松本駅は、長野県で最も面積が広い松本市にあり、長野県内では利用客の多い大きな駅です。東京や名古屋行きの特急が止まります。上高地やスキー場の多い白馬への玄関口でもあり、松本市内の観光とあわせて観光客が利用しているのを見かけることが多いです。松本駅の「まつもと~、まつもと~」という独特の節がついた駅のアナウンスは、いつまでも耳と心に残ります。
現在長野県で家族とともに暮らす私ですが、独身時代は趣味の一人旅で神社やお寺を回り楽しんでいました。松本駅周辺は、松本城を中心に城下町として発展したため、街中には、江戸・明治・大正・昭和の各時代の雰囲気を残したスポットが多くあります。歴史的なお城や建造物を眺めながら散歩するのはとても楽しいものです。
そこで今回は、歴史好きな方も街歩きが好きな方も楽しめる、散歩スポットをご紹介します。松本駅から松本城までの狭いエリアのスポットをご紹介しているので、お子さまと一緒に回るのもおすすめです。
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松本駅の散歩におすすめのスポット
松本駅にはお城口とアルプス口があり、歴史を感じるスポットがあるのはお城口側です。この記事では、回りやすいスポットをまとめてご紹介します。
(2)と(3)、(4)と(5)、(6)~(8)は近いため、それぞれまとめて歩けます。観光客に人気のにぎやかなスポットと、静かに散歩を楽しむスポットの順番です。
松本駅の散歩スポット(1)国宝松本城
松本駅から徒歩約20分の場所にあるのが、国宝松本城です。戦国時代の終わりに、石川数正により築城と城下町の整備が始まり、息子の康長が松本城天守の建築を進めました。現在は、国宝5城の1つであり、松本市のシンボルともいえる観光地です。
お城内は斜度61度の階段を含め、急な階段が多いことで知られています。五重に見える松本城ですが、実は6階建て。五重六階の天守から見る景色は格別です。
天守閣に登るには観覧料がかかります。しかし、内堀と外堀の間は松本城公園として整備され、一般に開放されています。桜や藤の花など四季折々の花や雪の積もった天守閣を見ながら、ゆっくり散歩が楽しめるスポットです。
名称:国宝松本城
所在地:長野県松本市丸の内4-1
開場時間:8:30~17:00(最終入場16:30)時期により変更あり
※松本城公園はいつでも開放されています。
松本駅の散歩スポット(2)なわて通り
松本駅から松本城に向かう道の途中に、なわて通りがあります。松本駅からは徒歩約10分。2001年までは、祭りのような露店が並んでいました。長屋風の店が並ぶ商店街で、カエルがシンボルになっているため、ところどころにカエルの石像があり、歩きながら探すのも楽しいです。
歩行者天国になっており、せんべいやたい焼き、アイスなど食べ歩きもできます。昭和レトロを楽しめる通りです。
松本駅の散歩スポット(3)四柱神社(よはしらじんじゃ)
松本城への道、大名通りとなわて通りに接する神社で、名前の通り、4柱の神様を祀っています。“願いごと結びの神”といわれ、パワースポットとして有名です。
現在の社殿は、1924年(大正13年)に再建されたもので、にぎやかな商店街に面しているとは思えない、静かな佇まいです。24時間いつでも参拝できるので、ゆっくり静かな雰囲気を楽しみたい方には、平日や朝夕の時間帯をおすすめします。
名称:四柱神社(よはしらじんじゃ)
所在地:長野県松本市大手3-3-20
松本駅の散歩スポット(4)中町通り
中町通りは松本駅から徒歩約15分の場所にあり、江戸時代から大正時代にかけての蔵造りの建物が多く残っています。なまこ壁の土蔵がもつ白と黒の外観が美しい通りです。観光商店街として観光客も多く、歴史の薫りとにぎやかさを味わえます。
建物の多くが飲食店や伝統工芸品の店舗です。散歩の途中にふらっとお店に立ち寄ったり、食べ歩いたりもできる楽しい散歩スポットです。情緒ある雰囲気で忘れてしまいやすいですが、中町通りは車も通りますので、気をつけて散歩を楽しんでください。
松本駅の散歩スポット(5)源智の井戸
松本駅から徒歩約12分、中町通りからは徒歩約4分の距離にあるのが源智の井戸です。松本駅周辺には井戸や湧水が多く、“まつもと城下町湧水群”として、2008年6月に環境省の“平成の名水百選”に選ばれました。
源智の井戸は、“まつもと城下町湧水群”の中心的な井戸で、松本市特別史跡に指定されています。江戸時代から使われており、近隣から水を汲みに来る人も多く、現在も親しまれています。散歩で渇いたのどをおいしい湧水で潤せる、そんなおすすめのスポットです。
名称:源智の井戸
所在地:松本市中央3-741-ホ
松本駅の散歩スポット(6)上土(あげつち)通り
松本駅から徒歩約16分、なわて通りを抜けたところにあるのが上土通りです。かつては、1913(大正2)年に完成した旧松本市役所があり、行政の中心地でした。いくつもの映画館があったことから、娯楽のまちとしても栄えた地域です。
その後、商業の中心地は松本駅前に移りましたが、“大正ロマンのまち”として大正時代のレトロな雰囲気を楽しめる通りになっています。
松本駅の散歩スポット(7)上土団地
なわて通りを抜けると、まず目に入るのが上土団地です。2000年に旧市役所跡地に建てられました。外観は旧松本市役所がモデルになっています。
上土通りでひときわ目を引くモダンな建物ですが、実は市営住宅。1階は店舗になっており、ポーランド陶器のショップと、カフェスペースがあります。散歩の途中に一息つけるスポットです。
名称:上土団地(あげつちだんち)
所在地:松本市大手4-4-1
松本駅の散歩スポット(8)八十六温館(やとろおんかん)
上土通りに面する「松本ホテル花月」の喫茶室が八十六温館です。落ち着きのある外観が、大正モダンな上土通りになじんでいます。
店内は松本民芸家具で統一され、ステンドグラスのランプシェードとあわせたレトロな雰囲気を味わえます。散歩の途中の休憩にもおすすめのスポットです。
名称:喫茶室八十六温館
所在地:松本市大手4-8-9
営業時間:7:00~17:00(ラストオーダー16:30)
「松本駅」周辺で歴史も散歩も楽しもう!
松本駅周辺は、歴史を感じる街並みが保存され、各通りは商店街になっています。建物をながめながら歩いてもよし、店内に入って見たり食べたりしてもよし。散歩の楽しみ方はさまざまです。
また、源智の井戸を含め20ヶ所以上もの井戸や湧水があります。ご紹介した散歩スポットの近くにも“なわて若がえりの水”や“中町蔵の井戸”などがあります。ぜひマイボトルを持って、散歩に出かけましょう。名水を飲み比べながら歩くのもおすすめですよ。