年々人気が高まるリノベーション済み物件。
100%作り込まれた物件がほとんどですが、いざ住んでみると「これはわが家には不要だった」や「どうしてもデザインが気に入らない」などの不満が出てくることもあるかもしれません。
今回は、最初から作り込みすぎていない、あえて余白を残したリノベーション物件を選んだMさんとFさん、「余白のある住まい」を企画した株式会社リビタの三友さんにお話を伺いました。
「余白のある住まい」とは?
「余白のある住まい」は居住者のニーズを受けて、フレキシブルに変えていける、必要な場所に必要な分だけ追加リノベができる、株式会社リビタが企画している住まいです。
お二人が選んだのは、横浜市の大倉山駅にある高台のマンション。
お二人はともに30代前半。設計のお仕事をされているMさんとコンサルタントをしているFさんの二人暮らしです。基本はリモートワークというお二人のワークスタイルに合わせ、書斎もある2LDK+Sの間取りになっています。
「余白のある住まい」 実際の住心地について
住み始めて1年と少しというお二人。この住まいを選んだ理由や、実際の住み心地について聞いてみました。
ーーーこの住まいを選んだ決め手を教えてください。
「内装がシンプルで、床の素材感(表層:無垢材2mm)もとても気に入って、窓から見える景色がきれいなところがいいなと思いました。あとリノベーション物件だけど、ちゃんと断熱工事がされているところに惹かれましたね。この環境と部屋の感じがすごく気に入りました」
ーーー最初から断熱工事がされているのはいいですよね。窓が二重サッシのようですが冬場はどうでしたか?
「寒い時期でもすごく快適でした。気温の低い日は暖房を付けっぱなしですけど、結露も起きないですし、窓際のひやっとした感じもありません」
ーーーこの物件の購入を決断するまで、どれぐらい時間がかかりましたか?
「この物件以外にも3、4件見ていました。他の物件もインテリアは新しいし、リノベもされていましたが、なんだか好みに合わなくて。よくある見た目だったり、アクセントクロスが貼ってあっても”なんでその色?”と思うような色だったり……。でもこの物件は、入った瞬間に一目惚れでした。空間や内装がシンプルで、無駄がないのがいいなって」
と、内見時の第一印象ですぐに決めたというお二人。
ーーー追加でリノベーションした箇所について教えてください。
「リビングに壁と扉をつけて、収納を増設しました。見せる飾り棚のほかに、どうしても隠せる収納が欲しかったので。リビングに作ったのが今役に立っています」
また、寝室にクローゼットを付け、窓の上部に吊戸棚を設置したとのこと。
「あと、玄関横のDENスペースが玄関からつながった扉のない空間だったので、そこに扉と収納をつけて彼の書斎としてつかっています」
と、 追加のリノベーションにも満足されているご様子です。
ーーー実際に住んでみてどうですか?改善したい箇所はありますか?
「まだ住み始めて一年ですが、満足しています。次にどうしたいとかはまだないですが、欲を言えば壁面にもっとディスプレイがしたいですね。もっと増やしたいので、造作で作れるといいなと思います」
と、お二人は口を揃えていました。
ーーーインテリアを考えるときに気をつけたことなどはありますか?
「ものが多いので、見せながら収納できるようにしました。お土産で買ってくるものも多いので、雑然としないようにディスプレイするためにシェルフを置いたり。見せる収納にこだわりました」
壁面にはアート、無印良品の大きな棚には旅先やお出かけ先で買った思い出の品や個性的な置物、そしてグリーンと、モノは決して少なくないのになぜか調和が取れている、お二人のセンスがあふれる空間です。
ーーー気に入っている箇所、満足している箇所はどのようなところでしょう。
「広いリビングルームですね。他に内見した物件は主開口側にも居室がつくられていて、リビングがとても狭かったんです。それがすごく嫌で避けてきたので、この広さが嬉しいです」
「今後お二人のライフスタイルが変わって部屋を区切りたくなった場合にも、壁を入れられるよう下地を入れてあるので対応可能です」と、リビタの三友さん。
ーーーお二人が選んだ「余白のある住まい」ですが、他の人にもすすめたいですか?
「ずっとここに住む場合、色々変えられるっていうのはメリットになると思います。例えば子どもが生まれて、一人部屋が必要になったとき、壁を追加して一人部屋にするとか、そういう融通がきくのがとてもいいですね」
「私たちは将来的に住み替えることも考えていて、そのときはここを売るか、賃貸に出すかはまだ決めていませんが、どちらにしても室内をフレキシブルに変えられるのはメリットですね」
今回のリノベーションにあたり、もう一つ良かった点があるとMさん、Fさん。
「追加リノベーションのアイデアをたくさん出していただいて、それが大体いくらかかるかも提示していただいたのがとても分かりやすかったです。将来こういう変更もできるんだ、とイメージがわきました」
ここに収納を追加したらいくら、というように追加したいリノベーションごとに費用を提示し、販売担当から説明するようにしていました、とリビタの三友さん。アイデアはなんと部分ごとに計9案出していたそうです。
大倉山駅の住みやすさ、周辺環境について
今回の物件の最寄り駅は、神奈川県横浜市港北区の東急東横線の大倉山駅。渋谷駅まで乗り換えなしで行けます。大倉山駅周辺の環境や住みやすさについて聞いてみました。
ーーー大倉山駅についても教えてください。なぜこのエリアを選びましたか?
「もともとFさんが東横線の学芸大学付近に住んでいたので、東横線に愛着がありました。私はこのあたりに住んだことはありませんでしたが、一緒に住むとなったときに、職場にも行きやすいこともあって東横線にしようと。菊名や綱島にも物件を見に行きましたが、大倉山の街の雰囲気がすごく素敵だなと思って決めました」
とMさん。
ーーー街の魅力を教えてください
「住宅街で落ち着いた雰囲気ですが、駅前には商店街もあり、穴場のいい感じのお店も、チェーン店もあります。あとトレッサ横浜という大型ショッピングモールもあるので休日に行ったりしています」
「梅林がある大倉山公園という公園や、ちょっと遠いですけど三ッ池公園という大きな池がある公園があるので、暖かくなったらピクニックもできます。商店街も公園も結構あるし、そのバランスがちょうどいいですね」
ーーー商店街でお気に入りのお店はありますか?
「ラネージュというケーキ屋さんとか、8PLACE The Kitchenというイタリアンも美味しいです。オークラヤマサワーくらぶというレモンサワー専門のバーもあります。そのほかにも美味しそうなお店がちらほら集まっていそうです」
行けていないお店もたくさんあります、とMさん・Fさん。まだまだこれから開拓しがいがありそうと、楽しそうなお二人でした。
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変化するライフスタイルに合わせて変えられる住まいの魅力
一歩部屋に入ると、南向きの窓から豊かな自然が見える眺望が素晴らしいお部屋。部屋の中も素敵なアートやインテリア雑貨が置かれており、お二人のセンスが光るお部屋でした。
一般的なリノベーションでは、住宅のデザインや設備を作り込むことが多く、住んでいくとライフスタイルに合わないことも出てくることがあります。しかし「余白のある住まい」では、基本的な設備が用意され、その後は居住者が自由にリノベーションする箇所を選べるなど、柔軟にライフスタイルに合わせた住まいを作ることができるのが魅力だと感じました。
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取材協力:株式会社リビタ
https://www.rebita.co.jp/