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琥珀糖を手作りしよう! 材料3つで仕上げるおしゃれなアレンジレシピを紹介
琥珀糖を手作りしよう! 材料3つで仕上げるおしゃれなアレンジレシピを紹介

琥珀糖を手作りしよう! 材料3つで仕上げるおしゃれなアレンジレシピを紹介

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琥珀糖というお菓子をご存知でしょうか。琥珀糖はキラキラした見た目が特徴のお菓子です。食べる宝石ともいわれており、近年テレビやSNSなどで話題になっています。

さまざまな色や形をしている琥珀糖は作るのが難しいと思われがちですが、琥珀糖は自宅で手作りが可能です。琥珀糖作りに必要な材料はたったの3つ。シンプルな材料で誰でも作れるその手軽さと見た目の美しさから、最近は琥珀糖作りに夢中になる方も多いです。琥珀糖はアレンジがしやすく、SNSでは琥珀糖アレンジレシピの投稿も盛り上がっています。

私も近年のブームに乗って琥珀糖作りを楽しんでいる1人です。何回も、時には子どもと一緒にキッチンに立って琥珀糖を作ってきました。ここでは、琥珀糖作りにハマっている私が、琥珀糖の基本の作り方と気分が上がるおしゃれなアレンジレシピをご紹介します。

目次

“食べる宝石”琥珀糖の歴史と愛される理由

琥珀糖は江戸時代から受け継がれる和菓子

琥珀糖とは、寒天と砂糖と水を混ぜて固めた和菓子です。その歴史は江戸時代までさかのぼります。奈良時代の日本では砂糖は貴重品で、薬としての位置づけでしたが、江戸時代には貿易拡大によって砂糖の取引も増え、国内製糖も広まり、明治時代に庶民も手にできるようになりました。

江戸時代後期にカステラや金平糖など、砂糖を使ったお菓子が作られるようになり、琥珀糖もこのときに誕生。琥珀糖が誕生した当時は、“金玉羹(きんぎょくかん)”と呼ばれる透明な寒天ゼリーに似たお菓子でした。その金玉羹をクチナシの実(濃いオレンジ色)で色付けをしたことから、次第に“琥珀糖”という名で親しまれるようになりました。

琥珀糖が”食べる宝石”と呼ばれる理由

琥珀糖は“食べる宝石”と呼ばれています。その理由は、琥珀糖に透明感があってキラキラと輝いて見えるから。寒天ゼリーのように固めた琥珀糖は小さく切って頂くのですが、まさに光り輝く宝石を手にしているような気持ちになります。

色や模様を付けた琥珀糖は見た目が格段に違います。さまざまな色の琥珀糖を並べたときの美しさは目を奪われるほど。私はずっと眺めていたくなります。

琥珀糖は見た目だけではなく、食感も楽しむことができるお菓子です。琥珀糖は時間が経つと表面だけが結晶化し、シャリシャリとした食感になります。歯ごたえのある表面と柔らかい中身のコントラストを楽しむことができるのも、琥珀糖の魅力です。

琥珀糖作りは自由研究にも適している

近年、SNSでもよく見かけるようになり注目されている琥珀糖。琥珀糖は見た目や食感を楽しむお菓子ですが、琥珀糖作りは“自由研究”にも適しています。

琥珀糖は3つの材料でできるものの、作るのにコツが必要です。作り方や分量によってできあがりが異なるため、試行錯誤しながら作る琥珀糖はまるで実験のよう。これが、長期休暇中の子どもたちが取り組む自由研究の題材に向いていると、子育て世代の中で話題になっています。

どんな分量で作ったら成功したのか、何を追加したら美味しくできたのかなどを記録するだけで、レポート用紙が埋まるほど、琥珀糖作りは奥が深いです。

このように、何度も楽しめる琥珀糖作り。一度琥珀糖を手作りすると、また作ってみたいという気持ちが湧いてくるでしょう。

材料3つでできる琥珀糖の基本レシピ

ここからは、実際に琥珀糖の作り方をご紹介します。基本の琥珀糖は3つの材料で作れます。基本のレシピを押さえれば、後述するアレンジレシピも簡単です。

琥珀糖作りで用意するもの

<材料>21センチ×15センチのバット1枚分(4~5人分)
・粉寒天 3g
・上白糖(またはグラニュー糖) 300g
・水 200ml
(・お好みで食用色素少量)

<調理用具>
・鍋
・ヘラ
・バット(タッパーなどの容器でも可)
・クッキングシート

<事前準備>
・粉寒天、上白糖、水は予め分量通りに分けておく。
・バットにクッキングシートを敷いておく。
・色付けに食用色素を使う場合、耳かき1杯くらいの色素を小さじ1の水で溶いておく。

琥珀糖の基本レシピ

<作り方>
(1)鍋に水と粉寒天を入れ、よく溶かす。(このときはまだ火にかけない)
(2)粉寒天が溶けてきたら、鍋を中火にかける。
(3)ヘラでゆっくり混ぜながら火加減を強くして沸騰させる。(寒天を1~2分程度煮溶かす)

(4)(3)の寒天液が透明かつ糸をひくようになったら、弱火にして上白糖を入れる。
(5)ヘラでゆっくりと混ぜながら火加減を強くして沸騰させる。(数十秒程度煮溶かす)
(6)弱火にし、(5)の琥珀糖液が透明かつ糸をひくようになったら火を止める。

(7)静かにバットに移す。
(8)お好みで、溶いた食用色素をスプーン等で少量垂らす。それを竹串等で広げる。

(9)冷蔵庫で1時間以上冷やす。
(10)琥珀糖液が固まったら、バットからクッキングシートを外し、包丁で好きな形や大きさに切る。
(11)(10)をバットやクッキングシートに並べて乾燥させる。(この状態で食べても美味しい)

作り方は以上です。琥珀糖は、乾燥させて3日くらい経つと表面の一部が結晶化してきます。1週間くらいで表面全体が結晶化します。

包丁で切った直後の琥珀糖も、結晶化した琥珀糖も、どちらもおいしいです。乾燥した琥珀糖は、瓶などの容器に保管して1~2週間程度を目安に食べきるようにしましょう。

簡単にできる琥珀糖のおしゃれなアレンジ

上記に記載した琥珀糖の基本レシピを少しアレンジするだけで、おしゃれ感が一気に増した琥珀糖を作れます。ここからは、過去に私が作ってみて家族にも好評だった琥珀糖のアレンジレシピと、さらにおしゃれにする方法をご紹介します。

なおアレンジレシピは “基本の琥珀糖レシピ”で作った琥珀糖液を3つの容器に分けて作りました。以下のアレンジレシピの作り方は、“基本の琥珀糖レシピ”の(7)以降の手順を記載します。

琥珀糖のおしゃれなアレンジ(1)爽やかな味わいのはちみつレモンのレシピ

砂糖をたっぷり使った琥珀糖は、レモンの爽やかな味わいとも合います。みじん切りにしたレモンの皮が琥珀糖のおしゃれ感を引き立ててくれます。

<材料>2~3人分
・琥珀糖液(基本の琥珀糖レシピで作ったもの)
・みじん切りにしたレモンの皮 5g
・はちみつ 小さじ1

<作り方>
(1)琥珀糖液を流した容器に、みじん切りにしたレモンの皮とはちみつを入れる。
(2)(1)を静かに混ぜる。

(3)冷蔵庫で1時間以上冷やす。
(4)(3)が固まったら包丁で好きな大きさに切り、クッキングシートなどに広げて乾燥させる。

こちらのアレンジレシピでは、高級感のある琥珀糖ができます。みじん切りにしたレモンの皮が見た目のインパクトを増強。他の琥珀糖と並べると存在感が一際目立ちます。さらにレモンの皮の食感が加わることで、食べる楽しみも増える琥珀糖です。

私がアレンジした琥珀糖の中で、見た目も味も食感も、家族にはこれが一番好評でした。

琥珀糖のおしゃれなアレンジ(2)甘さ控えめのコーヒー味のレシピ

琥珀糖はコーヒーとも見事にマッチします。甘いものが苦手という方も、コーヒーの苦みを加えればおいしくいただけると思います。

<材料>2~3人分
・琥珀糖液(基本の琥珀糖レシピで作ったもの)
・インスタントコーヒー粉末 2~3g(お好みで増やしても可)
・水 小さじ1

<作り方>
(1) 琥珀糖液を流した容器に、小さじ1の水で溶いたコーヒーを入れる。

(2)(1)を静かに混ぜる。
(3)冷蔵庫で1時間以上冷やす。
(4)(3)が固まったら包丁で好きな大きさに切り、クッキングシート等に広げて乾燥させる。

わが家は夫婦ともにコーヒーが好きなので、インスタントコーヒー粉末を常備しています。コーヒー粉末を琥珀糖に入れてみると、コーヒーの苦みが琥珀糖の甘みでまろやかになり、コーヒーゼリーに似た味わいを楽しむことができました。

出勤前や帰宅後などの、小腹を満たしたいときに食べられる、手軽なおやつにもなります。

琥珀糖のおしゃれなアレンジ(3)野菜パウダー入りレシピ

子どもがいるわが家は、野菜パウダーを常備しています。そこで、琥珀糖にも野菜パウダーを入れてみたところ、こちらもおいしくいただけました。

<材料>2~3人分
・琥珀糖液(基本の琥珀糖レシピで作ったもの)
・野菜パウダー 5g(今回はかぼちゃパウダーを使いました)
・水 小さじ1

<作り方>
(1) 琥珀糖液を流した容器に、小さじ1の水で溶いた野菜パウダーを入れる。

(2)(1)を静かに混ぜる。 (3)冷蔵庫で1時間以上冷やす。
(4)(3)が固まったら包丁で好きな大きさに切り、クッキングシートなどに広げて乾燥させる。

これは野菜をなかなか食べない子どもも、好んで食べてくれました。琥珀糖のキラキラした見た目にも興味津々で、乾燥のために並べてある琥珀糖を見て、「あれ食べたい!」と何度も言うくらいです。

琥珀糖には砂糖がたくさん入っているので、子どもに食べさせる量は気をつける必要がありますが、大人だけでなく子どもも楽しめるお菓子だと実感しました。

琥珀糖のおしゃれなアレンジ(4)ビンに保管して自宅におしゃれさをプラス

琥珀糖はレシピだけでなく、完成したあとのアレンジを楽しむこともできます。乾燥させて表面が固まった琥珀糖は、透明な瓶に入れて保管するのがおすすめ。透明な瓶から見えるキラキラした琥珀糖が、宝石箱に入った宝石のように見えます。

これをキッチンやリビングに置くだけで、自宅のおしゃれ感が増します。お気に入りの瓶を探すのも楽しいですよ。

琥珀糖のおしゃれなアレンジ(5)個包装しておしゃれなプレゼントに

乾燥させた琥珀糖は個包装すればプレゼントにぴったり。透明なラッピング袋に入れて好みのリボンやカラータイを付けるとより一層おしゃれになります。手土産や日頃の感謝の気持ちとして、包装された琥珀糖を渡せば、あげる側ももらう側もきっと嬉しい気持ちになれますね。

琥珀糖作りを成功させるポイント

琥珀糖作りの工程はシンプルですが、作る上でいくつか押さえるべき点もあります。私が今まで琥珀糖を作ってきた中で、琥珀糖作りを成功させるために特に大事だと思ったポイントを3つご紹介します。

琥珀糖作りを成功させるポイント(1)粉寒天を十分に溶かしてから砂糖を入れる

琥珀糖は寒天が固まる力を利用して作るお菓子です。そのため、寒天液を上手に作れるかどうかが成功の鍵を握ります。

琥珀糖を作る際、初めに粉寒天と水を混ぜますが、ここで時間をかけてしっかりと寒天を水に溶かしてください。鍋を火にかけたら、寒天液を一度沸騰させましょう。1~2分沸騰させることで、粉寒天を完全に溶かすことができます。

寒天液が透明で糸をひくようになったら、しっかりと寒天が溶けた証拠です。寒天が溶けたことを確認したら、砂糖を入れましょう。

寒天が溶ける前に砂糖を入れると寒天が水に溶けず、琥珀糖が固まらない原因になります。

琥珀糖作りを成功させるポイント(2)砂糖を入れたら混ぜすぎに注意!

寒天液に砂糖を入れたあとは、ヘラでゆっくり混ぜてください。混ぜすぎると寒天の凝固作用が弱まってしまいます。寒天液に大きな衝撃を与えないようなイメージで、静かに砂糖を溶かしていきましょう。

琥珀糖作りを成功させるポイント(3)琥珀糖液に白い泡が残ったら取り除く

寒天液に砂糖を入れたあと、沸騰させて煮溶かします。このときに煮る時間が長すぎると砂糖の再結晶化が起こり、琥珀糖液が白く濁ってしまうので注意しましょう。バットに移す前にスプーンなどでこの白い泡を取り除くと、透明で綺麗な琥珀糖になります。

琥珀糖作りを楽しみやすい住まい

琥珀糖作りには広い作業スペースが必要です。わが家のキッチンは狭いので、「広いキッチンがあれば、今以上に琥珀糖作りを楽しめそうだなぁ」とよく感じています。

琥珀糖作りをさらに楽しむためには、私は以下のようなキッチン環境がおすすめです。

調理用具を保管しやすい広い収納があるシステムキッチン

琥珀糖を作るときには、鍋やバットなどのかさばる調理用具が必要になります。小さな収納だとこれらの調理用具を出すのに手間がかかりますが、システムキッチンのように広い収納スペースがあると、出し入れがスムーズです。琥珀糖作りをしたいと思ったときに、すぐ取り掛かれるのはとても便利。

琥珀糖は何度も作りたくなるお菓子なので、材料と調理用具を1ヶ所にまとめて保管するのもいいですね。

琥珀糖を並べられるカウンターキッチン

琥珀糖は、冷やし固めた直後と表面が乾燥した状態で食感の違いを楽しめるところも魅力です。表面が乾燥した琥珀糖を作るには、切った琥珀糖が重ならないように並べる必要があります。

カウンターキッチンであれば、作業中の材料を置いたり、完成した琥珀糖を並べたりできますね。宝石のように輝く琥珀糖の日々の変化を眺めながら、キッチンに立つのも素敵です。

子どもと一緒に琥珀糖作りができる広いキッチン

琥珀糖づくりの工程はシンプルなので、子どもでも挑戦できます。ただし、火や包丁を使うので、隣に大人が立って一緒に作るのがよいでしょう。

一緒に寒天液を鍋で溶かしたり、固めた琥珀糖を好きな大きさに切ったりと、広いキッチンであれば親子で並んで作業ができますよね。一緒に琥珀糖作りをすれば、きっと親子の会話が広がると思います。

簡単に作れる琥珀糖をアレンジして楽しもう!

琥珀糖は、たった3つの材料で簡単に作れるお菓子です。キラキラした琥珀糖は見ているだけで幸せな気持ちになりますし、お砂糖の優しい甘みは心も体も癒やしてくれます。

琥珀糖にはアレンジレシピがたくさんあるので、まずは自分ができそうなアレンジから始めてみるのもおすすめです。色や形を変えたり、お気に入りのラッピングで包んでみたり、少しの工夫で琥珀糖はおしゃれなお菓子に変わります。

自分好みの琥珀糖を見つけていくのも楽しいですね。おうちで過ごす時間が増えた昨今、琥珀糖作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか。

ちょここ主婦/看護師ライター

1才8ヶ月差の未就学児2人を育児中の30代。スマホやパソコンによる目の疲れに悩んでおり、日々健康的な生活を送るための方法を模索中。首都圏の賃貸1LDKアパートに家族4人で暮らす。持ち家も自転車も車もない、シンプルで身軽な今の生活が好き。
看護師・保健師・助産師の資格を持ち、総合病院にて勤務後に妊娠出産で専業主婦になる。第二子が生後5ヶ月を迎えた頃から、平日は主婦、土曜日は看護師として育児と家庭、仕事に奮闘する日々を送る。
好きなことはラジオを聞くこと。ものを買わずに生活する方法を考えること。
小さな家でも快適に暮らす工夫や育児や仕事との両立についてなど、自身のライフスタイルをブログ「ちょここたいむ(https://chococotime.com)」にて発信中。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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