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「マルシェ」を主催してみよう!地元の新鮮な農産物や手作り品が集まる魅力満載のイベントをつくろう
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マルシェは、地域によってさまざまな形態で開催されています。中でも一般的なのは、公園の広場などで農産物や手作りの生活雑貨などを個人店で販売する形態です。

お気に入りの作家さんや地元の農家さんから直接顔を見て買い物ができるので、私の大好きな場所です。ふと立ち寄ったマルシェに魅了され、気がつけば毎週末マルシェに足を運ぶようになり、早4年が経ちました。最初は客として参加していましたが、次第に主催者として活動することになり、今では70店舗が集まるマルシェの主催責任者として地域の活性化に貢献しています。

この記事では、私の経験を交えながらマルシェ主催の裏側についてお伝えします。マルシェの開催にチャレンジしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

マルシェについての基本情報

農家の敷地で行われたマルシェ
農家の敷地で行われたマルシェ

みなさんは「マルシェ」という言葉を耳にしたとき、どのような光景を思い浮かべますか?

テントのお店が所狭しと並び、人々が行き交いながらにぎやかなイベントを思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、マルシェは単なるにぎやかなイベント以上のものなのです。

まずは、各地で開催されるマルシェについて、その魅力や背景などを深掘りしていきます。

マルシェとは?

マルシェとは、もともとはフランス語で「市場」を意味する言葉です。地域の農産物や手作り品などの生活雑貨を、個人単位のお店が集まって販売しているのが、一般的なマルシェの形態です。

フランスはEU最大の農業国ということもあり、マルシェはフランスの食文化を支えていて、生活には欠かせないものとなっています。

スーパーマーケットの場合、欲しいものをカゴに入れるだけでよいのですが、マルシェはそうはいきません。欲しいものがあれば、お店の人に話しかけて購入するため、お店の人と来場者との交流の場にもなっています。

マルシェはどこで開催している?

日本のマルシェは、さまざまな場所で開催されています。たとえば、商店街や公園の広場などでは、週末や特定の日には多くの来場者が訪れています。公園の広場ではフリーマーケットや食品イベント、アート&クラフトフェアなど、イベント会場としてマルシェが開催されています。

地域の農家や農園が、自分の農園を開放して主催するマルシェもあります。その場合、新鮮な農産物や地元の特産品が販売されるのが一般的です。私の住む大阪府泉佐野市では、いちご農園が主催するマルシェが人気を集めており、地元の農産物があっという間に完売しています。

近年では、オンラインマルシェも増えています。ウェブサイトやアプリを通じて注文し、自宅や指定の場所で商品を受け取ることが可能です。

実際にマルシェが開催される場所や頻度は、地域によって異なります。地元の観光情報や自治体のウェブサイト、またはSNSなどを通じて最新の情報を入手するのがおすすめです。

マルシェで買えるものは?

手作りのりんご飴を販売する出店者
手作りのりんご飴を販売する出店者

マルシェで買えるもの(1)農産物

地元の農家や生産者が栽培した新鮮な野菜・果物・ハーブなど、地元の食材が手に入ります。

私の住む街には漁港があるので、採れたての旬の魚が並ぶときもあります。珍しい食材を見かけたときは、おすすめの調理方法を生産者に聞いてみましょう。新たな発見があるかもしれません。

マルシェで買えるもの(2)加工食品などの特産品

手作りのジャム・パン・チーズ・ハチミツ・ドレッシングなどの加工食品も販売されます。地域ごとの醤油や味噌、地酒や漬物は、観光客や遠方の来場者に喜ばれています。普段スーパーマーケットでは買えない地元の特産品や伝統的な味を探すのも楽しいです。

マルシェで買えるもの(3)ハンドメイド雑貨

ハンドメイドのバッグにポーチ、地元のアーティストや職人が手作りしたアクセサリー・陶器・木工品・テキスタイル製品なども販売されます。作家さんごとに異なる世界観や手作りのあたたかみを感じられるところが魅力です。

中には、その場でオーダーを受けて加工してくれる商品もあります。世界に1つだけの商品を見つけてみてはいかがでしょうか。

マルシェで買えるもの(4)地元グルメ

マルシェでは、地元の料理人や飲食店が自慢の料理やスイーツを販売しています。テントでの販売だけではなく、調理ができるキッチンカーでは、できたての提供が可能です。

マルシェによっては飲食スペースを設けていることもあるので、持ち帰りしにくいものでも気兼ねなく購入できます。

どんな人がマルシェに出店している?

マルシェ主催者の仲間たち
マルシェ主催者の仲間たち

マルシェでは、個人や地元の農産物生産者、ハンドメイド作家などが出店しています。本業が別にある人や主婦のハンドメイド作家が多いです。

マルシェは来場者とのコミュニケーションが大切なため、比較的フレンドリーで親しみやすい雰囲気の人が多い印象があります。来場者がファンとなり、頻繁に足を運んでくれることも珍しくありません。

マルシェのメリット・デメリット

続いて、マルシェのメリットとデメリットについてご紹介します。

マルシェのメリット

マルシェのメリットは、地域の活性化や地域ならではの商品を来場者に手にとってもらいやすい点です。出店者が来場者に直接販売するので、来場者は生産者の顔が見える安心感があり、出店者は商品に対するフィードバックを直接受けられます。

マルシェのデメリット

デメリットは、青空市場の場合、マルシェの集客が天候に左右されてしまうところです。真夏の屋外、雨や強風などの悪天候の日には来場者数が減少しやすいです。
また、マルシェへの出店には費用がかかる場合があり、特に初期投資が必要な場合があります。イベントの開催にあたり、渋滞や騒音問題など、近隣住民への配慮も必要です。

素人だった私がマルシェを主催した体験記

大阪府泉佐野市で行われたマルシェの出店者たち
大阪府泉佐野市で行われたマルシェの出店者たち

マルシェを主催したきっかけ

私は、もともとマルシェ巡りが好きで、来場者として大阪府泉州地域のマルシェへ毎週のように出かけるほどのマニアでした。

あるとき、地元のマルシェ主催者が急遽いなくなり、マルシェ開催の危機を助けて欲しいと、顔なじみの出店者から連絡を受けました。そこで私は、出店者やステージ出演者もそろっている中、準備の途中から引き継ぐことになったのです。

初めてにして大規模なマルシェの責任者になった私は、出店者への挨拶や許可申請に走りまわり、主催に関する情報収集をしてなんとか事なきを得ました。

マルシェを主催してみてよかったこと

今では不定期ながらも、さまざまなマルシェを主催しています。自分が来場者としてマルシェに行っていたときに、フレンドリーで顔見知りになった出店者が多くいましたが、主催をきっかけにさらに交友が広まりました。

出店者から、「お客さんたくさん来てくれたよ、ありがとう」といってもらえることが、何よりも嬉しいです。

マルシェを成功させるコツ

マルシェを成功させるためのコツは、ただ楽しむだけではなく、地域のニーズを把握して出店者を集め、魅力的な商品やサービスを提供することです。具体的には、ファンの多い出店者だけでなく、個性的な作家さんなど、さまざまな出店者を呼ぶように心がけています。

広告やSNSを活用し、地域コミュニティに積極的に情報発信を行い、来場者を呼び込む工夫も必要です。ときにはチラシ配りをするときもあります。

また、出店者とのコミュニケーションを密にし、イベント運営や売上向上のためのアドバイスをもらうなど、多くの人からの意見を聞くようにしています。

マルシェを主催してみよう

ファミリー向けのマルシェの様子
ファミリー向けのマルシェの様子

まずはどんなイベントにしたいのかを決めよう

マルシェを開催するにはまずテーマを決めましょう。それによって来場者も出店者も大きく変わってきます。

ここからは、私が訪れたことのあるマルシェを紹介します。

おすすめのマルシェテーマ(1)地元産品マルシェ

地元の農産物や加工品、工芸品を扱うマルシェです。地元の生産者やアーティストが自らの製品を販売します。地産地消にも一役を買っています。

おすすめのマルシェテーマ(2)有機食品マルシェ

有機栽培された食品やエコ製品を販売するマルシェ。健康志向の人々や環境に配慮した商品を求める人々に人気です。化学肥料や農薬を使用せずに栽培された、野菜・果物・穀物・肉・乳製品などの有機食品が販売されます。

エコロジカルな生活用品や自然素材を使用した製品も一緒に販売されることがあります。

おすすめのマルシェテーマ(3)クラフトビール&フードマルシェ

地元のクラフトビールやフードトラックが集まるマルシェでは、地域の飲食文化を楽しめます。地域の飲食会社や地元ビール醸造所の、プロモーションや販売促進を図る機会としても利用されているのが現状です。

私の住む街には国際空港があるため、外国人観光客が訪れることも多く、地域の観光資源としても注目され、観光客や地元の人々が集まるイベントとして開催されています。

おすすめのマルシェテーマ(4)ハンドメイド&クラフトマルシェ

ハンドメイドの雑貨やクラフト作品を販売するマルシェは、個性的なアイテムを求める人々に人気があります。お気に入りの作家さんや世界に1つだけの作品に出会えるかもしれないわくわく感が人気です。

おすすめのマルシェテーマ(5)ファミリー向けマルシェ

家族連れや子どもたちを対象にしたイベント形式のマルシェです。子ども向けのエンターテインメントが充実しており、家族全員で楽しめる雰囲気があります。

きっと多くの人が子どもの頃、キャラクターショーに目を輝かせた経験があるでしょう。

マルシェにおすすめの場所

マルシェが行われている場所は、さまざまです。一般的には広い敷地のある公園や、駐車場を使用して行われることが多いです。大規模なマルシェを開催するときは、来場者の駐車場や交通アクセスのよさを考慮して検討しましょう。

「おうちマルシェ」として、個人の家や庭の敷地を開放して行うのもおすすめです。通常のマルシェと同様に、家庭内で手作りした商品や食品の販売、地元の生産者が直接出店して地元産の商品を販売します。家庭菜園で採れた野菜の販売もよいですね。

私の住む地域では、農家の自宅敷地を利用したマルシェが人気を集めており、市街地から離れていても多くの人が訪れます。駅から近い住宅街では、小規模なマルシェが行われ、ハンドメイド作家やワークショップなどが少しずつ商品を持ち寄って出店しています。

マルシェを開催するために必要な準備

マルシェの飲食スペースで休憩する来場者
マルシェの飲食スペースで休憩する来場者

まずはテーマと場所を決めましょう。テーマが決まれば出店してくれる仲間を探します。地元の農家やハンドメイド作家、飲食店やキッチンカーなど、テーマに合いそうな人に声をかけます。出店者募集の広告を出すのもおすすめです。多様な商品やサービスを提供することで、来場者の満足度が高まるでしょう。

出店者が確定したら、出店者に対して出店場所の位置を図面で知らせます。事前に場所を伝えておくことで、当日の混乱を防げます。

食品を扱うマルシェの場合は、出店者が保健所の許可を得て製造しているかどうかの確認を必ず行いましょう。マルシェ主催者は、出店者一覧などの書類を作成し、イベントごとに保健所へ申請をします。

出店者にキッチンカーがある場合、管轄する消防署に対して主催者が営業の申請をする必要があります。消火器の位置や本数など、図面で明確にし、必要書類を提出しましょう。

マルシェ会場では、必要に応じて休憩スペースやゴミ箱の設置も考慮します。規模によっては安全管理のために、警備員の配置が必要です。

マルシェ当日にすること

主催者がマルシェ当日にすることは、開店準備に向けて出店者のサポートをすることです。

例えば、テントやテーブルの設置などを手伝います。キッチンカーなどで火を扱う場合は、開店前に消防署員による消火器の確認や火の始末に関する指導が行われますので、必ず責任者が立ち会わなくてはいけません。

イベント開催中は、参加者や出店者の安全を確保するため、適切な安全対策を講じます。救急箱の設置、緊急連絡先の案内などを行います。

本部テントを設ける場合は、参加者がイベント会場に到着した際に、受付や案内、迷子の預かりなどを行います。

イベント終了後には清掃と後片付けを行い、原状復帰をします。

出店者からマルシェの感想などフィードバックを受けるのもおすすめです。次回開催の参考にしましょう。

マルシェを開催するならこんな住まいがおすすめ

賃貸マンションの駐車場
賃貸マンションの駐車場

マルシェを開催するにあたって主催者は、テント・テーブル・椅子・看板などの備品を準備する必要があります。マルシェ主催者におすすめの物件を紹介します。

備品の収納スペースが確保できる住まい

大型の備品や機材を収納できる広さがあると嬉しいですね。テントやパラソル、テーブルや椅子などの備品を収納するためのスペースが必要です。

おすすめはアウトドア用の折りたたみ式のもの。コンパクトになるので一般家庭での保管もできます。大型収納付きの物件なら、たくさんの備品もストレスなく収納でき、取り出しやすいのでおすすめです。

駐車場のある住まい

マルシェの主催者は、保管している備品を現地まで車やトラックで運ぶ必要があります。大きな車が停められるスペースがあると、運搬するときに効率的に作業ができます。

マルシェが開催しやすいエリアに住もう

マルシェが開催しやすいエリアは、商業地域や大きな公園に近い場所が理想的です。周辺にショップやレストランが集まっており、多くの人が訪れる地域であれば、来場者を集めやすくなります。

来場者がアクセスしやすいよう、駐車場や公共交通機関の利用が便利な場所が望ましいです。駐車場が近くにあるか、バスや電車でのアクセスがしやすい場所を選びましょう。

りんくうタウン駅近くの広場は交通アクセスもよく人気があります
りんくうタウン駅近くの広場は交通アクセスもよく人気があります

ここで私がマルシェを開催している地域で、おすすめのマルシェ開催場所をご紹介します。

りんくうエリア周辺

私がマルシェを開催している大阪府泉州地域では、りんくうタウン駅や羽倉崎駅近くのりんくうエリアがおすすめです。りんくうエリアには、りんくう公園やりんくう野外文化音楽堂など、比較的広い敷地があります。関西国際空港を望む大阪湾のロケーションは、開放感がありおしゃれなマルシェのテーマにはぴったりです。

泉佐野駅周辺

岸和田市

泉南市

貝塚市二色の浜(にしきのはま)周辺

まずはマルシェを主催してみよう!

音楽がテーマのマルシェではアーティストも参加しました
音楽がテーマのマルシェではアーティストも参加しました

マルシェを主催することは、地域のコミュニティを活性化し、地元の生産者や参加者をつなぐかけ橋として、大きなやりがいを感じられます。

マルシェは新鮮な食品や手作りの商品を提供し、楽しい時間を過ごせる素敵なイベントです。参加者との交流を通じて、地域の経済を活性化させられます。

みなさんもぜひマルシェを主催して地域社会に貢献をしませんか?

安井 かなえ関東から大阪へ移住、3人の子育てママ

群馬県出身、大阪府在住。フォトグラファー兼Webライターをしています。写真×Webライターとして、一人でも多くの読み手を魅了していきたいです。好きな音楽はGLAYで、いつか彼らと仕事をするのが夢。結婚を機にフリーランスへ転身しました。
週末には地元のマルシェに行き、地元ならではの食材やグルメを楽しんでいます。今では、マルシェの雰囲気が大好きで主催も行っています。
3人の子育てをしながら仕事もこなす、肝っ玉母ちゃんです。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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