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北海道「札幌市」は子育てしやすい街? 子育ての体験談や助成情報を紹介
北海道「札幌市」は子育てしやすい街? 子育ての体験談や助成情報を紹介

北海道「札幌市」は子育てしやすい街? 子育ての体験談や助成情報を紹介

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札幌市は北海道最大の都市なので道内各地の美味しい食材などが集まってきます。空気がきれいで、夏は涼しくて過ごしやすいなど、魅力がたくさんあります。

札幌市は毎年雪が多く降る地域なので、市内のほとんどの小・中学校でスキー学習があります。これは、雪と親しみ、共生しようとする心を育むことを目的に開催されているものです。

今回は札幌市に住み始めて30年、3人の子育て真っ最中の私が、札幌市の子育て事情についてたっぷりとお伝えします。これから、札幌市に住んでみたいという子育て世代の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

札幌市で子育て中

札幌市の風景
札幌市の風景

札幌市はとても住みやすくて、快適な街です。まずは、簡単に札幌市の紹介と、子育てに札幌を選んだ理由についてお伝えします。

札幌市の概要

札幌市は、北海道石狩平野の南西部に位置しています。札幌市の人口は約190万人と北海道の人口の約3割を占めており、政令指定都市では第4位の人口の多さです。

札幌駅は、空の玄関口である新千歳空港から快速列車に乗車し37分で到着します。バスなら高速道路を経由して札幌都心まで60分程で移動可能。札幌市内の交通網は発達していて、JRはもちろん、地下鉄は3路線あり市内全体を網羅しています。

札幌市は季節を肌で感じやすく、春〜秋はさわやかな気候でとても過ごしやすいです。ただし、冬は積雪があるため少し慣れが必要でしょう。しかし、冬ならではの楽しみ方があるので、1年を通じて四季折々の風情を味わうことができる楽しい街です。

わが家が子育て環境に札幌市を選んだワケ

わが家が札幌市で子育てをしている理由は2つあります。

1つ目は、札幌市内の買い物環境や交通の便などが充実していることです。札幌市内には大型ショッピングモールが多く、札幌駅から直結の「札幌ステラプレイス」には200店舗以上の専門店が出店しており、休日の買い物も場所に困りません。

2つ目は、自然との調和がとれていることです。札幌市は近代的な都市として発達していながらも、自然との調和が見事です。札幌市内の中心部から車で1時間ほど走れば、雄大な北海道の自然を満喫できるスポットがいくつもあります。

住むのに便利なお店が多いことに加えて、四季がはっきりとした自然豊かな環境が、わが家の子育てに向いていると感じ、札幌市で3人の子どもと生活を続けています。

実際どう?札幌市の子育て

保育士と遊ぶ子どもの様子
保育士と遊ぶ子どもの様子

札幌市で子育てをしたいと考えている人であれば、実際にどのような街なのか知っておきたいですよね。

この章では、札幌市の子育て事情について具体的な数字を用いてわかりやすく解説していきます。下記で保育園や幼稚園の数、そして札幌市の支援制度についてまとめているのでチェックしてみてください。

数字で見る札幌市の子育て事情

札幌市の子どもの人数や保育園・幼稚園の数、待機児童は以下のとおりです。まずは、2022年1月現在の札幌市における20歳以下の人数をまとめました。

・0〜4歳:約6万3,000人
・5〜9歳:約7万3,000人
・10〜14歳:約7万7,000人
・15〜19歳:約8万人

20歳以下の子どもは5歳ごとの人数をみても、どの世代も約7万人前後とバランスが取れているのが分かります。

次に、保育園や幼稚園の数は、公立の幼稚園・認定こども園・私立の幼稚園・認可外保育園を含めると、200以上あります。幼稚園や保育園の特徴もさまざまで、学業に重点をおいているところや、自然の中でのびやかな成長を大切にしているところなど、独自の理念を掲げている幼稚園や保育園がたくさんあるのが特徴です。

待機児童は、2022年4月現在0人(潜在待機児童数は約1,200人)でした。札幌市には、保育園・幼稚園ともに数が多いため、子どもを預けられないという状況は少ないです。そのため、共働きをしている夫婦にもおすすめの街といえます。

札幌市の子育て支援情報

ここで、札幌市の子育て支援情報を一部ご紹介します。ただし、ご紹介する制度は今後見直される可能性もありますので、最新情報は札幌市の公式ホームページなどから確認してください。

札幌市の子育て支援情報(1)妊婦検診費用の一部公費負担

札幌市は、妊婦健診で利用できる「妊婦一般健康診査等受診票」を14回分配布してくれます。この妊婦一般健康診査等受診票は、母子手帳の交付の際に一緒に札幌市から発行されます。

使用できる検査などは指定がありますが、14回分の検査が助成されるのでとても助かりました。妊娠時期は体調変化の不安や心配事が多いものです。定期的に受診する妊婦検診の費用を札幌市に負担してもらえるので、安心して妊婦時期を過ごせます。

札幌市の子育て支援情報(2)指定ゴミ袋の交付(2歳未満)

札幌市で出生届・転入届を提出すると、自動的にゴミ袋の引換券が郵送されてきます。子どもが2歳になるまでの分として、10リットル用指定ゴミ袋、または20リットル用指定ゴミ袋のうち、希望するいずれか一方を交付してくれます。

指定の交付場所で指定ゴミ袋と引き換えるときの枚数は、生後0ヶ月~3ヶ月未満なら10リットル用指定ゴミ袋が200枚、20リットル用指定ゴミ袋なら100枚です。赤ちゃんがいる家庭は、オムツや衛生用品などでゴミが増えるので、ゴミ袋の助成があるところもありがたいですね。

札幌市の子育て支援情報(3)子ども医療費助成

札幌市には子ども医療費助成制度があるので、子育て世代のご家庭も安心です。

札幌市では、0歳から小学校6年生までは通院・入院医療費の助成があります。中学校卒業までは、生計維持者の住民税課税状況によって負担金が異なりますが、入院医療費の助成を受けることが可能です。

小学校6年生までの助成は、初診時に医科580円、歯科510円の自己負担金があります。しかし、再診、調剤薬局、柔道整復、はり・きゅう・保険適用のマッサージなどを受けるときにはお金がかかりません。

子どもがいると突発的なケガや病気で受診する機会が増えますが、札幌市には医療費の助成があるので家計の負担はかなり軽くなります。

札幌市の子育て支援情報(4)札幌市の保育料について

札幌市は保育料についても減免措置をしています。国の施策として、もともと3歳から5歳児クラスの子どもと、住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでは、子どもの保育料が無料となっています。

それに加えて札幌市は、住民税非課税世帯以外の0歳から2歳児クラスまでの子どもがいる世帯に対しても、国の基準よりも低い保育料です。第2子以降の子育て世帯の経済的負担を軽減するために、第2子の保育料も無料としています。ただし、すべての保育園が対象ではなく、企業主導型保育施設や認可外保育施設の保育料は対象外となっているので注意が必要です。

札幌市の子育て支援情報(5)子育てサロンなど

初めての子育ての場合、近くに頼れる人や相談できる環境がないと不安になりますよね。実際に、私の妻も札幌市に知り合いがおらず、一人で子育てや育児の悩みを抱えていました。育児書などを参考にしていましたが、リアルな子育てとなると子どもの性格や成長スピードに個人差があるので、あまり参考にならなかったようです。

札幌市にはさまざまな相談場所や学べる場所(子育てサロンなど)があります。離乳食やむし歯予防、子育て講座があり、そこで話を聞いたり質問したりすることで悩みを解消できます。子どもと一緒に参加することで、他のお母さんとも顔見知りになり、子育ての輪が広がりました。

子育ては子ども一人ひとり成長の過程が違います。わが家も3人の子育てをしていますが、3人とも同じようには成長していません。そのたびに不安や心配がありましたが、子育てサロンなどで話すだけでも、前向きな気持ちになりました。

札幌市での子育て体験談

札幌市円山動物園 ホッキョクグマ館 
札幌市円山動物園 ホッキョクグマ館 

ここでは、わが家の子育ての体験談なども交えて札幌市での生活について紹介します。札幌市はきれいに整備されている街なので、とても居心地がいいです。

具体的な魅力と住まいの事情などを詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

札幌市で子育てをする魅力

札幌市は子どもと遊んだり、一緒に学んだりできる場所が豊富です。

〈札幌市内の子どもと遊べるスポット〉
・円山動物園
・ファンタジーキッズリゾート 新さっぽろ店
・サッポロさとらんど
・札幌ドーム

中央区の円山公園には円山動物園があり、たくさんの動物と触れ合うことができます。園内には飼育員による動物の詳しい生態の解説を聞ける、「円山ZOOガイド」というイベントが行われています。ただし、動物の体調や天候によっては、行われないこともあるので、詳しくはホームページを確認してみてください。

施設名:札幌市円山動物園
所在地:北海道札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約15分、地下鉄円山公園駅バスターミナル4番乗り場よりJRバス動物園「円15」「円16」乗車し「円山動物園西門駅」下車
開園時間:夏期(3月1日~10月31日)9:30~16:30※最終入園は16:00、冬期(11月1日~2月末)9:30~16:00※最終入園は15:30
休園日:毎月第2・第4水曜日(8月のみ第1・第4水曜日、祝日の場合は翌日)、4月・11月の第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日、12月29~31日

他にも新さっぽろエリアまで足を運ぶと、札幌市青少年科学館やサンピアザ水族館など、子どもと一緒に学びながら楽しめる施設があります。新さっぽろエリアはショッピング施設としても充実しているので、帰りに買い物ができるところも魅力です。

札幌市の冬は極寒なので、心配される方も多いですが、それほど気にすることはありません。外は寒いですが、家の中はポカポカ。断熱を施している住宅が多いため、冬場でも家の中では半袖で過ごすことができるくらいです。

札幌市の子育て環境

札幌市はたくさんの子どもが遊べるよう、公園やアクティビティなどの施設も数多くあります。実際に近所の公園では、いつもたくさんの子どもたちが遊んでいます。

〈札幌市内の大きな公園〉
・中島公園
・モエレ沼公園
・前田森林公園
・旭山記念公園
・農試公園

札幌中心部で大きな池がある中島公園や、人工のビーチがあるモエレ沼公園、バーベキューなどができる前田森林公園など、魅力的な公園がたくさん。週末になると、多くの子連れファミリーがサッカーやキャッチボール、自転車の練習、またはピクニックなどそれぞれ楽しんでいます。

札幌市内は、JR線・地下鉄3路線・市電・バスなどの公共機関が充実しているため、車がなくても不自由なく過ごせます。

車があれば自由度はさらに増すでしょう。車で少し遠出をするなら夏は小樽の海、冬は近隣のスキー場まで1時間以内に到着します。子どもの成長は早いので、家族で楽しい時間をすごしてたくさんの思い出を作りたいですよね。

札幌市の公園の情報については、当サイトの『大きい公園が充実! 札幌市のファミリーにおすすめしたくなる公園事情』も参考にしてください。

札幌市の住まい事情

札幌市は、東京都心部と比べると家賃が安く、間取りも広いので住みやすい都市です。ファミリー向けの間取り(2LDK・3K・3DK)の家賃相場をまとめましたので、比較してみましょう。

〈東京都心部の場合〉
・新宿区:29.40万円
・港区:35.69万円
・千代田区:32.57万円
・世田谷区:24.08万円

〈札幌市内の場合〉
・中央区:9.81万円
・北区:7.27万円
・東区:7.84万円
・白石区:7.08万円

東京都心部と比較すると、10万円以上の差があることがわかります。札幌駅周辺で間取りが2LDK・3K・3DKの場合、家賃相場は12万円前後と上記よりも少し高いです。それでも、東京都心部と比較すると、コストを抑えて広い部屋に住むことができます。

子どものために、少しでも広い家に住みたいという私の思いを、札幌市で叶えることができました。家賃を抑えた分、旅行や外食を楽しむのも悪くはありません。

札幌市内でも少し郊外なら、一戸建て住宅の購入も十分視野に入ってきます。憧れのマイホームを検討している人にも札幌市はおすすめです。

札幌市の子育て世帯におすすめエリア

札幌市内で子育てをするなら、地下鉄沿線の駅周辺がおすすめです。特に東西線の琴似駅や宮の沢駅周辺が住みやすいエリアだと思うので、これから札幌市に住んでみたいという方は、おすすめエリアをぜひ検討してみてくださいね。

札幌市の子育て世帯におすすめエリア(1)琴似駅周辺

札幌市西区にある琴似駅は、札幌駅からJR函館本線で約6分と、中心部から近い場所に位置しています。通勤や通学がしやすいので、子どもの進路も選択肢が広がりそうです。
札幌市営地下鉄とJR函館本線が近接して通っているため、冬に吹雪でJRが運休してしまったとしても、地下鉄なら運休する心配はほとんどないので安心です。 琴似駅周辺にはJR直結のスーパーや、飲食店などの商業施設も多く、不便なく生活ができます。便利な生活の中に、しっかりと自然を感じられる環境も整っています。

例えば、春に子どもと「発寒河畔公園」に桜を見に出かけたり、「琴似川緑地」で川を見ながらお散歩したり。子どもが自然と触れ合える環境で子育てしたいという方に、おすすめです。

札幌市の子育て世帯におすすめエリア(2)宮の沢駅周辺

地下鉄琴似駅から2駅先の宮の沢駅周辺もおすすめです。大型ショッピング・モールのイオンモール札幌発寒は、食料品・日用品・衣類など、すべてがそろっているので買い物に困ることがありません。

施設名:イオンモール札幌発寒
所在地:札幌市西区発寒8条12丁目1
アクセス:地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩約10分
営業時間:イオン札幌発寒店1F 食品売場8:00~23:00、その他の売場9:00~22:00 イオンモール専門店・専門店街・3F フードコート9:00~21:00


地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩7分ほどの場所に、白い恋人で有名な石屋製菓の白い恋人パークがあります。館内ではお菓子を作っている様子を見るだけでなく、実際に購入することもできるので、子どもも大人も楽しいスポットです。
白い恋人パークのすぐ隣にあるサッカー場は、北海道コンサドーレ札幌の本拠地です。普段、北海道コンサドーレ札幌の選手はここでトレーニングをしています。 私の子どもはサッカーが好きで、何度か練習を見学にいきました。選手を間近で見たり触れ合ったりできるので、とても喜んでいました。
札幌市で子育てをするなら、中心部からそれほど遠くなく、交通の便がいい西区エリアがおすすめですよ。

自然たっぷりの札幌市でのびのびと子育てを楽しもう

札幌市 中島公園の紅葉
札幌市 中島公園の紅葉

札幌市に住み始めて30年。札幌市は都会でありながら自然も満喫できるので子どもがのびのび暮らすことができる街です。

札幌市は買い物やレジャーでも困ることはありません。普段の生活なら、各エリアのショッピングセンターで用を済ませることができますし、中心部に行けば買えないものはほとんどありません。

子どもと遊べる公園やレジャー施設もたくさん。円山動物園やサンピアザ水族館などの定番はもちろん、大通公園やモエレ沼公園、前田森林公園など、家族で楽しめる大きな公園もあります。冬は子どもと一緒に雪だるまやかまくらを作ったり、ソリやスキーをしたりするのも思い出になりますね。

大自然を感じながら、便利な環境で子育てをしたいという方には、札幌市がおすすめです。今回の記事でご紹介してきたように、魅力たっぷりな札幌市を、ぜひ引越し先として検討してみてください。

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