福岡県の「春日市」は福岡市のベッドタウンとして知られています。春日市には図書館や体育館・公園・ショッピングモールなど、暮らしや子育てに便利な環境がそろっています。
私は1年ほど前まで春日市で暮らしていて、住みやすさを感じていました。現在は別の地域で暮らしていますが、いつかまた戻ってきたいなと思っています。
この記事では、春日市で暮らしていた私が、春日市の住まい事情・各エリアの魅力についてご紹介します。
春日市での暮らしに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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春日市はどんなところ?基本情報
春日市は福岡市の隣に位置する住宅都市として知られています。春日市の前身である那珂郡春日村は1889年に誕生し、1953年に春日町になり、街の開発が活発に進んだことや立地のよさから急激に人口が増加しました。
1972年に春日市となってからは、教育施設や公園など街の整備がさらに進み、現在に至ります。
春日市の概要
春日市の平均気温は16.7℃で、全国の平均気温16.4℃と大きく変わりません。実際に住んだときを思い出すと、快適な気候で過ごしやすかったです。
春日市の人口は2023年12月末時点で112,241人と、現在も微増傾向にありますが、市の面積は広くありません。面積は14.15平方キロメートルで、福岡県内でもっとも面積の小さな市です。
人口は一定数いて、市の面積が小さいため人口密度は7,846人/平方キロメートルと、九州圏内では非常に高いです。そのため、人流が活発で出会いが生まれやすく、住民同士が交流しやすいように感じます。
私は引越す前日に地域のお祭りに顔を出したのですが、公民館に多くの人が集まり、市民が出店やイベントを楽しむ光景を目にしました。活発に地域の暮らしを楽しめる春日市の暮らしをもう少し楽しめばよかったと、惜しみながら翌日に備えたのはいい思い出です。
私が感じた春日市の住みやすさ
私が春日市で暮らして、住みやすさを感じた点は以下の3つです。
(1)図書館や体育館の快適さ
(2)春日公園や白水大池公園の過ごしやすさ
(3)博多や天神へのアクセスしやすさ
後に詳細に説明しますが、図書館や体育館は休みの日にずっといられる快適さで、予定がない日は有意義に使っていました。春日公園では日光浴を楽しみ、気分転換に散歩をしながらすれ違う人と挨拶をしてさわやかな気持ちになったことも。遠方から帰省した友人と博多や天神で会うときに、すぐに駆けつけられる立地で便利でした。
春日市の住まい事情
春日市は福岡市からも近く、通勤通学もしやすいエリアです。ここからは、福岡のほかのエリアと比較しながらご紹介します。
春日市の一人暮らし向け物件の家賃相場
春日市の一人暮らし向け物件の家賃相場は以下のとおりです。 近隣の福岡市南区と大野城市と比較してみましょう。
〈ワンルーム~1DKの家賃相場〉
・春日市:4.43万円
・大野城市:4.97万円
・福岡市南区:4.61万円
春日市と比較すると、大野城市と福岡市南区との物件は、若干高めです。また、春日市は市の文化施設が充実していて、家賃を抑えつつ、住みやすさを確保できます。
春日市のファミリー向け物件の家賃相場
春日市のファミリー向け物件の相場は以下のとおりです。
〈2LDK~3DKの家賃相場〉
・春日市:7.05万円
・大野城市:7.40万円
・福岡市南区:12.48万円
一人暮らし向け物件と同様に、ファミリー向け物件も近隣エリアと比較すると、春日市の家賃相場は安いです。家賃を抑えられると家計にも余裕が生まれるので、子育ても安心して行えますね。
春日市のおすすめエリアと特徴
春日市のように公園やショッピング施設などがそろっているエリアは子育て世帯も、そうでない世帯も過ごしやすいです。
ここからは、春日市のおすすめエリアについてご紹介します。
子育て世帯には春日公園エリアがおすすめ
春日公園エリアは子育て世帯におすすめの、公園やお買い物先がそろっているエリアです。
福岡県営春日公園は、木下緑化建設株式会社が福岡県からの委託を受け管理している公園です。敷地面積は30万平方メートルと広く、敷地の各所に自然が見られるのが特徴で、ジョギングコースや野球場などがあります。
大型の運動設備が整っており、本格的にスポーツに打ち込むこともできますが、子育て世代向けの遊具も充実しています。子ども向けの遊具の一例は、以下のとおりです。
・すべり台
・スイング遊具
・クライミング遊具
・ミニバスケットコート
・はしごやすべり台を合わせたアスレチック遊具
春日公園は大人も子どもも楽しめて、リラックスできる公園です。ベンチにゆったり座り、のんびりと過ごして日光浴をしてみると、リフレッシュになりますよ。
施設情報:春日公園
所在地:福岡県春日市原町3丁目 原町3-1-4
アクセス:JR春日駅 徒歩約10分、JR大野城駅 徒歩約10分
思い切り公園で遊んだ後のおやつや早起きした朝には、パン・ナガタ本店の美味しいパンがおすすめです。
桜島の溶岩プレートから作られた石窯で焼き上げたパンは昔からのファンが多く、外はサクサク、中はフワッとしています。あんぱん・メロンパン・アップルパイ・なすとベーコンのミニピザ・ココナッツカレーパンなど、バラエティに富んでいます。
私は朝一番にできたてのハンバーガーを食べようと、毎週通いつめていたこともありました。飽きが来ず、また食べたくなるパンを家族と食べれば、自然と会話が弾みます。
施設情報:パン・ナガタ本店
所在地:福岡県春日市春日1丁目123
アクセス:JR大野城駅徒歩約20分
営業時間:平日 8:00~19:00
土日祝 7:00~19:00
店休日:毎週火曜日(変更あり)、年末年始、8月に3日間
このエリアには食料品や本、生活雑貨などがそろえられるショッピングモールの「アクロスモール春日」があり、お買い物環境が整っています。家具店やゲームセンター、フードコートもあるため、お休みの日にお子さまとのんびり過ごすのにぴったりの場所です。
アクロスモール春日内には「ポスポスマルシェ200アクロスモール春日店」が出店していて、200円均一で子ども用の服が売られています。おもちゃの量り売りも行われていて、子育てグッズが手ごろな価格で手に入るため、家計に優しい買い物ができます。
施設情報:アクロスモール春日
所在地:福岡県春日市春日5丁目17
アクセス:JR大野城駅徒歩約26分
営業時間:10:00~21:00
※SUNNY春日店は24時間営業
※営業時間が異なる店舗あり
スポーツや読書が好きな方は大谷エリアがおすすめ
大谷エリアには春日市民図書館や春日市総合スポーツセンターがあります。図書館やスポーツセンターはいつも使いやすく整備されていて、私は休日のお出かけ先としてよく利用していました。
春日市民図書館の蔵書数は34万6,934冊(2021年3月31日時点)で、市区立図書館の平均的な蔵書数(13万5,000冊)よりも多くの本が取り扱われています。
文章の書き方の本を探してみて、最近発売されたばかりの本が見つかり驚くこともありました。欲しい種類の本は一度探せば、見つかることがほとんどだったので、新しく本を買う必要がありませんでした。
春日市では電子図書館も導入されています。電子図書館内の蔵書数は、2,000件ほどとそれほど多くないものの、スマートフォンなどを利用して資料を閲覧することが可能です。子育て中で、子どもの世話をしながら図書館を利用できるか心配な方は、電子図書館を利用するとよいでしょう。
春日市総合スポーツセンターは2015年に竣工したばかりで、災害時避難所としての活用も想定されている体育館です。メインアリーナやトレーニング室などの設備のほか、弓道場・ランニングコース・会議室・シャワーなど、さまざまな設備が整った体育施設で、使いやすさを感じました。
併設されている温水プールにはサブプールと幼児用プールが併設されていて、お子さまが泳ぎに慣れやすい環境が整っています。3歳以上のお子さまが対象となりますが、温水プールでお子さまに運動する楽しさを伝えてみるのもおすすめです。
鉄道好きにはたまらない上白水エリア
上白水エリアの特徴は、新幹線で博多へアクセスできる博多南駅が近くにあることです。
上白水8丁目に所在する博多南駅は博多駅へ約8分でアクセスできるスピード感が魅力で、朝8時台までは1時間に4本ほど運行しているため、博多へ通勤する方に便利な路線です。
博多南駅の近くには博多総合車両所があり、新幹線が好きな方にはたまらない環境でしょう。線路上に並ぶ多くの新幹線が、博多南駅のホームや総合車両所の周辺から見られて、身近に新幹線がある暮らしを満喫できます。
博多南駅前ビルの「ナカイチ」には、ワークスペースが併設されており、作業をしたいフリーランスの方や学生の方が黙々と作業をされていました。「作業場を変えて仕事や資格勉強をしたい」というときには、こちらに訪れるとやりたいことがはかどるかと思います。
上白水エリアは普段の生活も過ごしやすく、付近にルミエール春日店をはじめとした使い勝手のいいスーパーがあり、生活用品をそろえるのにも苦労しません。
施設情報:ルミエール春日店
所在地:福岡県春日市下白水北3丁目91-1
アクセス:JR博多南駅から徒歩約20分
営業時間:9:00~22:00
複数路線が利用できる春日原北町エリア
春日原北町エリアはJR春日駅と西鉄春日原駅の間に位置するため、両駅に短時間でアクセスできます。
春日原北町にあるローソン春日原北町店からJR春日駅までの移動時間(徒歩)は約3分で、距離は200m弱でした。同じく西鉄春日原駅までの移動時間(徒歩)は約5分、距離は350m弱と短時間で移動できます。
なお、それぞれの駅から博多天神までの所要時間は以下のとおりです。
・JR春日駅〜JR博多駅:約13分
・西鉄春日原駅〜西鉄福岡(天神)駅:快速列車で約12分、普通列車 約21分
このように、春日原北町エリアは博多や天神に20分〜30分ほどでアクセスが可能です。家族や趣味の時間を大切にしつつ、暮らしやすさや家賃もこだわりたい方には、春日原北町エリアがおすすめです。
実は暮らしに必要なものがほとんどそろう!白水大池公園も近い星見ヶ丘エリア
星見ヶ丘エリアも公園やショッピング施設が充実しています。子育て世代に人気な総合公園として長年親しまれている白水大池公園には19種類の遊具や噴水があり、多くの子ども連れが集まっています。
3連すべり台や変わったアスレチック遊具のほか、夏には水遊びもできる噴水、白水大池の風景を楽しむなど、自然を満喫することが可能です。
普段は行う機会がない天体観測を「星の館」という天文台で行えるため、非日常も味わえます。氷の惑星と呼ばれる天王星を観察できるなど、知的好奇心をくすぐるイベントが開催されているので、気になる方はぜひ足を運んでみてくださいね。
星見ヶ丘エリアには「フォレストシティ」と呼ばれる商業施設と住宅が立ち並ぶエリアがあります。このエリアには、各医療テナントや飲食店が入っているほか、GU・ユニクロ・ミスターマックスなどの暮らしに必要なものをほとんどそろえられます。
駅から少し遠いですが、あまり外出もせず、自宅を中心とした生活をしたい方には向いているエリアといえるでしょう。
春日市は暮らしの利便性が高い子育て世帯にもおすすめの街
魅力的なスポットが多数ある春日市ですが、コミュニティバス「やよい」を利用することで、春日市の各所に簡単に移動できます。
また、市内には4ヶ所児童センターがあり、子育てで困ったときには気軽に相談できる環境が整っています。
・白水児童センター
・毛勝児童センター
・須玖児童センター
・光町児童センター
※いずれも10時から17時まで開所
福岡市からのアクセスが良好で、自然と機能性が一体となった住みやすさが春日市の特徴です。引越し先としてぜひ検討し、自然やショッピング施設、アクティビティが充実した春日市の暮らしを楽しんでくださいね。