新潟県の県庁所在地である新潟市。市内には、親子で楽しめるスポットがたくさんあり、子育て支援も充実しています。また、首都圏と直結している新潟駅や、広くつながるバイパスがあるため、市内外へのお出かけもスムーズです。
わが家は以前、5年間ほど新潟市に住んでいました。その間に子ども2人を出産し、長男が3歳になるまで新潟市で暮らしていた経験から、新潟市は子育てにとても適したエリアだったと実感しています。
この記事では、そんな私が、新潟市の子育て事情について経験を含めてお伝えします。子育てにおすすめのエリアも紹介するので、新潟市での子育てを検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
新潟市での子育て
新潟市の概要
新潟市は北区、東区・中央区・西区・江南区・秋葉区・南区・西蒲区の8つの区にわかれており、2007年に政令指定都市に移行しました。中央区にある新潟駅は、新幹線と3つの在来線の発着駅となっており、上越新幹線を使えば東京まで2時間でアクセス可能です。
市の北側は日本海に面しており、市内を信濃川と阿賀野川が流れています。海沿いにあるたくさんの海水浴場や海の見える公園は、夏場のアクティビティスポットです。中央区には、「マリンピア日本海」の愛称で親しまれている水族館があります。
また、新潟市には“潟”といわれる湖沼がいくつもあり、そこでしか見られない動植物や景色など、貴重な自然の宝庫となっています。新潟県内には豪雪地帯もありますが、新潟市内において、日常生活に支障がでるほどの大雪が降ることはほとんどなかったです。
新潟市は国内有数の米どころで、水田の面積は日本一です。米菓も有名で、新潟市には、3つの大手米菓メーカーの本社があります。せんべい作りを体験・見学できる施設は、親子に人気なお出かけスポットの1つです。新潟には、お米の他にも、子どもが大好きな枝豆や果物などの名産品も多いです。
わが家が子育て環境に新潟市を選んだワケ
わが家は夫の転勤で新潟市に移住しました。交通の利便性がよく、ショッピングや食事を楽しめるスポットが充実しており、とても住みやすかったです。また、海や川、山や潟など、たくさんの自然に触れられるところも、私が新潟市を好きな理由の1つです。
このように暮らしやすさを実感していた新潟市なので、子どもが生まれても移住を考えることはありませんでした。加えて、公園や支援センター、小児科や小学校が家の近くにあったことも、このまま新潟市で子育てしていく決め手となりました。
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実際どう?新潟市の子育て
数字で見る新潟市の子育て事情
ここでは、新潟市の子どもの人数、教育・保育施設数、待機児童数をご紹介します。
新潟市の子どもの数は、2024年4月1日時点で、84,275人となっており、前年に比べて2,331人減少しました。総人口に占める子どもの割合は11.2%で、年々減少しています。区ごとの子どもの数は中央区が最も多く、子どもの割合でみると江南区がトップです。
新潟市の幼稚園と認定こども園、保育園の数は以下のとおりです。(2022年4月1日時点)
<幼稚園>
北区0、東区3、中央区4、江南区0、秋葉区4、南区0、西区1、西蒲区0
<認定こども園>
北区11、東区27、中央区35、江南区9、秋葉区13、南区3、西区26、西蒲区5
<保育園>
北区14、東区17、中央区19、江南区21、秋葉区9、南区15、西区23、西蒲区16
新潟市の待機児童数は、2022年度・2023年度ともに0人でした。
新潟市の子育て支援情報
ここでは、新潟市の子育て支援で特徴的なものを5つ紹介します。子育て支援制度は変更される可能性があるため、最新情報を新潟市の公式サイトで確認してください。
新潟市の子育て支援情報(1)新潟市子ども・子育てキャッチフレーズ
新潟市の子育てキャッチフレーズは、「はばたけ!未来を支える子どもの笑顔」です。新潟市が一丸となって子どもと子育てを応援していくために、2023年に制定されました。
このキャッチフレーズは、市内の小学校6年生から募集し、集まった作品の中から高校生が選定、最終的に小学生の投票により決定したものです。今後、新潟市の子育て応援キャラクターであるお米の「ほのわちゃん」とともに、新潟市の子育て支援を盛り上げてくれることでしょう。
新潟市の子育て支援情報(2)こども医療費助成制度
新潟市では、0歳から高校3年生を対象に、医療費の助成が行われています。一部負担金は以下のとおりです。
入院:1日1,200円
通院:1日530円(月4回まで)
調剤薬局:0円
新潟県外の医療機関を受診する場合、いったんは自己負担額を全額支払う必要がありますが、窓口で申請すれば上記の負担金以外を払い戻してもらえます。
私が住んでいた当時は医療費助成制度の対象が中学3年生まででしたが、2021年4月1日から高校3年生まで対象年齢が拡大しました。
新潟市の子育て支援情報(3)一時預かり
未就学児を自宅で保育している場合、上の子の学校行事や買い物、リフレッシュのために、少しの時間でもいいから子どもを預かってほしいときってありますよね。そのようなときに利用できるのが、新潟市の一時預かり制度です。
保育施設によって利用できる日数が異なりますが、最大月に14日まで一時保育の制度を利用できます。基本料金は、午前8時から午後4時までの間で、4時間以内は900円、4時間を超えると1,800円です。延長料金を払えば、午後4時以降も預かってもらえます。
また、出産や介護などで長期間の保育を必要とする場合、期間限定で保育園入園の認定を受けられます。例えば出産の場合、出産予定日の前後2ヶ月の計4ヶ月間、上の子を保育園に入園させることが可能です。私は次男の出産時にこの制度を利用し、とても助かりました。
新潟市の子育て支援情報(4)地域子育て支援センター
新潟県は0~4歳の人口1千人あたりに対する地域子育て支援拠点事業の実施か所数が日本一です。具体的に、区ごとの支援センターの数は以下のとおりです。
<区ごとの支援センター数の内訳>
北区6
東区7
中央区9
江南区3
秋葉区4
南区4
西区8
西蒲区6
支援センターの中には、午前と午後で時間が区切られていて、時間の終わりに保育士さんが手遊びや読み聞かせをしてくれるところもあります。子どもの就園に向けての練習にもなるでしょう。
また、多くの支援センターでは、沐浴や離乳食の進め方などの勉強会が行われています。ベビーダンスやベビーアロマなど、親子で楽しめるイベントもあります。
新潟市の子育て支援情報(5)乳幼児のいる世帯への指定ゴミ袋支給
新潟市では、満3歳未満児のいる世帯を対象に、指定ゴミ袋を支給しています。新潟市では、燃えるゴミを出すのに指定のゴミ袋を購入する必要があります。子どもが乳幼児のころは、使用済みのおむつだけでゴミ袋がいっぱいになってしまうので、無料でゴミ袋をもらえるのはとてもありがたい制度でした。
子どもが0歳から3歳になるまで新潟市にいた場合、20リットルのゴミ袋を合計210枚もらえます。ゴミ袋の容量は変更可能です。
上記のリンクは新潟市中央区の補助金・助成金情報ですが、他の区でも同じ内容の支援を受けられます。
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新潟市での子育て体験談
新潟市で子育てをする魅力
夫婦2人でも住みやすかった新潟市ですが、子どもが生まれても新潟市の暮らしやすさは変わりませんでした。むしろ、新潟市は子育て世帯にこそおすすめできるエリアであることを実感したのです。
新潟市で子育てをする魅力の1つは、自然と触れ合えるスポットが充実していることです。中でも、新潟市内に点在している“潟”は、他の都市ではなかなか見られません。
地産地消の美味しいものがたくさんあることも、農業が盛んな新潟市ならではの魅力です。田んぼのある風景が当たり前で、田おこしから収穫までを間近に見られるのは、最高の食育だったと感じています。
先ほどご紹介したとおり、支援センターが多いことも新潟市で子育てする魅力です。私の場合、長男の発達に心配があったので、専用のコミュニティーでサポートを受けられたのは非常に心強かったです。
新潟市の子育て環境
新潟市には1,600以上の公園があります。すべての区にバーベキューができる公園があるのは驚きです。他にも、キャンプができたりプールがあったりと、新潟市内の公園は多種多様なので、季節や目的ごとに使いわけられます。新潟市には海水浴場がいくつもあり、スポットごとに違う雰囲気を楽しめるところは、夏の楽しみでした。
さらに、新潟市中央区にある「いくとぴあ食花」は新潟県内最大級の道の駅で、親子で楽しめるおすすめの施設が複数入っています。
わが家がよく利用していたのは、乳幼児から遊べる「こども創造センター」です。施設内にはさまざまなおもちゃや遊具があり、室内ながらも思いっきり体を動かせます。週末には創作活動イベントが開催されていて、飽きません。
また、「動物ふれあいセンター」では、ヤギやポニー、ウサギなどの動物と触れ合えます。アルパカやカピバラといった珍しい動物を見られたのは嬉しかったです。
その他にも、新潟で採れた新鮮野菜がそろう「キラキラマーケット」、新潟の食材の美味しさ・花の美しさについて学べる「食育・花育センター」があります。「キラキラガーデン」の冬のイルミネーションは非常に綺麗でした。
施設名:いくとぴあ食花
所在地:新潟市中央区清五郎401
アクセス:新潟バイパス(国道8号)女池ICより約10分
亀田バイパス(国道49号)姥ケ山ICより約5分
営業時間:9:00~17:00 キラキラマーケットは10:00~18:00
※営業時間は施設ごとに変動があるので公式ホームページをご覧ください。
新潟市の子育て世帯におすすめのエリア
ここでは、新潟市の中でも特に子育て世帯におすすめできて、わが家もお気に入りだったエリアを紹介します。
新潟市の子育て世帯におすすめのエリア(1)寺山公園周辺
東区にある寺山公園周辺は、子育て世帯におすすめのエリアです。わが家が以前住んでいたのは東区だったので、寺山公園にはよく遊びに行きました。
寺山公園には、子育て支援センター「い~てらす」が併設されています。い~てらすの遊び場は、子どもの年齢ごとにスペースがわかれているので、成長に合わせて安心して遊ばせられます。小学校低学年のスペースにある、ボルタリングができる大型遊具は、子どもから大人気でした。い~てらすでは、先ほど紹介した一時預かりも行っています。
また、寺山公園周辺はスーパーや飲食店が充実しており、新潟バイパスの乗り口があるところもおすすめポイントです。
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新潟市の子育て世帯におすすめのエリア(2)JR亀田駅周辺
子育て世帯におすすめのエリア2つ目は、江南区の亀田駅周辺です。亀田駅にはJR信越本線が乗り入れており、新潟駅から2駅、約8分のところにあります。近くには東北自動車道の亀田ICがあり、マイカーでの移動もスムーズです。
亀田駅周辺のおすすめポイントは、近くに大きな公園や学校、イオンやアピタなどの大型ショッピングセンターがあるところです。亀田駅から徒歩5分の場所にある亀田公園には、小川やバーベキュースペースがあり、休日になると多くの家族連れが訪れます。わが家はよく、近くのスーパーやパン屋さんで食事を用意し、1日がかりで遊びに行きました。
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新潟市ならではのサポートと自然環境の中で子育てを楽しもう!
今回は新潟市の子育て情報についてお伝えしてきました。新潟市には、子育て支援センターや保育園・幼稚園がたくさんあり、サポート体制も十分です。また、海や潟など、自然に触れることのできるスポットも充実しています。さらに、交通の利便性がよいので、遠方へのお出かけもスムーズです。
このように、新潟市は子育て世帯にとっての魅力が満載のエリアです。新潟市ならではの自然や環境の中での子育ては、家族にとって貴重な経験になるでしょう。新潟市への移住を検討中の皆さま、ぜひ新潟市で、素敵な子育てを楽しんでください。
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葉山ミノリさいたま市在住主婦、Webライター、読書マニア、小・中・高等学校教諭一種免許状(国語)
群馬県生まれ群馬県育ちで、現在埼玉県さいたま市在住の30代主婦。夫と5歳・3歳の男児の4人暮らし。子育てや家事ジャンルを得意とするWebライター。
産後うつと育児ノイローゼを経験。毎日のワンオペ育児に限界を感じ、状況を打破すべく行動。自分を変えるために読書を始めた。今では、“楽に生きる”をモットーに、本で得た知識をもとにして「ものと行動と思考のシンプル化」に励む。自分を変えるために始めた読書が趣味となり、今では月間20冊を読む読書マニアに。最近興味がある分野は睡眠科学。
また、長男がASD(自閉スペクトラム症)であることから、発達支援に関して実践の中で勉強中。育児では、ものより体験を重視し、子どもの自信が育つよう心がけている。田舎育ちということもあり、自然に触れることと歩くことが好きなので、子どもと一緒に近所を散歩するだけで楽しい。
さらに、元転勤族の妻で、5度の引越しを経験している。そのため、身軽に暮らす術や、狭い賃貸住宅でも快適に暮らす工夫に自信がある。
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