2024年1月に入居が始まった晴海フラッグ。
最寄駅の勝どき駅までは徒歩20分前後と、通勤事情への不安の声もあります。
実際はどうなのか、BRT、都バス、自転車、タクシーなどの通勤手段を編集部員が体験して以下の記事にまとめました。
上記記事の中で、私(編集部の富田)は船の東京湾ライナーで通勤体験をするはずでした。当日、船に乗ることを楽しみに乗船口に行ってみると、何と定期船は運休となっており乗れませんでした……。
乗船体験をしてみたかったと思いながら日々を過ごしていると、東京湾ライナーとは別の、新たな舟運サービス「BLUE FERRY(ブルーフェリー)」の運航が2024年5月22日から開始という情報が。これは行くしかないと思い、さっそく、晴海フラッグから乗船してきました。
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BLUE FERRY(ブルーフェリー)での通勤を検証
BLUE FERRYは野村不動産株式会社と株式会社東京湾クルージングが実施する舟運サービスです。晴海フラッグに近い「晴海五丁目船着場」と芝浦エリアの「日の出船着場」を火~木曜の朝に一日4往復で運航しています。乗船時間は片道約5分です。
晴海フラッグからBLUE FERRYの乗り場へ
BLUE FERRYの乗り場である「晴海五丁目船着場」へは、晴海フラッグのPARK VILLAGE T棟やSUN VILLAGE T棟と、ららテラスの間の道路(補助第314号線)を進みます。
ららテラスを過ぎるとすぐに、バスやコミュニティサイクルに乗れる、晴海五丁目ターミナルに着きます。
晴海五丁目ターミナル内にBLUE FERRYの乗り場である「晴海五丁目船着場」があります。
船着場には出発の10分前に着きましたが、乗船客らしき方が既に何名かいました。
BLUE FERRYの料金・運行状況
BLUE FERRYの料金
BLUE FERRYの料金は以下の通りです。
・大人(12歳以上):500円
・小人(6歳以上12歳以下):250円
・幼児(1歳以上の未就学児):100円
・乳児(1歳未満):無料
2024年7月まで就航記念のキャンペーンを行っており、事前予約で大人運賃が半額になるキャンペーンを実施しています。詳細や事前予約方法は公式サイトをご確認ください。
BLUE FERRYの時間間隔
BLUE FERRYは25分間隔で運航しています。時刻表は以下の通りです。
<晴海発>8:30 / 8:55 / 9:20 / 9:45
<日の出発>8:40 / 9:05 / 9:30 / 9:55
BLUE FERRYの乗車体験
晴海五丁目船着場で待っていると、日の出からの乗客を乗せたBLUE FERRYが近付いてきました。
スタッフの方が扉を開けてくれて、WEBで事前に予約した方から優先的に乗船できます。
予約なしでも乗船できるようですが、定員は44名と決まっているようです。私が乗船した日は20人超の乗船客がいました。
チェックインを終えると、いよいよ乗船です。船に乗るのは非日常感があり、ワクワクします。
BLUE FERRYの混雑状況
私が乗船したのは、9:45晴海発で、定員44名の船に20名超の乗客でした。そのため、船内は混んでいる感覚はなく、乗客同士の距離も取れていました。
乗船すると、甲板の上と、風が入ってこない船内で過ごすことができます。
この日は気温がちょうどよかったので甲板の上で過ごす人が多かったですが、天候や気温によっては甲板の上に出られない日が出てくると思います。その場合、船内に乗客が集中するため、定員近い数の乗船客がいると混雑を感じるかもしれません。
BLUE FERRYの快適性・移動中にできること
船内は椅子とテーブルがあり、食事をしたり、電源プラグもあるのでPCを広げて作業したりといったこともできそうです。
甲板の上から景色を眺めて風を受けながら開放的な時間が過ごせます。
船で心配なのは、船酔いではないでしょうか。私は船酔いしやすい体質なのですが、乗船時間は5分なので特に問題ありませんでした。
BLUE FERRYの景観
私が乗船した日は気温もちょうどよく、甲板の上から景色を楽しめました。船内にも窓はありますが、甲板の上からだとより開放感があります。天気のいい日は特におすすめです。
BLUE FERRYを利用している人の特徴
私が乗船した時間が9:45晴海発だったためか、通勤で利用している雰囲気の方はあまりおらず、友人同士や夫婦などが多いように感じました。
BLUE FERRYの時間の正確性
私の乗船時には、ほぼ時間通りに日の出船着場まで到着しました。
船ですので、風や雨で波の状態が悪い日には影響を受けやすいかもしれません。
BLUE FERRYの特徴まとめ
BLUE FERRYのメリット
メリットは何といっても、乗船時の景色や開放感だと思います。
また、船内の設備が充実しているため、電源ケーブルでの充電や、テーブルでの飲食ができるのも魅力です。
BLUE FERRYのデメリット
BLUE FERRYは現状、月曜と金曜の運航がありません。平日の通勤に利用したい場合、月曜と金曜は別のルートを使用する必要性があります。
通勤という観点で考えると、BLUE FERRYで到着する「日の出船着場」から主要駅に行くのに時間がかかるのも気になります。「日の出船着場」から「浜松町駅」までは徒歩約10分です。「新橋駅」に行きたい場合は、「日の出船着場」から徒歩4分の「日の出駅」からゆりかもめに乗る必要性があります。 「日の出船着場」から徒歩圏内で目的の場所がある人にとっては便利ですが、乗り換える必要がある方にとってはあまり時間の短縮にはならないかもしれません。
BLUE FERRYはこんな人におすすめ
現状、火水木のみの運航なので、天気のいい日に気分転換にいつもと違う通勤手段を利用してみる、というような利用目的の方が多いのではないかと思います。
日の出船着場から徒歩圏内に職場や目的地がある方にとってはとても便利な交通手段になるでしょう。
日の出船着場から歩いてすぐの場所で、浜松町ビルディングの建て替え事業である「芝浦プロジェクト」が推進中です。竣工予定はS棟が2025年2月、N棟が2030年度となっております。ビル内にはオフィスが多くできるため、芝浦プロジェクトのビルで働き、晴海フラッグに住んで船で通勤するというような暮らし方が実現できるかもしれません。
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