千葉みなと駅は、千葉市中央区に位置し、JR京葉線と千葉都市モノレールが接続する交通の要所です。 東京駅や舞浜・海浜幕張方面へのアクセスが良好で、通勤・観光の拠点として利便性の高い駅です。
駅の周辺は埋立地を活用した再開発地域で、海辺の景観と都市機能が融合するベイエリアとして整備され、イベントや散策にぴったりのスポットが点在しています。
今回は、生まれも育ちも千葉県の私が、地元民目線でおすすめしたい散歩スポットを7つ厳選して紹介します。潮風を感じながら千葉みなとならではの散策ルートを、ぜひ見つけてみてください。
千葉みなと駅周辺のおすすめ散歩スポット7選
それでは、千葉みなと駅周辺で散歩におすすめのスポットを、以下の順番で紹介していきます。
(1)海辺を感じる→(2)食事→(3)複合施設でひと息→(4)展望フロアからの景色→(5)浜辺と自然→(6)文化に触れる→(7)駅に戻る
(1)〜(7)の順番は駅から効率よく巡れるように構成しているので、移動距離や流れがスムーズです。気分や時間に合わせて立ち寄る順番を変えても楽しめるコースなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
千葉みなとの散歩スポット(1)さんばしひろば
「さんばしひろば」は、旅客船乗り場のある開放的な空間です。JR千葉みなと駅の西口から海に向かって歩くと、約5分で南国のような雰囲気が漂う広場にたどり着きます。
海風が心地よく、遊覧船の発着が間近で見られ、のんびりとした時間を過ごせるスポットです。2022年から「さんばしまつり」が開催されるようになり、毎年賑わっています。
千葉みなとの魅力を感じられる場所なので、散歩の途中にぜひ立ち寄ってみましょう。
施設名:さんばしひろば
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1丁目
千葉みなとの散歩スポット(2)Ocean Table
Ocean Tableは、コース料理やビュッフェ・BBQなどに対応した人気レストランです。天気のいい日にはテラス席から港の景色を眺めながら食事を楽しめます。
広々とした店内は最大260名まで利用可能で、女子会や家族連れ・結婚式の二次会など、さまざまなシーンに対応しています。季節ごとの自家製スイーツが楽しめるデザートビュッフェも好評で、スイーツ好きにはたまらない空間です。
散歩の合間の休憩やランチにもぴったりです。
店舗名:Ocean Table
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1-28-6
営業時間:ランチ 10:00~17:00、ディナー 17:00~23:00(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
定休日:年中無休
千葉みなとの散歩スポット(3)ケーズハーバー
2016年に開業したケーズハーバーは、レストラン・カフェ・ダイビングショップなどがそろった複合型商業施設です。施設面積は約4,500m2で、施設内には千葉港遊覧船「ケーズハーバークルーズ」の発着場もあります。
大型水槽のある待合スペースでひと息ついたり、デッキテラスでのんびりと海を眺めたりと、船を待つ時間以外にも充実したひとときを過ごせます。
散歩のついでに立ち寄れる、ちょっと贅沢な場所です。
施設名:ケーズハーバー(旅客船ターミナル等複合施設)
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1-20-1
営業時間:施設全体 11:00~23:00
定休日:年中無休
千葉みなとの散歩スポット(4)千葉ポートタワー
1986年に千葉港開港50周年を記念して建設された、高さ125mの展望タワーです。地上113mの展望室からは、東京タワーや東京スカイツリー・富士山などを見ることができます。
千葉ポートタワーは、1986年に千葉県民500万人突破を記念して建設されました。 2011年に「恋人の聖地」に選定され、2012年には「日本夜景遺産」に選ばれています。
展望台からの大パノラマは、散歩の途中でぜひ見ておきたい景色です。
施設名:千葉ポートタワー
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1丁目
営業時間:
夏季(6/1~9/30):9:00~21:00
冬季(10/1~5/31):平日 9:00~19:00、土日祝 9:00~20:00
※最終入館は閉館30分前まで
定休日:偶数月の第4月曜日(12月除く)、年末年始
千葉みなとの散歩スポット(5)千葉ポートパーク
千葉ポートパークは、親子で楽しめる公園です。手ぶらで楽しめるバーベキュー場・テニスコート、潮風が心地よい砂浜に面したビーチプラザも整備されています。
千葉港の再開発に合わせて1986年に開園した千葉ポートパークは、東京湾に面した広さ約28.3 ヘクタールの都市公園です。
早朝や夕暮れどきには、ジョギングを楽しむ人や犬の散歩をする地元の方の姿も多く見られます。特に夕方の時間帯は海に沈む夕日がとても美しく、日常の喧騒を忘れてゆっくりと過ごせるでしょう。
千葉ポートタワー前広場ではフリーマーケットを、毎月第1日曜と第3日曜(7・8・1・2月は休み)に開催しています。散歩の途中にふらりと立ち寄るのも、1日ゆっくり過ごす目的地にするのも、おすすめです。
施設名:千葉ポートパーク
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1丁目
千葉みなとの散歩スポット(6)千葉県立美術館
千葉ポートパークに隣接した場所には、千葉県立美術館があります。1974年に開館したこの美術館は、近現代の日本美術を中心に約2,900点を所蔵されていて、特に千葉にゆかりのある作家や海洋美術のコレクションが充実しています。
2階建てで、展示室のほかアトリエや講堂も備えていることから、芸術と創作の場としても親しまれている施設です。入場無料の常設展もあるので、ふらりと立ち寄れるのも魅力です。
建物の周りには緑の豊かな庭園が広がり、のんびりとした時間が流れています。港の風と静けさが心地よく、散歩の途中にアート鑑賞を楽しめるでしょう。
2024年には開館50周年を迎え、地域の文化交流の場としてますます注目を集めています。海と空、そしてアートが調和する静かな空間は、心のリフレッシュにもおすすめです。
施設名:千葉県立美術館
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1-10-1
開館時間:9:00~16:30(有料展示場の入館は16:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)、年末年始、臨時休館日あり
千葉みなとの散歩スポット(7)千葉都市モノレール千葉みなと駅周辺
JR千葉みなと駅と直結する千葉都市モノレール 千葉みなと駅は、1988年に開業した懸垂式モノレールの駅です。懸垂式モノレールでは世界最長の路線で、ここ千葉みなと駅は始発駅になります。
モノレールが街の中を走る様子はどこか近未来的で、車窓からの景色を眺めていると空中散歩気分を味わえます。グッドデザイン賞を受賞していることから、移動手段としてだけでなく、都市景観の一部としても魅力的です。
私は、通学・通勤路線として利用していたので、千葉都市モノレールが進化して盛り上がっていくのはとても嬉しいです。春には桜とモノレールの共演が楽しめ、写真映えスポットにもなっています。
施設名:千葉都市モノレール千葉みなと駅
所在地:千葉県千葉市中央区中央港1-17-12
海と街が近い千葉みなと駅周辺を散歩してみよう!
千葉みなとは、海辺の景色と自然の両方を楽しめる魅力的なエリアです。JR京葉線と千葉都市モノレールが利用でき、東京方面や海浜幕張・南船橋などへのアクセスも良好です。
周辺には公園や商業施設が整っていて、子育て世帯にとって住みやすい環境が整っています。将来の住み替え先としても注目されている街です。
ぜひ一度、千葉みなと駅周辺をお散歩してみてくださいね。おしゃれで落ち着いた雰囲気の中に、自分だけのお気に入りの場所がきっと見つかるはずです。