東京23区東部に位置する足立区は、荒川をはじめとする多くの川に囲まれた自然の豊かな街です。都心に出やすい立地でありながら、今もなお下町情緒あふれる人情味を感じられます。
足立区に住むわが家ですが、現在は区内の3つ目のエリア移って10年になります。どの地区もアクセスのよさが気に入っており、都会と田舎のよいところをそれぞれ楽しめるのが魅力です。
今回、小学生になる2人の子どもを育てていく環境として改めて足立区を検討したときに、住みよいと感じた魅力的な点を、ママ目線でご紹介していきたいと思います。
足立区で子育て中
まずは足立区の概要を見てみましょう。
足立区の概要
東京都足立区は2024年4月1日現在、69万4,725人が暮らす街です。これは、東京23区の中では4位の人口を誇る人数です。以前は江戸川区に次ぐ第5位でしたが、1つ順位がアップしました。
多くの人が暮らす足立区の総面積は、53.25平方キロメートルで、東京23区の約9%に相当します。23区の1割近い広さは、大田区・世田谷区についで第3位です。
足立区のイメージというと、一般的には「下町」を想像する方や「やんちゃな感じがする」という方が多いです。私は10年以上住んでいますが、実際に怖い思いをした経験はありません。
また、足立区では「ビューティフル・ウィンドウズ運動」といって住民が安心して暮らせる街並み、美しい街を目指した取り組みを進めているため、一層安心して暮らせる街になるよう、自治体と住民が一丸となって活動を行っています。
わが家が子育て環境に足立区を選んだワケ
わが家は、山の手線沿いの会社に勤める夫と、在宅ワークで働く私、小学生2人の子どもの4人家族です。家選びをする際に重視したのは、夫の会社までのアクセスや子どもたちの将来的な通学の利便性、幼少期でも遊びやすい住環境といった点でした。
足立区の交通は、主に6社8路線で構成されており、どこに住んでも比較的都心へのアクセスは良好です。竹ノ塚駅や北綾瀬・綾瀬駅は始発駅でもあるので通勤通学時間に座れることもあります。北千住駅は乗り換え本数も多く、利便性の高い駅です。
子どもが私立中学へ通う場合や都立高校を目指すとなった際も、距離を気にせず目指したい学校選びができるところも魅力に感じました。わが家ではまだまだ先の話ですが、関東圏の大学に通うのであれば、自宅から通学できるところが多いので、仕送りなどの節約にもなるのではないでしょうか。
小学生になったわが子たちですが、小さな頃から区内の公園で多くの思い出をつくってきました。足立区には四季折々の魅力的な草花を楽しめる公園や施設が多く、天気のいい日は気軽に遊びに行くこともあります。
少し足を延ばして上野駅まで出れば、動物園や博物館も楽しめるので、子どもの「知りたい」を満たせる土地で暮らせていて、本当によかったと思っています。
実際どう?足立区の子育て
私は足立区の西新井駅方面にあるマンションに家族4人で住んでいます。新築マンションが多く売り出された時期に購入したこともあり、マンションの住民同士はもちろん、同じ時期に引越してきたご家族との交流なども多く、お互いのマンションの施設などを利用しながら助け合って子育てをしてきました。
ここからは、私が実際に自分の目で見た、足立区の子育てについて紹介していきます。
数字で見る足立区の子育て事情
足立区に住む69万4,725人のうち、現在の足立区の年少人口(0~14歳)は約7万2,000人です(2024年4月時点)。年齢別では、47歳から56歳までが各1万人前後暮らしています。
足立区には、区立保育園27、私立保育園114、公営施設15、計156もの保育施設があります。数多くの保育園があるため、2023年4月1日現在、待機児童は発生していません。「足立区待機児童解消アクション・プラン」などの実施により、今後も引き続き待機児童ゼロの街として働くママやパパを支えてくれそうです。
足立区の子育て支援情報
次に気になるのが、行政支援的な取り組みです。足立区では、わが家の子どもたちが生まれた頃よりも、乳児のいる家庭への支援がさらに手厚くなりました。
ここでは特に気になる5項目を紹介していきます。今後変更になる可能性もあるので、最新情報は足立区公式サイトを確認してください。
足立区の子育て支援情報(1)子育て応援ギフト
出生した子ども1人あたり10万円相当のクーポンが貰えます。こちらは、「東京都出産・子育て応援事業」による上乗せ(5万円相当)を含んだ金額です。また、双子の場合は、20万円相当が対象となります。ベビー用品の購入など、まとまったお金が必要な時期に、非常に助かる制度です。
足立区の子育て支援情報(2)子ども医療費助成制度(マル乳・マル子・マル青医療証)
足立区では、子育て家庭の経済的負担を軽減するため、子ども医療費助成制度を実施しています。
保護者が申請することで、乳幼児にはマル乳医療証を交付し、小・中学生にはマル子医療証を交付します。さらに、2023年4月1日からは、子ども医療助成の対象者を高校生相当年齢まで拡大しました。子育て世代にとって医療費の負担が軽くなったことは、小学生の子どもがいるわが家にはとてもありがたかったです。
高校生になると成長して体力もつきますが、行動範囲が広がり、部活や通学、スポーツによるケガなどの機会も多くなります。私のまわりでは制度の対象が拡大されて安心したという声が多く聞こえました。
※医療費助成の対象年齢は、15歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から18歳に達する日以後の最初の3月31日まで
足立区の子育て支援情報(3)足立区立小・中学校の給食費無償化
足立区では、2023年4月より区立中学校が、2023年10月から区立小学校の給食費が無償化されました。
これまで毎月約3,800円から約5,000円支払っていた給食費がなくなったことは、かなりの負担減といえます。わが家も、物価高が続く中で2人分の給食費の負担がなくなり、非常に助かりました。また、足立区は「おいしい給食事業」という、栄養バランスのいいおいしい給食を提供する取り組みをしています。
足立区の子育て支援情報(4)足立区給付型奨学金
足立区では、2023年度より「足立区給付型奨学金」事業がスタートしました。足立区の奨学金はこれまで無利子の「貸与型」でしたが、利用者からの声を受けて「給付型」へ。発表されたときは、大きなニュースになりました。
給付は入学金・授業料・施設整備費の全額で、私立の理系大学へ進学した場合、4年間で830万円を上限に給付する計算です。また、年収要件を800万円以下(4人世帯の目安)と広く設定することで、国からの給付金などの支援を受けられない中間所得層にも手厚い支援が行われています。
給付には成績や住居など必要な条件がありますが、第1期から多くの応募があり、期待が集まる事業です。年々学費が高まる今、経済的な理由で進学を諦める子どもを1人でも減らしたいという、足立区の本気がうかがえる支援ですね。
足立区の子育て支援情報(5)自転車用ヘルメット購入補助
なだらかな土地が多いためか、自転車の利用者を見かけることの多い足立区。足立区では、区内の小学3年生を対象に「自転車安全運転免許証発行事業」を行い、正しい自転車の乗り方のレクチャー会を実施してくれています。
2026年3月31日までの間に行われるのが「自転車用ヘルメット購入補助」です。これは、区内の対象店で、SGマーク等の安全基準を満たした3,000円以上の新品の自転車用ヘルメットを、2,000円引きで購入できるというもの。命を守るためのヘルメットの着用率を上げようという試みです。
こちらの助成は子どもだけでなく、大人も対象です。自転車の利用が多い足立区民だからこそ、ぜひ利用したい政策のひとつ。わが家も、自転車安全運転免許証を手に入れた子どもが新たなヘルメットを購入し、早速サイクリングを楽しんでいます。
足立区での子育て体験談
ここからは、実際に足立区で子育てをしている私が「ここがよかった」と思った体験談を紹介します。
足立区で子育てをする魅力
足立区は都会と田舎のいいところを半々ずつ楽しめる、と私はよく表現します。それは、子育てを始めてさらに実感するようになりました。
夫と二人暮らしだった頃は週末にショッピングなどを楽しむことが多く、公園などの屋外施設に行くことはほぼありませんでした。しかし、第一子を出産してからというもの、子どもを連れてのお出かけは屋外ばかり。人混みに行くと風邪などをひきやすいという理由と、子どもがぐずったときに申し訳ないという理由で、なんとなく避けていました。
足立区で子育て世帯におすすめの場所(1)舎人公園
足立区には、おすすめの公園がたくさんあります。特に有名な「舎人公園」は、区外からの来園者も多く、子どもが小さな頃は四季の草花を感じに行くだけで、親の私も気分転換になりました。
子どもたちが成長してからは、ソリゲレンデやじゃぶじゃぶ池など、子どもたちが1 日中夢中になれるアクティビティを楽しむように。最近では、2021年にオープンした「冒険の丘」がお気に入りです。
2017年にリニューアルオープンした「舎人公園バーベキュー広場」は、きれいで使いやすく、お友達家族との交流の場としても大変便利な施設です。
施設名:舎人公園
所在地:東京都足立区舎人公園1-1
面積:64万9,645m2(2022年6月1日現在)
アクセス:日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車
東武スカイツリーライン竹ノ塚駅西口から東武バス「入谷循環」で「中入谷」下車
東武スカイツリーライン西新井駅西口から足立区コミュニティバスはるかぜ3号「舎人団地行」で「舎人公園東」または「舎人公園」下車
開園時間:常時開園(サービスセンターおよび各施設は年末年始休業)
乳幼児を育てている方におすすめなのが、じゃぶじゃぶ池です。足立区では、オムツを使わなくなった就学前の子どもが、遊びながら水に親しめる無料の施設を、毎年夏に開放しています。まだプールデビューしていないお子さんも、「じゃぶじゃぶ池デビュー」から試してみてはいかがでしょうか。大きなプールなどに入れる年齢になる前から水に親しめます。
わが家は自宅プールを作れない集合住宅に住んでいたため、子どもたちが小さいうちはじゃぶじゃぶ池の開催を毎年楽しみにしていました。また、じゃぶじゃぶ池に行けば同年代のお友達もいるので、子どもも楽しめ、親同士も情報交換を行えました。暑い季節のちょっとした楽しみとして、今ではいい思い出です。
足立区で子育て世帯におすすめの場所(2)北鹿浜公園
乗り物好きなお子さんがいらっしゃる家庭におすすめなのが、「北鹿浜公園」です。こちらの公園は、区民の間では「交通公園」と呼ばれている公園です。じゃぶじゃぶ池はもちろん、一年を通して「ミニ列車」「バッテリーカー」「足踏みゴーカート」「自転車」に乗り、楽しみながら交通ルールを学べます。
わが子たちは、自転車デビューも一輪車デビューも北鹿浜公園でした。
施設名:北鹿浜公園
所在地:東京都足立区鹿浜3丁目26番1号
アクセス:西新井駅西口(東武スカイツリーライン)から東武バス「皿沼循環」で「北鹿浜公園入口」下車 徒歩2分、あるいは東武バス「鹿浜都市農業公園行」で「鹿浜四丁目北」下車 徒歩3分
開園時間:9:30 閉園時間:11-1月16:00、9-10月・2-4月17:00、5-8月17:30
休園日:12月29日~翌年1月3日まで
足立区で子育て世帯におすすめの場所(3)西新井駅周辺のショッピングモール
「子連れで買い物がしやすい」のも足立区の特徴です。銀座や池袋に行くのもそう遠くないですが、「小さな子どもを連れて電車で遠出はハードルが高い」という方にとって、ちょうどよい距離です。
子育て用品が充実しているショッピングモールとして人気なのが、「アリオ西新井」です。アリオ西新井は、2007年のオープンからさまざまな店舗が入れ替わり、最近ではかなり子育て世帯向けになってきました。「赤ちゃんホンポ西新井店」ができたときは、非常にうれしかったのを覚えています。
育児用品が充実している以外にも、「TOHOシネマズ西新井」があったり、ミスタードーナツやマクドナルドをはじめとするフードコート、ゲームセンターが併設されていたりと、親とお出かけをする年齢を過ぎても、子どもたちはまだまだアリオ西新井のお世話になりそうです。
施設名:アリオ西新井
所在地:東京都足立区西新井栄町1丁目20番1号
アクセス:東武伊勢崎線 西新井駅西口 徒歩8分
営業時間:アリオモール10:00~21:00、レストラン街11:00~23:00、TOHOシネマズは上映スケジュールによって異なります。
営業日:年中無休(一部店舗は異なります)
足立区の子育て環境
次に、足立区の子育て環境はどのようになっているでしょうか。
足立区の公立小学校は、隣接学区を選択できます。通学の安全性が考えられており、より子どもに合った学校を選択できるところは魅力です。
私たちが住むマンションでは、同じ住所なのに別の小学校へ通うことも珍しくありません。「幼稚園や保育園のお友達と一緒がいい」「学童が校内にある」「設備が新しい」など、理由はさまざまですが、その子に合った小学校を選べるので気に入っています。
公立中学校は、区内全域から選択できます。同じ区内の中学校でも、雰囲気や部活の違い、設備などの違いなどがあり、こちらも慎重に選べるのはうれしいです。
そして、私が最近最もよかったなと思っているのが「東京女子医大足立医療センター」の開業です。もともと荒川区にあった「東京女子医大東医療センター」が2022年、新たに足立区に引越しました。足立区初の大学病院ができたことで、足立区の医療に安心感が増しました。
普段はあまりお世話になることはありませんが、お友達から「女子医大に紹介状を書いてもらってしっかり調べてもらってきた」といった話を聞くと、小さな子どもを持つ親としては、心のよりどころ的な存在になっているなと実感するときがあります。
施設名:東京女子医科大学附属足立医療センター
所在地:東京都足立区江北4丁目33番1号
アクセス:日暮里・舎人ライナー 江北駅 西口より徒歩約7分
受付時間:(外来)月‐金8:20-11:00、11:00~16:00(予約のある方のみ)、土曜日8:20-11:00(第3土曜日は休診)
足立区の住まい事情
足立区は、近年「つくばエクスプレス」「日暮里・舎人ライナー」の開業で、マンション開発などが活発に行われてきました。それに伴い、新たにファミリー向けマンションを購入して引越す家庭が増え、子どもの数も多く、新たに足立区民になった人同士の交流も盛んに行われていると思います。
世間の評判などによって心配していた人から、「足立区の治安には少し不安があると思っていたけれど、住んでみたらそうでもなかった」という感想を聞きました。
それでは、実際に足立区の賃貸物件の家賃はどれほどなのか見ていきましょう。2LDK・3K・3DKの足立区の家賃相場は15.66万円 で、東京都世田谷区の家賃相場は23.20万円 です。足立区は23区の中で1番家賃相場が安く、1番高い港区の40.13万円と比べると、その差はかなりのもの。
また、2LDK・3K・3DKの同じ間取りで近隣の区でも比べてみます。
東京都北区は20.23万円、葛飾区は20.68万円でした。足立区と比べると、5万円前後の差があります。賃貸物件を借りるにあたり、この近さでこれだけの金額を節約できるのは、うれしいなと感じます。
北千住駅を中心に乗り換えなどもしやすいので、都心へのお勤めや通学の方にもおすすめのエリアです。
足立区の子育て世帯におすすめエリア
これまでお伝えしてきたとおり、足立区はどのエリアも子育てしやすい街です。ここでは、その中でも特に子育てがしやすいエリアはどこでしょうか。
おすすめエリア(1)東武スカイツリーライン「西新井駅」周辺
最初におすすめしたいのは、わが家もよく利用する東武スカイツリーライン西新井駅周辺です。駅西口には先ほど紹介した「アリオ西新井」が、駅東口には「イオン西新井店」があり、毎日のお買い物から休日のショッピングまで便利な駅です。
飲食店も多いので「仕事が忙しくご飯を作っている時間がないので今日は外食で」となったときも、子どもたちは大喜びです。東口には「ギャラクシティ」という文化施設があり、プラネタリウムやクライミングウォールをはじめ、さまざまな体験プログラムが楽しめます。
ここは大型マンションも多く、「衣・食・住」がそろっているエリアです。
店舗名:イオン西新井店
所在地:東京都足立区梅島3丁目32番地7号
アクセス:東武スカイツリーライン西新井駅東口2分
営業時間:1階8:00〜22:00、2・3階9:00〜23:00
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おすすめのエリア(2)JR常磐線「北千住駅」周辺
JR常磐線北千住駅の周辺には、駅ビルと商店街が同時に楽しめる、大人も子どもも楽しい施設がたくさんあります。
ターミナル駅として栄える北千住駅前は、駅ビルに加え東京電機大学の東京千住キャンパスなど、学生街としても近年成長しています。文化祭の際は大変なにぎわいを見せ、わが子たちも大学というものを体験できました。
また、千住の街は江戸時代の初めに旧・日光街道に面して設けられた千住宿としての名残を感じられます。「宿場町通り商店街」は駅からすぐの場所にありながら、古きよき商店街のような雰囲気です。足立区に住んでいる人の下町っぽさが私はとても好きです。
宿場町通り商店街を抜け、荒川の河川敷を目指すのもおすすめです。「虹の広場」やサッカー場があるので、休日には体を動かしてみたり川を眺めたりしながら親子でゆっくり過ごすのも、大切な時間となりそうです。
施設名:宿場町通り商店街
所在地:東京都足立区千住3丁目7
アクセス:JR北千住駅西口徒歩約3分
北千住マルイと同じビルにある「シアター1010」では、キッズ向け演劇やコンサートなどが数多く開催されており、お子さんたちが初めて触れる芸術体験としてピッタリな場所です。わが家もこちらで行われたコンサートでクラシックデビューをしました。
店舗名:シアター1010(足立区文化芸術劇場)
所在地:東京都足立区千住3丁目92番千住ミルディスⅠ番館 10階
アクセス:JR常磐線北千住駅4番出口直結
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足立区で地域の子どもたちと共に成長しよう
足立区で子育てをして約10年。そろそろ子育ても折り返し地点を超え、子どもと別行動をとることも増えてきた今、改めてその立地のバランスのよさを感じることが増えてきました。
名所やエンターテインメント施設へのアクセスの良さは子どもたちの日常を彩ってくれます。それは、子どもが成長すればさらに実感する機会も増えるでしょう。
また、足立区の子育て事業も年々充実してきました。私が悩んでいた育児の悩みが、数年たっただけで解消しているのを見ると、足立区の本気を感じます。
子どもが授業で習うものの中には、私も体験しなかったような題材がたくさんあります。それは、先生方や地域が協力し合い、子どもたちの成長を見守ってくれているからできるものが多く、感謝しかありません。
豊かな自然と便利な生活が両方楽しめる足立区。都内へお引越しを検討中の方は、ぜひ足立区沿線もチェックしてみてはどうでしょうか。