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横浜市「磯子区」は年代問わず住みやすい街!子育てママが感じた魅力をご紹介
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横浜市「磯子区」は年代問わず住みやすい街!子育てママが感じた魅力をご紹介

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横浜市磯子区は、横浜市の東南に位置する細長い形をした区です。根岸湾を囲むように位置する海が近いエリアとそれを臨む高台のエリアがあり、その間をJR京浜東北線と京浜急行線が通る通勤通学に便利な地域となっています。
磯子区は横浜市で区制が施行された当初からある歴史ある区で、横浜市の中心部や古都鎌倉にも行きやすいエリアです。

今回は、磯子区で子育てを経験してきた私が、磯子区の住みやすさと魅力をたっぷりお伝えします。横浜市内への引越しを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

海風が心地よい、横浜市磯子区の基本情報

横浜市磯子区は北東側が横浜の中心・中区と隣接し、東側が根岸湾に面している
横浜市磯子区は北東側が横浜の中心・中区と隣接し、東側が根岸湾に面している

横浜市磯子区の概要

磯子区の広さは19.05平方キロメートルで、人口は165,454人(2023年5月1日時点)です。臨海部には工場群が広がっており、内陸部は豊かな森をはじめ自然を身近に感じる自然が多く、駅周辺を中心にスーパーや商店街などが充実していて活気があります。

南北に細長い区の間を、JR京浜東北線と京浜急行線が通っています。朝のラッシュ時も、磯子駅始発で座れることが多いので、負担なく通勤通学ができます。

磯子区にある主な鉄道駅は以下の3つです。

・JR京浜東北線:根岸駅/磯子駅/新杉田駅/洋光台駅
・京浜急行線:屏風浦駅/杉田駅
・シーサイドライン:新杉田駅

新杉田駅からは隣の金沢区につながるシーサイドラインが延びています。道路は首都高湾岸線や横浜横須賀道路、国道16号と357号などがあり、どの都市にもアクセスしやすい道と鉄道が整っています。

横浜市磯子区の歴史

横浜市で区制が施行された1927年に、磯子区は生まれました。横浜市は、鶴見区・神奈川区・中区・保土ケ谷区・磯子区の5つの区で始まっています。昔は海水浴場などもあり、海苔の養殖が盛んだったことから、今でも沿岸部ににぎわいの中心があります。

横浜の中心部や古都鎌倉にも近く、飽きないのが磯子区の立地の魅力です。昔ながらの町並みと、整備された住宅街が混在しながら発展を続けており、磯子区の暮らしやすさにつながっています。

幅広い年代に優しい街、磯子区で暮らす私の体験談

JR磯子駅
JR磯子駅

横浜市磯子区に住んだきっかけ・選んだ決め手

私は横浜市内の複数の区に住んだ経験がありますが、磯子区の沿岸部に近い地域は年間を通して海からの風がゆるやかに吹いており、比較的気候が温暖で過ごしやすかったです。

風がよく吹いていて空気がきれいに感じること、冬場は特に過ごしやすそうだと感じたこと、周辺環境が穏やかでゆったりと子育てしているファミリーが多いことが、わが家の暮らしにぴったり合うと判断し、磯子区に家を建てることに決めました。昔ながらの町並みと、整備された住宅街の両方が混在しており、落ち着いた雰囲気が魅力です。

そして区内には昔ながらの商店街が今も活気あふれる姿で残っており、店員さんとお話ししながら買い物するのが日々の楽しみです。
3路線6駅ある磯子区内の駅前はスーパーも充実していて、買い物環境が良好なのも磯子区を選んだ理由の一つです。駅周辺は病院もひと通りそろっているので、近隣ですべての用事が済むのも暮らしやすいところだと感じています。

横浜市磯子区の魅力(1)海も山もすぐそこ!自然が身近な暮らし

臨海緑地
臨海緑地

細長い形をした磯子区は、海側と山側の両方のよさを一度に楽しめるところが魅力です。海側にある海づり施設は穏やかな根岸湾にある、のんびり安全な釣り施設で、ウミタナゴ・メジナ・メバルなど岩礁に住む魚の好釣場になっています。

杉田臨海緑地は海に面した広大な広場で、子どもたちが小さな頃はランニングに行ったり縄跳びをしに行ったりしていました。海を見ながら思いっきり体を動かして遊べます。芝生が広がる広場もあり、周辺を見渡せる築山(見晴らし台)もあるのでのんびりお昼ご飯を食べて楽しむこともできます。気軽に足を運べるほのぼのとした公園で海風を感じながら遊べる場所はなかなかないのではないでしょうか。

氷取沢市民の森
氷取沢市民の森

円海山を抱く氷取沢市民の森には大岡川の源流域があり、清流のせせらぎを感じたり、街では見かけない野鳥や昆虫に親しんだりすることが可能です。

鎌倉まで続く道を、多くの人がハイキングコースとして利用しています。私も季節ごとに歩いていますが、リフレッシュできる場所の近くに住んでいると思うと、贅沢な気がします。鎌倉時代につくられた道も多く、歴史好きにはたまらない場所です。瑞泉寺や鎌倉宮、建長寺など鎌倉側への出口もたくさんあるので何度歩いても飽きません。シダや竹など昔ながらの植物も多く、植物観察をしながらの散策もおすすめです。ここでリスを見かけることもあるんですよ。ただ場所によっては岩肌が剥き出しだったり急勾配だったりするのでハイキングコースとはいえ侮るなかれ。それなりの装備をして歩くことをおすすめします。鎌倉時代の風をきっと感じていただけるはずです。

氷取沢市民の森の入り口にある農業専用地区は、20.9ヘクタールほどの広さです。さまざまな野菜が育てられていて、道沿いを歩いているときに季節の野菜やかわいらしい草花を眺めていると癒やされます。

採れた野菜は杉田などの直売所で販売しており、地産地消の醍醐味を存分に味わえるので、私もよく購入しています。

横浜市磯子区の魅力(2)交通アクセスが充実している

京浜東北線
京浜東北線

JR新杉田駅や京急杉田駅は、都内にアクセスしやすいため、通勤通学に便利です。

〈JR新杉田駅から主要駅までの主な時間〉
横浜駅 19分
品川駅 45分
東京駅 59分
新横浜駅 34分

〈京急杉田駅から主要駅までの主な時間〉
横浜駅 15分
品川駅 41分
羽田空港駅 43分

磯子区は横浜の中心地である中区と隣接しており、横浜の観光エリアに行きやすいところも魅力です。元町や横浜中華街、横浜スタジアムや桜木町駅周辺などへのアクセスも良好です。JR新杉田駅から元町がある石川町駅までなら11分で到着できますし、根岸駅や磯子駅周辺からはバスも多数出ています。

古都鎌倉までは、JR新杉田駅からなら電車で乗り換えを含めて約25分の距離です。鎌倉時代の神社仏閣を見ていると、あっという間にタイムスリップしたような気分を味わえますよ。

横浜市磯子区の魅力(3)子育て世代必見!気軽に立ち寄れる公園が多数

自然が豊富にある磯子区内には気軽に立ち寄れる大きな公園がいくつもあり、子育て世代を中心に区民の憩いの場となっています。

〈磯子区内にある大きな公園〉
・磯子・海の見える公園 
・岡村公園 
・洋光台西公園
・氷取沢小学校跡地公園
・新杉田公園 

新杉田公園
新杉田公園

新杉田公園は、ジョギングコース・テニスコート・野球場・ドッグラン・レストハウスがあるスポーツ向きの公園で、散歩に訪れる人も多いです。入り口の桜並木や手入れされた花壇がきれいで、芝生の広場は休日になると家族連れでにぎわっています。わが家も子どもが幼い頃は、自転車の練習で利用したり、お花見も楽しみました。

ドッグランがあるからか朝や夕方をはじめ、犬連れのお散歩の方も多く見かけます。飼い主さんは犬を遊ばせながら楽しそうにおしゃべりして、そういったコミュニケーションも盛んな公園なのではと感じます。

洋光台駅から北西に10分ほど歩いたところにある洋光台西公園は広さが約1万7 ,000平方メートルあり、散歩に訪れる人がとても多い公園です。地域の公園愛護会の皆さんが育てた梅の木があり、花が咲く季節にはいい香りがして、癒やされます。

根岸駅と磯子駅から行ける岡村公園は、天神道路を挟む、広さ約6万8,000平方メートルの緑豊かな公園です。こちらの梅の木も見事で、150本も植えられています。野球場やテニスコートのある東側は高台になっており、ランドマークタワーや富士山を望むことができる絶景スポットです。

住宅街の多い磯子区は地域に根ざした小さな公園も多数点在しています。地域の方が手入れされていて、マナーよく使われているのが伝わってきます。

横浜市磯子区の魅力(4)活気と人情味があふれる商店街

磯子区は歴史のある町なので、古くからの商店街が残っており、今も活気にあふれています。新杉田駅と杉田駅を結ぶ杉田商店街には昔ながらのパン屋さんやお肉屋さん、八百屋さんなどがひしめき、休日は歩行者天国になっています。

パン屋さんは全国展開のチェーン店が周辺に数店舗あり、さらに個人経営の昔ながらのパン屋さんやおしゃれな新進気鋭のパン屋さんなど充実しているので食べる楽しみがあります。お肉屋さんでは揚げたてコロッケや唐揚げなどの対面販売もあるのでスーパーとはまた一味違う楽しさがあります。八百屋さんの威勢の良い掛け声が活気を呼ぶ商店街でぜひお買い物を楽しんでみてほしいです。

磯子駅と根岸駅の中間にある浜マーケットは戦後すぐに生まれた歴史ある商店街です。洋光台駅前商店街「サンモール洋光台」は、広場を囲むように店舗が並んでいて、昭和の温かみの残る商店街として人気を集めています。
人と人とのつながりを生む交流ができるのが商店街の魅力ですし、そうした人情味にあふれる場所がこの磯子区には多数残っています。

横浜市磯子区の魅力(5)見て感じて学べる、体験型施設が充実

磯子区内には子育て世代必見の体験系の施設がそろっているのも魅力のひとつです。

「はまぎん こども宇宙科学館」はわが子が大好きで、幼い頃は時間さえあれば訪れていました。プラネタリウムで星の世界に浸り、サイエンスショーや工作教室を楽しみ、たくさんの科学の不思議に触れ合えたことは子どもにとって良い思い出になっていると思います。色々なゲストの方がきて、月の不思議や惑星についての講演会があったり、プログラミングの体験などもできます。宇宙トレーニング室では乗り物に乗りながら楽しく月面ジャンプの重力体験や空間移動ユニット体験などの宇宙飛行士体験ができます。見てる大人も思わず参加したくなる楽しい施設です。
さらにはまぎんのプラネタリウムでは、2022年12月1日に導入された投影機が、7億個の恒星を投影できるとして2023年2月8日にギネス世界記録™に登録されました。新しい投影機になってからは訪れたことがないため、ぜひ子どもと一緒に行ってみたいと思います。

「横浜市電保存館」は1904年から1972年まで横浜市内で親しまれていた“ちんちん電車”をそのままの姿で楽しめるノスタルジックな施設です。何台もの車両がそのままの姿で展示されており、中に入って座って当時の気分を味わうことができます。木でできた座席は美しく、歴史を学びながらレトロな雰囲気をぜひ楽しんでいただきたいおすすめ施設です。

「横浜市三殿台考古館」のある三殿台遺跡は岡村にある縄文・弥生・古墳時代の村の跡にあります。それぞれの時代の住居が再現されており、中に入るとひんやりしていて古代の暮らしに思いを馳せることができます。わが家も子どもたちが幼い頃に何度も遊びに行き、火おこし体験や弓矢体験などをして昔の人の狩猟の大変さなどを味わいました。石器作り体験などもあり、子どもも楽しそうでしたが親も夢中になって遊んだ記憶があります。

磯子区に住むデメリットはある?

磯子区には大きな商業施設がないので、横浜の中心部に近い割に知名度がそれほど高くないところがデメリットといえるかもしれません。しかしこれは、住みやすい地域なのに競争相手が少ないということでもあります。海も山も好きで静かな環境で暮らしたいけれど、たまにはにぎわいも欲しいという方にはぴったりな地域です。

横浜という地形の特徴にもなりますが、山側には坂道が多いです。場所によってはかなり傾斜のある坂道もあるので、住まいを検討される場合は地図だけで判断せず、ぜひ一度実際の道を歩いて確認してみてください。

昔ながらの歴史ある住宅街の場合、道路が細くて分かりにくいところもあります。車が入れないほどの細い道や一方通行の道もありますので、実際に現地に行ってから住まいを検討しましょう。

駅前には周辺が整備されたマンションが多く、碁盤の目のように整備された住宅街もあり、さまざまな住まいを選択できるところも磯子区の魅力だと思います。

横浜市磯子区の生活施設情報

はまぎん こども宇宙科学館
はまぎん こども宇宙科学館

横浜市磯子区の主な公共施設

ここからは、磯子区にある公共施設についてご紹介します。

〈磯子区内にある公共施設〉
・磯子区役所
・地域子育て支援拠点 いそピヨ
・はまぎん こども宇宙科学館
・磯子スポーツセンター
・磯子公会堂
・洋光台駅前公園こどもログハウス(おもしろハウス)
・地区センター(杉田地区センター 他3箇所)
・コミュニティハウス(浜小学校コミュニティハウス 他6箇所)

子育て支援拠点「いそピヨ」では、子育て中の親が抱える悩みや不安に対して専任のスタッフが一緒に考えたり、必要な情報を提供してくれたりします。地域全体でサポートしてくれる体制があるというのは、子育て世代にとって心強い環境ですね。

洋光台駅前こどもログハウスは幼児から小学生まで遊べる2階建ての家で、中に大きな滑り台や迷路、ハシゴなどがあり体を思いっきり動かして遊べる楽しいスペースです。たくさんの本が置いてある静かなスペースもあり、わが家の子どもたちはここでゆっくり読書を楽しむのが好きでした。

横浜市磯子区の病院

磯子区内にある、主な総合病院は以下のとおりです。

〈磯子区内の総合病院〉
・磯子中央病院
・康心会汐見台病院
・関東病院 

総合病院のほかに、各診療所が122ヶ所あります(2023年7月時点)。内科や小児科など普段利用頻度が高い診療所は点在しているので、子育て世代やお年寄りの方でも住みやすい環境だと感じます。

磯子区の教育施設

子育て中の方は、教育環境も気になるでしょう。磯子区内には小中高の学校数が多く、駅周辺を中心に学習塾も複数あります。子どもが都心にある高校や大学に進むことになっても、自宅から通学させることも可能なエリアなので、親にとってもありがたいですね。

横浜市磯子区の住まい事情

横浜市磯子区の家賃相場

磯子区の家賃相場を、間取り別に近隣エリアと比較しました。

※家賃相場は毎週更新されます。

一人暮らし向けの物件の家賃は周辺エリアと大きくは変わりません。6万円台で物件を探すことができます。一方、ファミリー向け物件は近隣と比べると、やや高めといえます。通勤通学に便利な立地で買い物の便もよく、そのわりに静かで暮らしやすい環境なので、人気のあるエリアであることがわかります。

磯子区のエリアの特徴と魅力

フットワーク軽く暮らしたい人は新杉田駅周辺

落ち着いた住宅街で暮らしたい人は洋光台駅周辺

磯子区は古きよき歴史と人情に溢れた横浜らしさを味わえる!

磯子区には鎌倉時代に創建された東漸寺や、創立時期が定かではないほど古くからある岡村天満宮など、古きよき歴史の残る場所が多数あります。

高層マンションや整地された分譲住宅だけでなく、団地などもあり、古さと新しさが上手に融合した町だと思います。気候は比較的穏やかで、住んでいる人も穏やかな印象があり、ペット連れの方に道ですれ違うと、よく挨拶されます。

古きよき歴史と人情にあふれた横浜らしさを味わいたい方には、磯子区をおすすめします。
引越しを検討されている方は、ぜひ候補の一つとして磯子区を検討してみてくださいね。

PR・記事協力・素材提供:横浜市

大木聖美暮らし評論家/整理収納アドバイザー

ブログに「我が道ライフ」。生まれも育ちも横浜、両親も横浜出身という生粋の浜っこ。2児の母。「暮らしをラクに楽しく、サステイナブルに」をコンセプトに、片付けのプロとしてモデルハウスや個人宅の収納コンサルティング・間取り提案・セミナー講師・コラム執筆など幅広く活動。近年では全国の工務店とともに片付けやすく暮らしやすい家づくりも手がけている。大好きな横浜の土地に家を建て、片付け・掃除・防災備蓄・生前整理など幅広い暮らしの知識を発信中。古きよき横浜馬車道元町エリアや鎌倉へ歴史散歩がてら食べ歩きに出かけるのが趣味。Instagram: @wagamichilife

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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