皆さんは、フェイジョアという植物をご存知でしょうか。エキゾチックな香りと独特な味わい、そして美しい花を楽しめるこの植物の魅力は、育てやすいところです。
フェイジョアは、わが家のシンボルツリーとして日々私を楽しませてくれていますが、なぜ南米原産のこの植物が、日本の庭で輝けるのでしょうか。そして、どうして私はこんなにもフェイジョアに夢中になったのか。今回は植物好きの私が、フェイジョアの魅力と体験に基づいた育て方のコツについて紹介します。
フェイジョアを育ててみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- フェイジョアの特徴と魅力
- フェイジョアの原産地と歴史
- フェイジョアの果実と花の特徴
- フェイジョアの栄養価と健康効果
- フェイジョアを育てる私の体験談
- フェイジョアを育て始めたきっかけ
- フェイジョアを育ててよかったこと
- フェイジョアの育て方
- フェイジョアの栽培環境
- 適した土壌と準備方法
- 水やりの頻度と方法
- 肥料の種類と与え方
- 剪定と整枝のコツ
- フェイジョアの実をつけるコツ
- 受粉と人工授粉の方法
- 品種の選び方と混植の重要性
- 果実の生育と管理
- フェイジョアの収穫と利用法
- 果実の収穫時期と判断方法
- 収穫後の保存方法
- フェイジョアの美味しい食べ方
- フェイジョアの栽培に適した環境と住まい
- 日当たり良好な物件
- 庭がある物件
- 日常にフェイジョアを取り入れ季節の移ろいを楽しもう
フェイジョアの特徴と魅力
フェイジョアは、見た目も味も香りも楽しめるため、まさに五感で楽しむ植物といえます。まずはフェイジョアの特徴や魅力について解説します。
フェイジョアの原産地と歴史
フェイジョアの故郷は、南米のウルグアイやパラグアイ、ブラジル南部にあります。原産地を聞くと、「暑い地域でしか育たないのでは?」と、思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際はそうではありません。
意外にもフェイジョアは寒さに強く、マイナス10度前後まで耐えられるという特性があり、これは日本の多くの地域で栽培可能であることを意味します。日本に入荷され始めたのは昭和初期で、アメリカから渡来したそうです。
興味深いことに、フェイジョアの名前には由来があります。スペインの植物学者フェイホア(D.da Silva Feijoa)氏にちなんで命名されました。植物の名前の由来を知ることで、より親しみが湧くのではないでしょうか。
フェイジョアの果実と花の特徴
フェイジョアの魅力は、なんといってもその果実と花にあると思います。
フェイジョアの果実は、卵のような楕円形で、灰緑色をしています。大きさは品種によってさまざまですが、卵くらいの大きさが一般的です。果実の中身は、パイナップルのような香りがします。味は、パイナップルとイチゴとバナナを合わせたような味といわれています。甘酸っぱくて、香り高い果実です。
フェイジョアは、7月から8月にかけて、直径4cm程度の花を咲かせます。花弁は分厚くて、花の外側には白い綿毛が生えていて、鮮やかな赤い雄しべが特徴的です。エキゾチックな雰囲気があり、私は見ているだけでワクワクします。
フェイジョアの栄養価と健康効果
フェイジョアは見た目も味も魅力的ですが、栄養面でも優れています。
特筆すべきは豊富なビタミンCで、100gあたり32.9mgものビタミンCが含まれており、これは温州みかんと同じくらいの量になります。ビタミンCは美容や免疫力向上に効果があり、健康志向の方にとって嬉しい要素といえるでしょう。
また、食物繊維も豊富で、ゴボウよりも多くの食物繊維が含まれており、100gあたり6.4gです。食物繊維は腸内環境の改善やコレステロール低下に寄与するため、健康維持に適した栄養素といえます。
上記以外に、ポリフェノールやカリウムなども豊富に含まれていることから、フェイジョアは総合的に見て栄養価の高い果物といえます。
フェイジョアを育てる私の体験談
ここからは、フェイジョアを育て始めたきっかけや育ててよかったことなど、私の体験をお伝えします。
フェイジョアを育て始めたきっかけ
私がフェイジョアを育て始めたのは、約10年前のことです。当時は庭のシンボルツリーに、何か珍しい木を植えたいと思いながらも、手入れが大変なものは避けたいと考えていました。
そのようなときに、園芸店の方が「病害虫に強くて、初心者でも育てやすい」植物としてフェイジョアを紹介されたのです。運命のように感じた私は、すぐに購入することに決めました。
購入したときはフェイジョアの果実を食べたことがありませんでしたが、エキゾチックな花が咲くだけでも十分な価値があると感じていました。
フェイジョアを育ててよかったこと
フェイジョアは私が予想していたよりも丈夫でした。私の住んでいる地域は温暖な地域ではあるものの、冬はそれなりに冷え込みますが、フェイジョアは根腐れすることなく元気に育ってくれています。7月から8月にかけて咲く花は、南国気分を感じさせてくれるだけでなく、非常にきれいでした。
フェイジョアを育ててみて私が一番嬉しかったことは、果実を楽しめるようになったことです。最初の2年くらいは実がなりませんでしたが、3年目から少しずつ実がなり始めました。初めて自分で育てたフェイジョアの実を食べたときの感動は、今でも忘れられません。甘酸っぱくて香り高い果実は、まさに南国の味でした。
最近は毎年10月から11月の収穫の季節が待ち遠しく感じるほどで、フェイジョアの実のジャムを作ったり、スムージーに入れたりと、家族と一緒に楽しんでいます。
フェイジョアを育てやすい庭付きの賃貸物件を探す
エリア別に住まいを見る
フェイジョアの育て方
フェイジョアを育てるのは、私が思っていたよりも簡単でしたが、いくつか押さえておきたいポイントがあります。ここからは、私の経験をもとに、フェイジョアの育て方を紹介します。初心者の方でも安心して育てられる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
フェイジョアの栽培環境
フェイジョアは丈夫な植物なので、南米原産ではありますが寒さに強いです。日光が大好きなので、一年中日当たりのいい場所に置いてあげましょう。日陰だと花つきが悪くなってしまうかもしれません。
風通しも大切で、風通しが悪いと病気になりやすいので、気をつけてください。寒冷地の方は、冬の寒風対策として、軒下に移動したり不織布で覆ったりしておくと安心です。
私は西向きの庭で育てているので、午前中はあまり日に当たりませんが、それでも元気に育ってくれています。
適した土壌と準備方法
フェイジョアは、水はけと水持ちのバランスが取れた土を好みます。市販の培養土でも大丈夫ですが、私は少しこだわって赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使っています。この割合に変えてから根がすくすく育つようになりました。
植え付けは、3月から4月がベストシーズンです。苗を買ってきたら、まずは根をほぐしてあげましょう。鉢の底に軽石を敷いたら、その上に準備した土を入れます。苗を植えたら、周りの土をしっかり押さえて、たっぷり水をあげてください。
庭に植えたいと思っている方も、最初は鉢植えで育てて、大きくなってから庭に植え替えるのがおすすめです。
水やりの頻度と方法
フェイジョアは乾燥に弱いので水やりは大切ですが、水のやりすぎにも注意が必要です。土の表面が乾いてから、たっぷりと水をあげましょう。
鉢植えの場合は特に注意が必要で、夏場は朝晩2回の水やりがいいかもしれません。私は、指で土の表面を触って、乾いていたら水をあげるようにしています。
地植えの場合は、雨が降らない日が続いたときにだけ水やりをしましょう。ただし、真夏は注意しなくてはいけません。根が乾燥しないように、株元に腐葉土や藁を敷くのがおすすめです。これは私の失敗から学んだコツなので、ぜひ参考にしてみてください。
肥料の種類と与え方
フェイジョアは、適切な肥料を与えると、元気に育ちます。私は、新芽が出る3月頃と、果実を収穫した後の2回、液体肥料をあげています。
化成肥料でも有機肥料でも育ってくれますが、私は化成肥料派です。与える量は、パッケージの説明書通りで問題ありません。
ただし、肥料をあげすぎると、葉ばかり茂って実がつきにくくなるので注意してください。これも私の失敗談で、バランスが大切だと学びました。
剪定と整枝のコツ
剪定は、3月から4月がベストタイミングです。花芽は前の年の夏から秋にかけてできるので、この時期なら花芽を傷つけずに済みます。
剪定の目的は、樹形を整えることと、風通しをよくすることです。長く伸びすぎた枝や込み合った枝を切っていきますが、下に垂れ下がった枝は、大きな実がつきやすいのでできるだけ残してあげましょう。
私の場合、最初は剪定が怖くて、ほとんど切りませんでした。しかし、勇気を出して切ってみたら、翌年はそれまでよりもたくさんの花が咲いて、実もたくさんつきました。躊躇うかもしれませんが、私はやってみる価値があると思います。
フェイジョアの実をつけるコツ
フェイジョアの魅力は、美味しい果実だと思います。ただし、実をつけるには少しコツが必要です。ここからは、私が試行錯誤して見つけた、実をたくさんつけるコツを解説します。
受粉と人工授粉の方法
フェイジョアは、基本的には虫や風による受粉をする植物ですが、確実に実をつけたい場合は、人工授粉をおすすめします。特に、ベランダで育てている場合は、虫が来にくいので、人工授粉が必要になることが多いです。
人工授粉の方法は、雄しべを取り、その雄しべを雌しべにつけるだけなので簡単です。私は、小筆を使っています。朝、花が開いたらすぐに行うのがコツです。可能であれば、別の木の雄しべを自分の木の雌しべにつけると、より確実です。
品種の選び方と混植の重要性
フェイジョアは、ほとんどの品種が自家不和合性なので、同じ品種だけでは実がつきにくいです。そのため、違う品種を2本以上育てるのが理想的。
私のおすすめは、「クーリッジ」と「マンモス」の組み合わせです。この2つは相性がよく、たくさんの実をつけてくれます。ほかにも「トライアンフ」や「ゲムコ」なども人気です。
私は最初、1本だけ植えていたのですが、実があまりつかなくて悩みました。しかし、2本目を育てたら見事に実がなり、混植の重要性を感じました。
果実の生育と管理
実がついたら、あとは収穫を待つだけに思われるかもしれませんが、果実の生育期間中も、いくつか気をつけることがあります。
まず、水やりです。果実が大きくなる時期は、水不足にならないよう注意してほしいのですが、水をやりすぎないようにバランスを見ながらあげましょう。
果実を大きく育てるためには、間引きも欠かせません。たくさんの実がついても、すべて育てようとすると、どれも小さくなってしまいます。私の場合、3分の1くらいの実を間引くようにしたところ、残った実がより大きく、美味しく育ちました。
最後に、鳥対策も忘れてはいけません。なぜなら、フェイジョアの実は鳥も大好きだからです。私は、ネットをかけて守っています。見た目は少し悪くなりますが、美味しい実を守るためには仕方ありません。
これらのコツを押さえれば、きっと立派な実がたくさんつくはずです。私も最初は失敗の連続でしたが、今では毎年たくさんの実を楽しめています。
フェイジョアの収穫と利用法
ここからは、フェイジョアの収穫方法や美味しく食べるためのコツをお伝えします。私自身の経験も交えながら、フェイジョアの魅力を紹介します。
果実の収穫時期と判断方法
フェイジョアの収穫時期は、一般的に10月下旬から11月頃ですが、地域や気候によって多少前後することがあります。わが家の場合は、11月中旬くらいが収穫のピークになることが多いです。
収穫のタイミングを見極めるのは、少し難しいかもしれません。なぜなら、フェイジョアの果実は緑色のままで熟すので、色で判断するのが難しいからです。しかし、いくつかのポイントを押さえれば、ベストな収穫時期が分かります。
まず、果実の大きさを見てみましょう。品種にもよりますが、鶏卵くらいの大きさになったら収穫の目安です。次に、果実を軽く押してみて、少し柔らかくなっていれば、熟しているサインです。
一番確実なのは、自然に落果するまで待つこと。フェイジョアは完熟すると自然に落ちます。私は、木の下にネットを張って、落ちた果実を傷つけないように収穫しています。この方法なら、完熟した美味しい果実を確実に味わえるのでおすすめです。
収穫後の保存方法
収穫したフェイジョアの実は、どのように保存すればいいのでしょうか。実は、フェイジョアは追熟する果物のため、収穫直後はまだ硬くて酸味が強いことが多く、少し置いておいた方が美味しくなります。
保存方法は、室温で1週間程度置いておくだけです。私の場合は、新聞紙の上に並べて、風通しのいい場所に置いています。追熟が進むと果実が柔らかくなり、香りも強くなってきます。
長期保存したい場合は、冷蔵庫に入れましょう。ビニール袋に入れて野菜室で保存すれば、2週間程度は持ちます。
フェイジョアの美味しい食べ方
フェイジョアの実は、独特の風味を活かした、いろいろな食べ方を楽しめます。
まずは、一番シンプルな食べ方から紹介します。果実を半分に切って、スプーンで中身をすくって食べてみてください。果肉は柔らかくてみずみずしく、パイナップルとイチゴを混ぜたような、甘酸っぱい味わいが広がります。私は、この食べ方が一番好きです。
それから、フルーツヨーグルトにするのもおすすめです。フェイジョアをヨーグルトに混ぜるだけで、エキゾチックな朝食が完成します。私は、ここにナッツを加えるのが好きです。
フェイジョアの栽培に適した環境と住まい
フェイジョアを育てるなら、環境選びが大切です。ここでは、フェイジョアの栽培に適した環境を紹介します。
日当たり良好な物件
フェイジョアは日光を好む植物なので、日当たりのいい環境が適しています。
例えば、南向きの広々としたベランダがある物件なら、一日中太陽の光が当たるので、フェイジョア栽培にぴったりです。ベランダに鉢植えのフェイジョアを置けば、毎日の世話も苦にならないでしょう。室内からフェイジョアの成長を眺められるところも、魅力的です。
庭がある物件
庭付きの物件もおすすめです。フェイジョアは成長すると3mほどの高さになることがあるので、庭に植えれば十分な成長スペースを確保できます。
日当たりのいい広い庭がある物件なら、フェイジョアを地植えにして、思う存分育てられます。庭の一角にフェイジョアを植えれば、素敵なシンボルツリーになるでしょう。私は、庭付きの家に住んでいるので、フェイジョアが庭のシンボルツリーとして立派に育っています。
このように、フェイジョアの栽培に適した環境には、日当たりがよく、十分なスペースがあることが重要です。
庭付きの賃貸物件を探す
日常にフェイジョアを取り入れ季節の移ろいを楽しもう
フェイジョアを育てる楽しみは、単に果実を収穫することだけではありません。フェイジョアは春に新芽が芽吹き、夏に花が咲き、秋に実がなるので、季節の移ろいを感じられます。
私はフェイジョアを育て始めてから、自然のリズムを身近に感じるようになりました。忙しい日々の中でふとフェイジョアの木を見上げると、今がどの季節なのか、時間がどう流れているのかを、静かに教えてくれます。
皆さんも、ぜひフェイジョアを日常に取り入れてみてください。きっと、今までとは違った角度から、季節の移ろいや自然の恵みを感じられるはずです。フェイジョアと一緒に、もっと楽しく、もっと豊かな暮らしを始めてみませんか。