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横浜で緑が一番多い街、「緑区」の住みやすさは? 地産地消も楽しめる暮らしの魅力
横浜で緑が一番多い街、「緑区」の住みやすさは? 地産地消も楽しめる暮らしの魅力

横浜で緑が一番多い街、「緑区」の住みやすさは? 地産地消も楽しめる暮らしの魅力

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緑区は横浜市の中でも内陸に位置し、古くからの農業の町として知られています。広大な公園や春にお花見ができる場所など自然も多いため、都心部へのアクセスは確保しつつ、自然の中でのびのび子育てしたいファミリー世帯におすすめです。

この記事では、緑区に8年住む私が、実際に住んでみた体験談や暮らしに関わる情報をご紹介します。実際に住んでみて分かる緑区の魅力や生活施設の情報、周辺の家賃相場についても紹介するので、緑区の暮らしに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

横浜市緑区の基本情報

長津田駅とマンション
長津田駅とマンション

まず、横浜市緑区の基本情報について紹介します。

横浜市緑区の概要

横浜市の北西部にある緑区
横浜市の北西部にある緑区

横浜市の北西部にある緑区は、その名のとおり横浜市内で最も緑が多い区です。横浜市全体の緑被率は、2019年時点で27.8%となっていますが、緑区は40.6%と、横浜市にある区の中で最も多い比率です。

自然豊かな緑区
自然豊かな緑区

緑区ではさまざまな作物が栽培され、果樹類の農業経営体数が市内で1位となっています。中山駅前では、梨の季節に横浜市で生産された「浜なし」が購入できる直売所が開設されますが、開始30分で売り切れてしまうほど人気です。ぜひ見つけた際はゲットしたいですね。
実は、緑区には直売所がたくさんあります。田畑が多い緑区ならではですが、収穫した農家さんから直接買えるので新鮮な野菜や果物が安く購入でき、よく利用しています。季節ごとに旬の収穫物を楽しめるのもとても嬉しいポイントです。

また、2023年5月1日時点の人口は約183,091人です。

緑区を通るメイン路線はJR横浜線であり、主要駅は長津田駅と中山駅の二駅です。長津田駅はJR線と合わせて、東京都心にアクセスしやすい東急田園都市線、こどもの国線の3路線が乗り入れ、ターミナル駅としての役割を果たしています。

一方の中山駅は、JR横浜線のほか、2008年に開通した地下鉄グリーンライン線の2路線を利用可能です。

横浜市緑区の歴史

緑区は、近代化される前まで小さな農村集落が点在していたエリアです。江戸時代になると、長津田周辺のエリアは、脇往還大山街道の宿場町としてにぎわい、現在もその歴史を伝えるための常夜燈が残っています。

1908年に生糸を輸送する目的で現在のJR横浜線が開通し、同時に中山駅と長津田駅ができました。高度経済成長期に入ると緑区でも丘陵地が造成され、中小規模の団地開発がはじまります。

鴨居駅
鴨居駅

1962年に鴨居駅ができ、昭和40年代には大規模な土地区画整理事業などにより、住宅市街地がさらに広がりました。横浜市港北区から分区し、緑区ができたのは1969年10月です。1979年には、十日市場駅が開業し、現在の緑区に存在するすべての駅がそろいました。

50年以上たつ今でも緑区は、豊かな自然と閑静な住宅地を維持しながら、マンション・商業施設の開発や駅前の整備などにより、さらなる発展を続けています。

横浜市緑区で暮らす体験談

ここでは、実際に横浜市緑区で暮らす私が、緑区を選んだきっかけやエリアの魅力について紹介します。緑区に住んで8年、生活する中で実際に感じたことをレビューするので、ぜひ参考にしてみてください。

横浜市緑区に住んだきっかけ・選んだ決め手

田んぼや緑に囲まれた長津田市街地
田んぼや緑に囲まれた長津田市街地

緑区に住んだきっかけは、新卒で入社した会社が新横浜駅にあり、通勤に便利であったことが一つの理由です。現在の住まいはJR横浜線の中山駅が最寄りになり、新幹線が通る新横浜駅まで8分、横浜最大のターミナル駅である横浜駅にも20分でアクセスできます。

物件探しの段階では、同じ横浜線内の停車駅である小机駅、鴨居駅も検討しましたが、生活関連施設については中山駅前が最も充実しているように感じました。

また、最大の決め手となったのは、緑区の特徴である自然豊かなところです。駅前には商業施設や飲食店が立ち並んでいますが、10分ほど歩けば田んぼや森のような自然が広がっています。生活の利便性が高いうえに、自然豊かである環境のよさが魅力です。結婚して子どもができた現在でも引越すことなく、家族でのびのび暮らしています。

横浜市緑区の魅力(1)山や田畑、公園が豊富!自然豊かで住みやすい住環境

四季の森公園の噴水広場
四季の森公園の噴水広場

自然豊かな緑区は、とくに、子育て世代で子どもをのびのび育てたい方には、おすすめのエリアといえると思います。

緑区内を走る横浜線の停車駅は、鴨居・中山・十日市場・長津田駅があり、駅から10分も歩けば自然が広がっています。夏になると、カブトムシやクワガタが家まで飛んでくるほど自然にあふれる環境は、横浜市内でもまれな特徴です。また、比較的大型の公園も多く、四季の森公園や長坂谷公園があります。

四季の森公園では、季節ごとにさまざまな楽しみ方があります。春は展望広場から見下ろす桜の景色、夏はじゃぶじゃぶ池、秋ははす池周辺の紅葉、冬は野鳥たちの声など。楽しみ方がたくさんあるので、わが家も子どもを連れてよく利用しています。

横浜市緑区の魅力(2)駅前には商業施設が充実

駅前に商業施設が充実していて、生活利便性が高いことも魅力の一つです。先述した横浜線の4駅はいずれも、駅前にスーパーやドラッグストア、飲食店が充実しており、買い物や外食に困ることはありません。

〈緑区内にある商業施設〉
・ビーンズ中山
・アピタ長津田
・エトモ長津田
・イオンフードスタイル鴨居
・中山とうきゅう
・横浜四季の森 フォレオ

自然が豊かであり、地方のような雰囲気も漂う緑区ですが、駅前にしっかりと商業施設が充実している点は安心できるポイントです。
個人的には、日用品の買い物と合わせて衣類や家具・家電製品の買い物、ゲームセンターなどもあるアピタ長津田がおすすめで、わが家も雨の日によく利用しています。さらに「エトモ長津田」は、長津田駅直結で薬局やお総菜屋さんがあるので仕事帰りに立ち寄ることができるので重宝しています。

さらに、鴨居駅から都筑区にあるららぽーと横浜へは歩いていくことができます。鴨居駅の北口から徒歩約7分と、短時間でアクセスできるので休日のお出かけスポットとしても使いやすいです。

横浜市緑区の魅力(3)東京都内や市街地・繁華街へのアクセスも良好

緑区を通るメイン路線のJR横浜線は、東京都内や市街地・繁華街へのアクセスも良好です。新横浜駅では東海道新幹線や相鉄・東急直通線、菊名駅では東急東横線、東神奈川駅で京浜東北線に乗り換えができ、都内の主要駅にも難なくアクセスできます。

また、長津田駅は東急田園都市線も乗り入れており、渋谷駅まで乗り換えせず約35分でアクセス可能です。横浜線内には、西の渋谷とも呼ばれる繁華街の町田駅もあり、最も遠い鴨居駅から約16分、最短の長津田駅からは約7分でアクセスできます。子どもがいるわが家も、電車での移動に苦労せず過ごせているのはありがたい環境だと感じています。

私は現在、横浜駅付近の職場に通勤しており、渋谷や品川等のオフィスに行くこともありますが、どこに行くにも便利にアクセスできます。

緑区はバスが充実している

緑区は急な坂道が多い場所もありますが、バス便が充実しているので、歩くのが苦手な方はバスの利用をおすすめします。どの駅にもバスターミナルが存在するので、通勤などで毎日駅を使う方はバス停の近くの物件を選ぶことにより、駅から距離のある場所でも、移動のストレスなく暮らせます。

実際、友人が中山駅から歩いて30分ほどの場所に住んでいますが、友人曰く、バスがあるので移動に不便さを感じることは少ないようです。

横浜市緑区の生活施設情報

次に、横浜市緑区の生活施設情報をご紹介します。施設の種類ごとにまとめて紹介するので、気になったものから確認してみてください。

横浜市緑区の公園・レジャースポット

長津田みなみ台公園
長津田みなみ台公園

緑区には、非常に多くの公園があります。お花見ができるところやプレイパークがある公園など、その種類もさまざまです。長坂谷公園には、子連れで何度も訪れたことがありますが、遊具がとても充実していて、広さも十分であるため、一日を通して安全に楽しむことができています。

〈緑区にある主な公園〉
・三保念珠坂公園 
・長津田みなみ台公園 
・十日市場だんご山公園 
・萱場公園 
・長坂谷公園 
・フィールドアスレチックつくし野
・四季の森公園
・玄海田公園
・北八朔公園
・新治里山公園

緑区の自然豊かな環境を活かした施設が多くありますが、中でもフィールドアスレチックつくし野はその名の通りたくさんのアスレチックがあるのが特徴です。ファーストステージ、セカンドステージ、サードステージ、ファイナルステージがあり、全部で50か所のポイントをクリアしていきます。セカンドステージは池に浮かぶポイントに挑戦するのですが、子どもだけでなく大人がずぶ濡れになって楽しめるので私も気に入っています。

横浜市緑区の公共施設

緑区内にある主な公共施設をご紹介します。
緑区役所は、2016年に耐震補強工事を終えたばかりで施設内は、とても綺麗です。区役所内はいつも混み合っているため、平日の朝早くか昼過ぎ(2時以降)の利用をおすすめします。

〈緑区内の主な公共施設〉
・緑区役所
・緑スポーツセンター
・緑公会堂
・みどりアートパーク(緑区民文化センター)
・緑区地域子育て支援拠点子 いっぽ
・緑図書館 
・みどり国際交流ラウンジ 
・地区センター(長津田地区センター 他3ヶ所)
・コミュニティハウス(霧が丘コミュニティハウス 他5ヶ所)

横浜市緑区の病院

横浜市緑区内にある主な病院は、以下の通りです。

〈緑区内の病院〉
・竹山病院 
・横浜病院 
・長津田厚生総合病院 
・横浜新緑総合病院
・牧野記念病院 
・鴨居病院
・牧野リハビリテーション病院
・横浜田園都市病院

比較的、最寄り駅から近い病院が多く、バス便も充実しているため、通院にも便利です。

横浜市緑区の住まい事情

最後に、横浜市緑区の家賃相場やおすすめエリアについて紹介します。

横浜市緑区の家賃相場

緑区の家賃相場を近隣エリアと比較してご紹介します。

※家賃相場は毎週更新されます。

一人暮らしであれば、6万円台で横浜に住むことができます。また、一人暮らし向け物件、ファミリー物件、どちらの家賃相場も周辺区よりやや安めといえそうです。

横浜市緑区のエリアの特徴と魅力

ここでは、横浜市緑区の中でエリアごとの特徴や魅力について紹介します。緑区の中でも住むエリアに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

毎日を快適に楽しく!住み心地重視な人には中山駅周辺

中山駅北口
中山駅北口

中山駅前には、商業施設や飲食店など生活に便利な施設がそろい、一方で駅から離れると閑静な住宅街が広がっています。そのため、住み心地にこだわる方におすすめです。決して都市型のエリアではありませんが、落ち着いた雰囲気と自然豊かな街並みは、緑区の中心的エリアといえます。

また、年に何度か開催される駅前のお祭りも魅力の一つです。たくさんの中山住民が足を運ぶなど、住む人の地元愛の強さを感じます。現在は南口側の再開発が予定されており、2029年度には新たな高層住宅や商業施設、交通広場が整備されるなどこれからさらに駅周辺が便利になっていくのが楽しみです。

交通の利便性重視の人には長津田駅周辺

緑区では緑の多い便利な暮らしができる!今後の発展も楽しみなエリア

緑区はその名の通り、緑が多いエリアでありながら、普段の生活に便利な施設もそろっています。現在でも駅周辺は商業施設が充実していますが、中山駅南口の再開発をはじめ、今後さらに発展する可能性を秘めているエリアです。

都内へのアクセスもよいため、都心部に行きやすいエリアに暮らしたいけど落ち着いた場所がよいという方は、ぜひ横浜市緑区を検討してみてくださいね。

PR・記事協力・素材提供:横浜市

正ミチ現役不動産営業マン兼ライター/宅地建物取引士/不動産歴5年/横浜市緑区在住

大学を卒業後、専門商社に入社後、1年半で退職、25歳で不動産業界に入る。投資用不動産(1棟アパート)の販売を3年間経験後、2年間のブランクを経て不動産業界に戻ってくる。現在は、戸建用地の仕入営業として働きながら不動産ウェブライターとして活動している。
ライター歴3年。執筆実績は、不動産関係、投資関係、補助金・助成金関係、法律(民法)関係など。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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