わが家は現在、夫婦でテレワークを行っています。私はテレワークが浸透する以前から自宅で仕事をしていましたが、ここ1年の間に夫もテレワークに切り替わりました。現在は、2人同室で仕事をしています。
仕事部屋はもともと子ども部屋だった場所で、5畳ほどしかありません。決して広いとはいえず、さらに夫は仕事上パソコンを6台も使っているため、それぞれの仕事スペースの確保に悩んでいました。
そこで、わが家は二人で相談しながら仕事部屋をDIYすることに。夫婦ともに快適に仕事ができる空間を作りました。
今回の記事では、私たち夫婦が行った「テレワークを快適にするDIY」をご紹介します。
DIYでテレワークを快適に!
リビングで夫婦そろって仕事をする難しさ
会社勤めだった夫がテレワークに切り替わったところ、「テレワークだとモチベーションが下がってしまう」と悩んでいました。
当初は夫婦ともにダイニングテーブルで仕事をしていたため、食事のたびにパソコンを片付けなければならなかったり、昼食後に仕事への切り替えがうまくできなかったりと、集中力が切れやすい環境でした。リビングスペースでも作業をしてみましたが、掃除や洗濯などの家事が気になったり、子どもの物が目についたりと、集中して仕事に取り組めませんでした。
気持ちの切り替えもうまくいかず、夫は子どもたちに仕事モードのまま厳しく接してしまうこともありました。また、肩こりや腰痛にも悩まされていたのです。
テレワークスペースをDIYでもっと快適にしたい
さすがに、生活感が丸見えのリビングスペースでのテレワークは難しいとわかったため、仕事部屋を移すことに。もとは子ども部屋だった5畳ほどの部屋を、テレワークスペースとして使うことにしました。
仕事部屋を移してから数日、ある雨が降った日のことです。その日は、いつもより夫婦2人が集中して仕事ができていることに気づきました。
仕事部屋は南向きで、いつもは日当たりがいいですが、雨の日は少し暗くなります。私はテレワークをする空間は「明るいほうがいい」と思い込んでいました。しかし、少し暗めの空間のほうが集中できるとわかったのです。そして、せっかく部屋を移したのだから、「さらに集中できるスペースを作ろう! 」と部屋をDIYすることにしました。
テレワークスペースを快適にするDIY! 3つのポイント
わが家はテレワークスペースをDIYするにあたって、仕事に集中できる空間にするべく以下のポイントを重視しました。
・1. 夫婦2人分の電源を確保する
・2. 仕事効率が上がる空間にする
・3. 明るさをコントロールする
ここからは、私たちが実際に行ったテレワークスペースのDIYについてポイントごとにご紹介します。
1. 夫婦2人分の電源を確保する
テレワークのために、わが家では複数のコンセントが必要でした。夫婦そろってテレワークをしているうえに、夫は6台もパソコンを使います。どうしても通常のコンセント数ではいっぱいになってしまうのです。また、私はテレワークでミシンを使用することがあり、そのための電源も必要でした。
電源タップを設置
常時必要なコンセント数は、最低でも9口。常設の部屋のコンセントでは足りません。わが家では、急速充電対応USBポートがついた、電源タップを取り入れることにしました。
USB充電やUSB電源のACアダプターでコンセントを1口使ってしまうと、またコンセントが足りなくなってしまいます。そのため、USBポートがあるものが便利でした。
また、ひとつのタップに電力を集中させないように分散させることも重要です。複数のパソコンを使用する場合、電力オーバーで電源が落ちてしまうことがあります。大事なデータを失わないためにも、電力の分散を意識しましょう。電力集中を避けるための対策として、わが家ではポータブルバッテリーを使用しています。
2. 仕事効率が上がる空間にする
夫婦2人分の作業スペースを拡張させるために、デッドスペースを改善しました。DIY前は、二人のデスクを並べると部屋の角に大きな空きスペースができていました。40cm四方、ちょうど机ひとつ分の大きさです。
デスクをDIYしデッドスペースを活用
デッドスペースは、すでに置いてあるデスクを拡張する形で有効活用することに。デスク作りに使用したのは、棚板と角材です。どちらもホームセンターで手に入り、電動のこぎりと電動ドライバーを使用すると、40分ほどで作れました。
完成したデスクにはプリンターを設置し、デスク下は私が使用するミシンを収納しています。作業スペースが広がったことで、作業効率が上がりました。
スイッチで簡単にパソコンの切り替えを可能に
夫は6台のパソコンを使っていますが、常に使用するパソコンは2台なので、モニター画面に2台分のパソコン画面を映し出せるようにしました。画面を集約することで、2台のパソコンをひとつのキーボードとマウスで操作できるようになり、作業スペースも広がりました。
ただし6台のパソコンは、それぞれモニター画面との接続端子が異なるため、使用するたびに端子を切り替える必要があります。この作業はさすがに面倒なので、モニターとパソコンをつなぐ接続端子は常にハブ機器に取り付けた状態にしました。その結果、スイッチの操作で使用するパソコンを簡単に切り替えられるようにしました。
3. 明るさをコントロールする
集中できる環境を整えるために、部屋の明るさが一定になるようにしたいと考えました。テレワーク部屋の窓はロールスクリーンのみで、日光の差し込み具合で部屋の各場所で明るさが変わっていたのです。
ミラーレースカーテンで明るさを均一に そこで、カーテンレールを取り付け、ミラーレースカーテンをかけました。ミラーレースカーテンであれば日光が分散されて部屋に入るため、ある程度室内の明るさを一定に保てます。
ロールスクリーンと併用して使用することで、室内全体の明るさを調整できるようになりました。以前と比べると、ミラーレースカーテンを併用したことで断熱効果があがり、室温も調整が楽になりました。冬の寒さも、夏の暑さもある程度やわらぐので、快適です。
カーテンレールDIYによって明かりと体感温度が改善したため、とてもコストパフォーマンスがよかったです。
白昼色のデスクライトを設置
次に、雨の日に手元が暗くならないよう、デスクライトを用意しました。私のデスクはロフトベッドの下にあるので、金属製フレームに磁石で固定できるライトを選びました。
キーボードの真上から手元を照らすのでまぶしさを感じにくく、快適に作業ができます。仕事に集中したいときの明かりの色は、クリアな白昼色がいいとされています。そのため、デスクライトもルームライトも白昼色で統一しました。手元の文字やディスプレイが、以前よりも見やすくなったように感じます。
快適にテレワークができる住まい
テレワーク空間を快適にしたいと言っても、「賃貸住宅でDIYはできない」と悩んでいる方も多いでしょう。
ここでは、賃貸住宅でもできるDIYのポイントをご紹介します。ポイントをおさえることで、理想のテレワークライフを実現できるでしょう。
押し入れも意外なテレワーク環境に
書斎が欲しいけれど、書斎や個室がない、という場合におすすめです。ウォークインクローゼットや押し入れも、半個室風にDIYを加えると書斎のように使用できます。
また、一般的な和室の押し入れは奥行きがあり、中段をデスク代わりにすることもできますね。一般的な賃貸物件では原状回復が前提にはなりますが、プチDIYを施して自分だけの書斎に変えてみてはいかがでしょうか。
壁紙で部屋の明るさを変える
暗いと感じる部屋も、壁紙を替えるだけで明るくなります。DIY可能物件であれば、自分好みの壁紙を貼ったりペイントしてみたりするのもいいでししょう。
青色は集中力を高める色をいわれています。壁を青い色、インテリアは西海岸風にすれば、ワーケーション気分を味わえる部屋になります。部屋だけではなく、気持ちも明るくなるでしょう。オンライン会議などでカメラをよく使用する方は、お気に入りの壁紙を一部の壁に貼り、背景として利用することも可能です。
「DIYしてみたい」人向けの賃貸物件
エリア別に住まいを見る
高速通信に対応している物件
インターネットはテレワークに必須です。オンライン会議中に声や画像が止まってしまうと焦りますよね。光回線対応の物件なら、大事なオンライン会議も安心して参加できます。
インターネット無料の物件であれば、固定費の節約にもなります。自分のワークスタイルを意識して物件選びをしましょう。
「快適なネット生活を送りたい」人向けの賃貸物件
エリア別に住まいを見る
リフレッシュしやすい物件
テレワークの生産性を上げるためにも適度なリフレッシュは大切です。休憩時間に少し体を動かせるゆとりのあるお部屋がいいでしょう。
また、お昼休みなどに気軽に散歩できる公園が近くにあるのもうれしいですね。自然を感じるとリフレッシュでき、午後の仕事の活力になります。休日は家族とお散歩がてら公園に遊びに行けば、近場でも充実した休日を過ごせますよ。
テレワーク環境をDIYで整えよう
この1年でテレワークが浸透し、わが家はテレワークのしやすい環境を少しずつ整えてきました。しかし、まだまだ改良の余地があるのではないかと考えています。
DIYをすることで、スペースだけではなく、家族関係もいい方向に変化したと感じています。最近では庭でDIYを楽しむことも増えました。これからも変化を楽しみながら、人生を豊かにしていきたいです。