子育てをしてみると、品川区は非常に子育てのしやすい地域づくりがなされているように感じました。

この記事では、品川区に住んでいた私が実感した「品川区での子育ての魅力」についてお伝えします。

品川区で子育て中

まずは、品川区の概要を紹介します。

品川区の概要

東京都南東部に位置する品川区は、22.85 平方キロメートルの面積と、約410,000人を超える人口を有しています。

品川区と聞くと、都心に近く、オフィスビルや商業施設が多いというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実は、品川は東海道の宿場町として栄えた歴史から、史跡が多く、歴史や文化を体感できるエリアです。

品川区には、JR山手線や京浜東北線などの主要鉄道が通っています。また、品川駅(※所在地は港区)は東海道新幹線の停車駅であり、JR東海が進めている中央新幹線の始発駅になる予定です。

ここのように、品川区は利便性の高さに加え、子育て制度も充実していることから、子育てに適した環境と考えます。

わが家が子育てに品川区を選んだ理由

わが家は子育て環境と都心へのアクセスのよさに惹かれて、品川区を居住地に選びました。ここでは、引越しの大きな決め手となったことを4つ紹介します。

品川区を子育てに選んだ理由(1)子育て支援制度が充実していた

品川区は子育て支援制度が充実していました。保育園や幼稚園、学校などの公的な支援について、困ったり不満に思ったりすることはなかったです。

品川区を子育てに選んだ理由(2)病院や公園などの設備が整っていた

品川区は教育機関だけでなく、子育て世帯が何かとお世話になることの多い病院や公園などの設備が多いです。そのため、子どもの遊び場にも困りませんし、不意に怪我をしたときも安心です。

品川区を子育てに選んだ理由(3)職住近接の環境だった

品川区はオフィスの多い都心エリアにアクセスしやすいため、職住近接を実現できます。東海道新幹線の停車駅である品川駅や羽田空港が近く、国内外への出張や旅行にも便利です。

品川区を子育てに選んだ理由(4)歴史や文化がある

意外だったのが、品川区は洗練された都会的なイメージとは裏腹に、歴史や古い文化を非常に大事にしている土地だったことです。それもそのはず、品川といえば江戸時代は東海道の宿場町だったため、誰でも知っている明治維新の志士や大正・昭和の文豪などのゆかりの地が、数多く残っています。

このように、品川区は最先端の子育てスポットにアクセスしやすいだけでなく、昔ながらの日本の伝統や文化が身近にあることが特徴です。

実際どう?品川区の子育て

絵本の読み聞かせをする様子
絵本の読み聞かせをする様子

ここからは、私が実際に住んでみて感じた、品川区の子育てについてお伝えします。

数字で見る品川区の子育て事情

品川区の人口は、ここ10年ほど横ばい傾向が続いています。現在、品川区の年少人口(0~14歳)は約4万7,000人です(2024年10月時点)。2014年の年少人口は約40,000人だったことから、この10年間で品川区は微増傾向にあるといえます。

品川区の保育施設数は以下のとおりです。(2024年9月18日時点)

・認可保育所150園(公立45園+私立105園)
・認定こども園4園 
・認可外保育施設33ヶ所
・小規模保育事業所16園

2024年10月23日時点の品川区の保育所等利用待機児童数は0人で、どの年齢でも空きのある保育園があります。認可保育園も多く、安心して子どもを預けられる環境が整っています。

品川区の幼稚園は2024年10月時点で26園(区立9園+私立17園)となっています。

品川区の子育て支援情報

品川区は子育て支援の強化に取り組んでいます。ここでは品川区の子育て支援情報のうち、独自性の高いものを5つ紹介します。最新情報は、品川区の公式ホームページで確認してください。

品川区の子育て支援情報(1)高校生等まで医療費(自己負担分)が無料

品川区では高校生等までの子どもが医療機関等で診療を受けたときに、保険診療のうち自己負担分が助成されます。

<対象者>
・高校生等(18歳到達後最初の3月31日まで)までの子どもであること
・子どもの住所が品川区にあること
・子どもが健康保険に加入していること

品川区の子育て支援情報(2)区立小中学校の給食費の無償化

品川区では、子どもの健やかな成長を社会全体で支援する取り組みとして、区立学校の給食を2023年4月から無償化(所得制限なし)しているため、給食費の保護者負担はありません。

品川区の子育て支援情報(3)認可保育園の第2子(0-2歳)の保育料の無償化

品川区では、同じ家計に2人以上の子どもがいる場合、所得の制限なく第2子以降の保育料が無償になります。共働きの家庭にとって、所得制限ないというのはありがたい支援です。

品川区の子育て支援情報(4)子育て世帯生活支援特別給付金

食費等の物価高騰に直面し、特に影響を受ける低所得の子育て世帯に対し、特別給付金が支給されました。支給条件を満たす子育て世帯は、児童1人あたり50,000円の給付を受けています(※2023年度)。

品川区の子育て支援情報(5)区立小中学校と義務教育学校の学用品の無償化

就学援助は学校教育法第19条に基づき、学用品費や給食費などを援助する制度です。品川区内では2024年4月より、区立小中学校と義務教育学校の学用品が無償化されました(所得制限なし)。

品川区での子育て体験談

しながわ水族館
しながわ水族館

ここからは、実際に品川区で子育てした私が感じた「品川区の子育てのしやすさ」について体験談を交えて紹介します。

品川区で子育てをする魅力

品川区で子育てしてみた感じた魅力についてまとめてみました。

品川区で子育てをする魅力(1)子育てに必要なスポットが充実

品川区は都心に近いと思えないほど、保育園や幼稚園、学校や公園、病院などの子育てに欠かせない公共施設が充実しています。「都会的なエリアはのんびりした子育てには向かない」という従来のイメージを覆し、安心して子育てできる環境が整っています。

品川区で子育てをする魅力(2)アクセスが抜群

品川区はJR山手線や京浜東北線などが通っており、都心へのアクセスが良好です。東海道新幹線や開通予定のリニア中央新幹線のターミナル駅である品川駅(※所在地は港区)、さらに空の玄関口である羽田空港へのアクセスもよく、遠出にも便利です。

品川区の子育て環境

品川区には、しながわ水族館やプラネタリウムなど、子どもが喜ぶスポットも多く、子育て環境が整っています。また、歴史的な場所や文化的な施設、古い街並みが多いところも特徴です。

品川はそもそも、東海道五十三次の出発点である日本橋から数えて一番目の宿場町であったことで発展しました。北品川駅周辺では宿場町だった頃の雰囲気が味わえます。

他にも、縄文時代の人々の暮らしが分かる大森貝塚遺跡や坂本龍馬ゆかりの地である立会川、勝海舟と西郷隆盛の会見の碑がある本門寺など多くの史跡があります。

このように、現代的な施設と伝統文化が同居する品川区での生活は、子どもを育てるうえでいい影響を与えられるでしょう。

品川区の住まい事情

実際に品川区に住むためには、家賃などの住まい事情も気になるものです。

私たちが子どもの幼い頃に品川区で借りていた賃貸マンションは、やや手狭な2LDKでした。2LDK・3K・3DKの現在の家賃相場は、品川区は26.17万円です。

品川区と近隣区の家賃相場を比較すると、品川区の2LDK・3K・3DKの家賃相場26.17万円に対し、北に隣接する港区は37.42万円、南に隣接する大田区は21.73万円でした。大田区よりも品川区の家賃相場が高い理由は、都心への移動のしやすさによるものと思われます。

都心寄りの港区に比べると、品川区は都心へのアクセスのよさを保ちつつも、コストパフォーマンスが高いと思います。

品川区の子育て世帯におすすめのエリア

品川区は、全体的に子育てのしやすい環境が整っている街です。ここでは、子育て世帯に特におすすめしたい、品川区内のエリアについて紹介します。

品川区の子育て世帯おすすめスポット(1)しながわ区民公園エリア

しながわ区民公園
しながわ区民公園

しながわ区民公園は、品川区制50周年を記念して建設された総合公園です。緑のあふれる園内には30年以上の歴史のある「しながわ水族館」が併設されているので、家族で楽しめるでしょう。


遊具エリアには「ふわふわドーム」や「ターザンロープ」といった子どもたちに人気の遊具があり、滑り台や砂場といった定番の遊び場も備えています。小さなお子さんのために、自転車や三輪車の練習ができるコースや貸出施設もあります。夏の暑い日や冬の寒い日には、ゆったりくつろげる屋内施設を利用するのもおすすめです。

また、野球やサッカーのできる大きな広場やテニスコートや屋外プールも併設されており、夏はたっぷり泳げます。バーベキューができるスペースでは、子どもから大人まで1日たっぷり楽しめることでしょう。

このような子ども連れで遊べる環境が近くにあればお出かけが楽しくなり、子どもにも多くの体験をさせてあげられるでしょう。


施設名:しながわ区民公園
所在地:東京都品川区勝島3丁目2-2
アクセス:京急本線大森海岸駅または立会川駅より徒歩約5分
営業時間:6:00~20:30

しながわ区民公園 日本、東京都品川区勝島3丁目2−1 しながわ区民公園
しながわ区民公園 〒140-0012 日本、東京都品川区勝島3丁目2−1 しながわ区民公園
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品川区の子育て世帯おすすめスポット(2)戸越銀座エリア

戸越銀座
戸越銀座

品川区には昔ながらの商店街も残っています。中でも戸越銀座商店街はメディアでもよく取り上げられる人気の商店街で、現在も地元の人々に愛されています。ショッピングモールなどの大型商業施設での買い物は便利ですが、子どもとあれこれ買い物をしながら食べ歩きをするのは楽しいひとときです。

スーパーやコンビニで導入が進むキャッシュレス決済やセルフレジは便利ではありますが、お店の人とコミュニケーションをとりながら買い物をするという体験は、今や貴重なものになりつつあります。最近ではレトロな商店街を模したテーマパークも作られていますが、「本物の商店街で買い物をする」という体験そのものが、現代の子どもたちにとっては、昔にタイムスリップできる「日常のテーマパーク」といえるのではないでしょうか。

そのような体験ができる商店街が近くにある暮らしは、子育て世帯におすすめしたいです。

品川区は職住近接で子育てしたい方におすすめ!

品川区で子育てをしていると、設備面・制度面ともに子育て支援環境が充実していて、非常に暮らしやすい環境だと思います。新しい商業エリアと古い歴史や文化が残る街並みが共存した品川区は、大変住み心地のいい街です。交通アクセスの利便性が高く、職住近接を叶えやすいところも魅力といえるでしょう。

都内への引越しをお考えの方は、ぜひ品川区も候補に入れて検討してみてください。

AyumuパパWebライター

自然と文明の調和をモットーにした育児を心がけつつ、兼業ライターとして子育てや教育・生活・暮らしなどのジャンルにおけるさまざまなトピックを執筆中。子どもの成長と変化を見守る中で、日常の忙しい育児を少しでも楽しむためのイベント情報、学校選び・進学情報、知育アプリや、子育て・育児全般に関わるノウハウや科学的知見、古今東西にわたる教育の方法論に関心があります。また、ものづくり産業や新興テクノロジー、その土地に根ざした固有の歴史・文化・伝統や都市論にも興味があります。不動産情報サイトは引越しの機会のみならず、各地域の制度や成り立ち、地形、業界トレンド、需要・供給の市場動向などを探るためによく活用しています。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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