鶴見区は神奈川県横浜市の北東部に位置し、川崎市と隣接しています。東京都心や横浜市中心部にも近いこともあり、非常に住みやすいエリアです。最近ではNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台になるなど、鶴見区が注目される機会も増えています。
今回は、鶴見区在住25年、妻と長男、長女の4人で暮らす私が、鶴見区の魅力や住みやすさについて詳しくご紹介します。新たな住まい先の候補として鶴見区を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
横浜市鶴見区の基本情報
横浜市鶴見区の概要
横浜市鶴見区は、横浜市の北東部に位置しています。鶴見区の京浜臨海部は、京浜工業地帯の中核として、日本の高度経済成長を支えてきました。
国際的にも最先端の研究開発拠点として、再整備が進んでいます。
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京浜臨海部の玄関口となる鶴見駅は、朝夕は京浜工業地帯へ向かう通勤客と、都心へ向かう通勤客で大変にぎわう駅です。鶴見駅より北側の丘陵地域には住宅街が広がっています。
鶴見区の東側を鶴見川が流れており、鶴見川流域と湾岸地域は平地が多いですが、港北区と隣接する西側地域は坂が多い丘陵地域です。鶴見川沿いはランニングをする人や自転車で通勤・通学する人の姿が多く見られます。
湾岸地域は京浜工業地帯が有名で、工場夜景を楽しむ人も最近増えています。また、生麦周辺は昔ながらの漁師町でもあります。数多くの魚屋さんが旧東海道を中心に軒を連ねており、新鮮な魚介類を楽しめる飲食店もあります。
鶴見区の2023年時点の人口は約30万人です。2002年と比較すると、約5万人も人口が増加しています。横浜市では、港北区、青葉区に次いで3番目に人口が多い区です。JR京浜東北線と京急線が鶴見区を横断しており、都心にアクセスしやすいところが人口増加の理由の一つといえるでしょう。
鶴見区内の中心駅は鶴見駅ですが、ほかにも以下のような駅があります。
・JR京浜東北線:鶴見駅
・JR鶴見線:鶴見駅/国道駅/鶴見小野駅/弁天橋駅/浅野駅/安善駅/新芝浦駅/海芝浦駅
・JR南武線:矢向駅
・京急本線:鶴見市場駅/京急鶴見駅/花月総持寺駅/生麦駅
鶴見駅の南側に、鶴見区役所や鶴見警察署などの公共施設が多く集まっています。
JR鶴見駅は、東海道線や横須賀線(湘南新宿ライン)、貨物線を利用した相鉄・JR直通線が通っており、貨物輸送としても重要な拠点です。さまざまな貨物列車などが鶴見駅を通過するため、鉄道ファンが多いことでも知られています。また、JR鶴見線はほとんどの駅が無人駅のため、一部の駅は、日中の時間帯に電車が来ない「秘境駅」としても知られています。
横浜市鶴見区の歴史
横浜市鶴見区は、1927年10月に横浜市で区制が施行されたタイミングで誕生しました。以前の鶴見は、神奈川県橘樹郡にあった20の村・町の一部(鶴見町)となっており、当時の「橘」を取った学校や商店が多く存在しているのも特徴といえます。
鶴見区の歴史といえば、1862年に起こった「生麦事件」が有名です。記念碑が京急線生麦駅近くの旧東海道沿いに建っています。当時の町・村の名前である「生麦」「鶴見」「東寺尾」を総称して「生見尾(うみお)」と呼ぶ地域もかつては存在し、京急線生麦駅近くの「生見尾踏切」などに、その名が残っています。また、鶴見区各地では昔ながらのお祭り行事が残っているなど、歴史や文化が大切に受け継がれている地域です。
横浜市鶴見区の基本情報
横浜市鶴見区を選んだ決め手は「交通利便性と家賃の安さ」
私が鶴見に住もうと思ったきっかけは、やはり交通利便性の高さです。都心に近く、また、横浜市中心部に出やすい点も、鶴見区の魅力のひとつです。JR京浜東北線を利用すれば、東京まで約30分、横浜まで約10分で到着することが可能です。
また、バス路線が充実しているのもメリットのひとつで、北西部の丘陵地域や北東部の平地には多くのバス路線が運行されています。とくに、丘陵地域へのバス路線は本数が多いのが特徴です。鶴見駅西口付近では、朝は1時間あたり100本以上通過するバス停もあり、驚いたのを覚えています。
JR京浜東北線と並行して京急本線も走っており、羽田空港や三浦半島の観光地域にもダイレクトでアクセスできます。
また、鶴見区は横浜市内の主要な生活拠点とされており、横浜市営地下鉄グリーンラインが日吉から鶴見まで延伸する構想があります。将来的に交通網がより便利になっていく可能性があると思うと楽しみです。そしてこれだけアクセスがよい場所でありながら、家賃が比較的安いところも魅力といえます。
横浜市鶴見区の魅力(1) 自然が豊富
鶴見区といえば、京浜工業地帯に代表されるように工業の町と思われがちですが、それだけではありません。京浜東北線よりも北の地域では、緑豊かな公園や、週末に家族連れでリラックスできるような場所が数多くあるのです。
【横浜市鶴見区にある主な公園】
・県立三ツ池公園
・獅子ヶ谷市民の森
・入船公園
・みその公園・横溝屋敷
・馬場花木園
・鶴見花月園公園
私は自宅から近いこともあり、三ツ池公園に子どもを連れてよく行っています。春には約1,600本もの桜が咲き、「日本さくら名所100選」の一つに選ばれている公園です。また、25mプールやテニスコート、野球場や多目的グラウンドもあり、スポーツを楽しむ方もたくさん訪れていてにぎやかです。
横浜市鶴見区の魅力(2) 国際色・地域色が豊かなまち
鶴見区は、戦後の高度成長期に沖縄から約3万人の移民を受け入れたこともあり、鶴見駅南部の潮田地域には「沖縄タウン」があります。潮田地域では、沖縄料理店や商店が数多く並んでいる点が魅力です。NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台になったこともあり、大変なにぎわいをみせています。
また、京浜工業地帯に構える企業は、外国からの技術研修生などを受け入れていることもあり、国際色も豊かです。鶴見駅近くの「シークレイン」には国際交流ラウンジがあり、外国語での生活支援や文化交流などを行っています。
横浜市鶴見区の生活施設情報
横浜市鶴見区の公園・レジャースポット
続いて、鶴見区で楽しめる主な公園やレジャースポットについてご紹介します。
・県立三ツ池公園
約29.7haの広大な自然あふれる公園で、春は桜、夏はプール、秋は紅葉や多くの野鳥を楽しめます。
・馬場花木園
桜や梅だけでなく、秋は紅葉が見頃で、四季を感じられる公園です。園内には茶室があり、お茶会や俳句のイベントなどにも使われています。
私もお茶会のイベントに参加しましたが、春には多くのひな人形が飾られ、また多くの野鳥が羽を休める貴重な場所にもなっています。渡り鳥が飛んでくるシーズンには、多くの野鳥愛好家が訪れていますよ。
・キリン横浜ビアホール(2023年4月11日より新名称で営業再開)
キリンビール横浜工場に併設された施設です。工場見学とできたてのビールの試飲ができたり、バーベキューを楽しめたりします。
生麦といえば、生麦事件とキリンビール、というほど有名なキリンビールの工場があり、見学時はビールの試飲ができます。私は会社のイベント等でここのバーベキュー場を何度か利用したことがあり、駅から近いバーベキュー施設ということで、同僚とよく閉店ギリギリまでお酒の場を楽しんでいました。
ビアホールはコロナの影響でしばらく営業休止していましたが、2023年4月に久しぶりに営業が再開するそうで楽しみです。
・ふれーゆ
ゴミの焼却施設に隣接しており、廃熱を利用した温水プールや大浴場での入浴が楽しめる施設です。海に面しており、釣りを楽しむ人も多く訪れています。
ふれーゆは、鶴見駅東口から路線バスが出ていますが、JR鶴見線鶴見小野駅からも徒歩約26分でアクセスできるので、私はプールで泳いだ後、疲れた身体に鞭打って駅まで歩いていました。地元住民に長く愛されている施設で、自転車で釣りに来る人も多いですよ。
・横浜ストロベリーパーク
横浜火力発電所に隣接しており、オール電化のビニールハウスで栽培されているため、四季を問わずイチゴ狩りを楽しめます。
横浜市鶴見区の公共施設
鶴見区の公共施設は、JR鶴見駅付近に多く設置されています。鶴見駅東口側の国道15号線沿いに、数多くの公共施設があります。
・鶴見区役所
・鶴見警察署
・鶴見図書館
・鶴見郵便局
・鶴見税務署
・地区センター(末吉地区センター 他5ヶ所)
・鶴見駅西口行政サービスコーナー
・コミュニティハウス(新鶴見小学校コミュニティハウス 他6ヶ所)
・鶴見スポーツセンター
横浜市鶴見区のショッピング施設
鶴見区には大規模とはいかないまでも、日常生活に必要なものがそろう商業施設が数多くあります。
・シァル
・フーガ
・ミナール
・西友鶴見店
・フォルテ森永橋
私は、よくフォルテ森永橋を利用しており、歯医者で治療した後に100円ショップで日用品を買い、ドラッグストアとスーパーで食料や消耗品を購入した後にレストランで食事するというルーティーンを毎週繰り返しています。規模はやや小さめですが、駐車場も広く、おすすめの商業施設です。
横浜市鶴見区の病院
鶴見区には、大規模な病院から中小の病院まで数多くの病院があります。
〈鶴見区内の主な病院〉
・済生会横浜市東部病院
・さいわい鶴見病院
・片山整形外科記念病院
・鶴見大学歯学部附属病院
・佐々木病院
・平和病院
横浜市鶴見区の住まい事情
横浜市鶴見区の家賃相場
鶴見区の家賃相場は、横浜市内の中では比較的高めです。ただ、横浜市中心部や川崎市中心部よりもリーズナブルとなっています。間取り別に比較してみましょう。
〈1R~1DKの家賃相場〉
・横浜市鶴見区:7.05万円
・川崎市川崎区:8.13万円
・横浜市港北区:7.27万円
〈2LDK~3DKの家賃相場〉
・横浜市鶴見区:17.65万円
・川崎市川崎区:18.51万円
・横浜市港北区:19.03万円
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横浜市鶴見区の主要駅とその特徴
グルメを楽しみたいなら「鶴見」駅周辺エリア
鶴見区はグルメを楽しめる飲食店が数多くあり、その中心地が鶴見駅周辺です。鶴見はとくに中華料理店がたくさんあり、横浜市内でも有名な満州園などの中華料理店は鶴見駅付近にあります。おいしいラーメン店も多数あるので、ぜひお気に入りの一杯を探してみてくださいね。
緑の多い環境に住みたいなら「浅野」駅周辺エリア
自然にあふれた地域に住みたい方には、浅野駅周辺がおすすめです。駅周辺には、生活に必要なお店はそろっているほか、入船公園や潮田公園など、自然豊かな公園が点在している点も魅力です。駅近くの商店街や公園ではイベントなども行われていて、ほどよいにぎわいがあります。
川崎駅まで電車で約16分と、少し足を延ばせばショッピングを楽しめるので、不便に感じることはないでしょう。
豊かな自然に恵まれ、通勤・通学にも便利な鶴見区がおすすめ
鶴見区は工業地帯というイメージを持たれやすいですが、東京都心や横浜中心部へのアクセスがよく、そして海や緑に囲まれた自然豊かな場所です。週末に楽しめるスポットも数多くあります。都市の利便性と自然の豊かさが両立した街といえるでしょう。
私は個人的にも、鶴見区から見える素晴らしい海や富士山が見えるスポットを紹介するなど、鶴見のよさを広める活動をしています。そんな活動を自発的にしたいと思えるほど、地元住民の目から見ても鶴見区は住みやすい街です。
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PR・記事協力・素材提供:横浜市