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兵庫県「加古川市」は住みやすさ抜群!神戸・姫路のベッドタウンだけじゃない魅力
兵庫県「加古川市」は住みやすさ抜群!神戸・姫路のベッドタウンだけじゃない魅力

兵庫県「加古川市」は住みやすさ抜群!神戸・姫路のベッドタウンだけじゃない魅力

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兵庫県南部にある「加古川市」をご存じですか?加古川市は東播磨地域の中核都市で、近隣の神戸・姫路のベッドタウンとしても知られています。

夫の転職を機に、4年前に幼稚園の娘、未就園児の息子と一緒に加古川市に引越してきたわが家。引越してきた当初は「ほどよく自然が残る都市」というイメージしかなかったのですが、加古川市で子育てをしてみるとその魅力を実感!

この記事では、子育て真っ最中の私が実感している加古川市の魅力について、余すことなくお伝えします。

加古川市の基本情報

利便性もよく住みやすい街、加古川市。まずは、加古川市の魅力について詳しく紹介していきます。

交通の便がいい加古川市

加古川市は兵庫県南部に位置し、東播磨地方の中核都市の一つです。2022年3月1日時点での人口は約26万人。世帯数は約11万世帯。

加古川市の南部には工業地帯や大型量販店などが立ち並び、北部はのどかな田園風景が広がっています。JR山陽本線(JR神戸線)、JR加古川線、山陽電鉄本線が通り、交通の便の良さから大阪・神戸・姫路市のベッドタウンとしても知られています。

市内にはショッピングセンターをはじめとする商業施設なども多く、生活しやすいのが特徴です。

将棋の街としても知られる加古川市

加古川市は古くから将棋が盛んな地域で、将棋に関するイベントなども盛りだくさん。現在、加古川出身・在住のプロ棋士が6名もいらっしゃることから、「棋士のまち加古川」を掲げ、将棋を取り入れた街づくりが進められています。

小学校の集会やクラブ活動でも将棋が取り入れられ、子どもたちはプロ棋士から将棋を教わる機会があります。

「かつめし」がおいしい! 加古川市

加古川の郷土料理といえば「かつめし」です。お皿に盛ったご飯の上に、ビフカツやトンカツを乗せ、上からたっぷりとデミグラスソースをかけたボリュームのあるメニュー。お店によってデミグラスソースの味が異なり、甘いものから辛めのもの、クリームソースやほうれん草&バジルソースなど、オリジナルソースを使用しているお店などもあります。

この“かつめし”、加古川市では給食に出てくるほど一般的です。加古川観光協会が、かつめしを取り扱う飲食店を掲載した「かつめしまっぷ」を作成するなど、地元で愛される郷土料理です。

加古川市の2つの住みやすさ

それでは、加古川市の住みやすさについて紹介します。

住みやすさ(1):利便性が抜群

大阪・神戸・姫路のベッドタウンとしても知られている加古川市。JR神戸線新快速を利用すれば、新幹線も利用できる姫路駅までたった10分の距離です。神戸市の中心地・三ノ宮駅までは29分、大阪駅までも51分で乗り換えなしで行くことができます。

通勤時間帯の加古川駅は大勢の人が行き交います。ほどよく郊外ですが都市へは移動しやすく、便利な街です。

住みやすさ(2):緑あふれる大きな公園が多い

子育て世代にとって重要なのが、子どもがのびのびと遊べる公園。加古川市はのどかな自然が広がっているため、歴史ある大きな公園も点在しています。

広大な敷地に公園や野球場・武道館・体育館などのスポーツ施設が併設されている日岡山公園、国宝や多くの文化財が残されている歴史ある鶴林寺公園、ゆったりと流れる加古川に沿って南北に長く広がる河川敷公園など、魅力的な公園がたくさん。家族連れはもちろん、散歩を楽しむ方でもにぎわいます。

次は、実際の家賃相場について見ていきましょう。

加古川市の住まい事情

実際に家を探すとなると、住まいの家賃相場も気になるところですよね。ここでは、一人暮らしからファミリー向けの物件まで、加古川市の家賃相場をご紹介します。

加古川市の一人暮らし向け物件の家賃相場

加古川市のファミリー向け物件の家賃相場

続いて、ファミリー向け物件について紹介します。加古川市の2LDK・3K・3DKの家賃相場は、6.84万円です。近隣の姫路市は6.78万円、子育て世代に人気が高い明石市は9.97万円、神戸市中央区は15.96万円です。

加古川市の子育てに関する環境も充実してきています。

2022年7月から18歳までの医療費が、通院・入院ともに所得制限なしで無料化になり、市内すべての公立小中学校において空調設備が整いました。小学校の通学路や学校周辺を中心に1,400台以上の見守りカメラが設置され、安心・安全なまちづくりが進められています。

ちなみに部屋ごとの加古川市の相場は、以下のとおりです。

2LDK:7.29万円
3DK:5.49万円
3LDK:7.67万円

最近、JR加古川駅から徒歩10分ほどの場所にもファミリー向けマンションが複数建設されており、ますますにぎやかになるでしょう。

加古川市の住みやすいエリアの特徴と魅力

最後に、加古川市内の具体的なエリアについて紹介していきます。加古川市は、利便性がよくショッピングに最適な地域から、のどかな田園風景が広がる地域まで、さまざまな特色の地域が混在しているのが特徴。

加古川市の中でも、エリアによってその表情はまったく異なります。それでは、加古川市を大きく5つに分けて見ていきましょう。

加古川市の住みやすいエリア(1)利便性を重視するなら加古川駅付近

加古川市在住の私が一番便利だと思う地域が、JR加古川駅付近です。加古川市の中心駅であり、「山陽本線」と、加古川駅を起点とする「加古川線」との接続駅でもあります。加古川駅を出たところにはバスの停留所やタクシー乗り場などがあります。

車を持っていない方に特におすすめなのが、「かこバス」です。かこバスは市街地の人口集中地区を中心に、既存のバス路線や電車が近くにない地域を走っています。

年間70万人以上の利用があり、市民にとって身近で便利な交通手段の一つ。運賃は乗車区間によりますが、100円~200円とお手頃料金なので、加古川駅から少し足を延ばしたいときにも便利です。

このように、加古川駅付近は交通の便が非常にいいため、通勤通学の時間帯はもちろん、一日中多くの人でにぎわいます。加古川駅付近には、図書館や子育てプラザなどの市の施設が集まっており、ショッピングが便利なところもおすすめポイントです。

JR加古川駅前のカピル21ビル6階には加古川市立加古川図書館があり、所蔵冊数は約10万4000冊。学習・ワークスペースは102席、読書スペース・セミナールーム・多目的スペース・「おはなしのへや」・授乳室がそろっているので、小さな子ども連れの方も安心です。公衆無線LAN、自動貸し出し機などの便利な設備も整っています。

施設情報:兵庫県加古川市立加古川図書館
所在地:加古川市加古川町篠原町21-8 カピル21ビル6階
アクセス:JR加古川駅より徒歩すぐ
開館時間:月曜日から土曜日 10:00~20:00
日曜日・祝日・休日 10:00~19:00

図書館の上の階には、加古川駅南子育てプラザがあります。加古川駅南子育てプラザには、赤ちゃんコーナー、おままごとコーナー、滑り台付き複合遊具のあるボーネルンドプロデュースの「きっずらんど」があり、多くの親子連れに人気です。

親同士が協力しながら運営しているサークル活動も盛んで、乳幼児とお母さんがさまざまな活動を通して仲間作りをします。

子どもたちが乳幼児の頃に引越してきたわが家も、よく加古川駅南子育てプラザに遊びに行っていたので、サークル活動を通じてお友達がたくさんできました。雨の日のお子さまの遊び場としても重宝しますよ。

施設情報:加古川駅南子育てプラザ
所在地:加古川市加古川町篠原町21-8 加古川ヤマトヤシキ7階
アクセス:JR加古川駅徒歩1分
開館時間:9:00~17:00

加古川駅付近は、買い物に困ることもありません。先ほどご紹介した図書館や子育てプラザがある同じ建物に、百貨店・加古川ヤマトヤシキがあります。デパ地下グルメはもちろん、コスメやファッションなどもそろっていて、老若男女多くの人から愛されています。

施設情報:加古川ヤマトヤシキ
所在地:加古川市加古川町篠原町21-8
アクセス:JR加古川駅徒歩1分
営業時間:10:00~19:00
平日は地階・1階は19:30まで

多くの人が集う駅前の商業施設、ニッケパークタウンもおすすめです。加古川駅から徒歩数分の場所にあり、食料品や日用品だけでなく、ファッション・グルメ・おもちゃ・本など、話題のお店も多数あります。

加古川市内外から車で訪れる人も多いため、休日は駐車場待ちができるほど。イベントなども頻繁に開催されているため、一日中いても楽しめるショッピング・モールです。

施設情報:ニッケパークタウン
所在地:加古川市加古川町寺家町173-1
営業時間:ショッピングゾーン10:00~20:00
フードテラス10:00~20:00
レストラン10:00~22:00※一部異なる店舗があります。
スーパーマーケット 万代9:00~22:00

加古川市の住みやすいエリア(2)子育てのしやすい東加古川駅付近

続いては、子育てに役立つ施設がそろう東加古川駅付近。前述の加古川駅の隣駅で、こちらも利便性はいいです。

東加古川駅付近には、博物館やプラネタリウム館・宇宙科学館・レストランが入っている加古川総合文化センターがあります。特にプラネタリウム館は小学校や幼稚園の社会見学先としても人気で、加古川市の子どもたちにとってはなじみの深い場所です。

プラネタリウムは小さな子どもにも分かりやすいキッズプログラムがあり、幼児のわが子も星に興味を持ちました。隣には加古川市立中央図書館があり、好奇心旺盛な子どもたちにピッタリ。広い芝生もあり、天気のいい日にはピクニックをする親子連れでにぎわいます。

施設情報:加古川総合文化センター
所在地:兵庫県加古川市平岡町新在家1224-7
アクセス:JR神戸線 東加古川駅北口 北へ徒歩約10分
営業時間:9:00~21:00

さらに、2022年4月1日には、複合施設「かこてらす」がオープンしました。

「かこてらす」には、東加古川公民館と東加古川子育てプラザが入り、1階の子育てプラザには幼児向けのイベントも開ける遊び場「こどもひろば」が、2階の東加古川公民館には和室2部屋や5台のキッチンを備えた調理室なども設置されています。

建物の南側には、約3,750平方メートルの芝生があり、2種類の滑り台を含む計5種類の遊具や噴水で楽しめます。同施設の西側には東消防署が入り、5月から運用開始です。

芝生広場からは、消防隊員の訓練が見られるので、かっこいい消防士たちの姿に子どもたちが夢中になること間違いなし。JR東加古川駅付近は、これからますます暮らしやすい街へと成長していくでしょう。

施設情報:かこてらす
所在地:加古川市平岡町一色 797-295(加古川東郵便局東隣)
アクセス:JR東加古川駅から徒歩約15分

加古川市の住みやすいエリア(3)自然の中での暮らしを満喫できる志方町・神吉町エリア

利便性の高い加古川市のもう一つの顔は、豊かな自然です。加古川市志方町・神吉町付近のエリアには、緑豊かな田園地帯が広がります。

夏はどこまでも続く真っ青な空に、青々と育った稲の景色が続き、思わず両手を広げて深呼吸したくなるほど。東神吉町には、複合健康文化施設である加古川ウェルネスパークがあります。加古川ウェルネスパークは、フィットネスジム・音楽ホール・図書館・公園が一体となった施設です。構内には、クラシック専用ホール・アラベスクホークもあり、コンサートや発表会などさまざまな催しが行われます。

わが家も休日には車でよく加古川ウェルネスパークへ行き、家族そろってプールで泳ぎ、施設内のお風呂に入って図書館で本を借りています。

施設情報:加古川ウェルネスパーク
所在地:兵庫県加古川市東神吉天下原370
アクセス:JR加古川駅下車、神姫バス約20分「ウェルネスパーク」下車
開館時間:
【月曜日~土曜日】9:30~21:30
【日曜日・祝日・休日】9:30~18:00
図書館は全日9:30~20:00

この辺りは車があった方が便利なエリアです。ほどよい自然に囲まれた暮らしを実現したい方は、志方町・神吉町エリアをご検討くださいね。

加古川市の住みやすいエリア(4)大きな公園が近い浜の宮エリア

続いてご紹介するのは、山陽電鉄本線が走る浜の宮エリア。平地が続くので自転車での移動もしやすく、住宅街が広がる地域です。

山陽電鉄本線「浜の宮駅」から徒歩約5分のところには、15.9haの広い敷地を誇る浜の宮公園があり、休日は散歩やジョギングを楽しむ人でにぎわいます。浜の宮公園には、グラウンドやトリムランニングコースのほかに、バレーボールコ-ト・ローンボウルズコート・自由広場などもあります。

公園の西北端には、菅原道真公を祀る歴史ある浜宮天神社があり、市の木「黒松」が群生しているので真夏でも木陰で涼しく過ごしやすいです。

施設情報:浜の宮公園・浜宮天神社
所在地:兵庫県加古川市尾上町口里770
アクセス:山陽電車「浜の宮駅」徒歩約5分
かこバス「浜の宮駅」徒歩すぐ

山陽電鉄「浜の宮駅」のお隣、「別府駅」付近はショッピングにもとても便利な地域です。2021年にリニューアルオープンしたばかりのアリオ加古川は、74の専門店「アリオモール」とイトーヨーカドーからなる兵庫県加古川市のショッピング・モールです。(2022年3月現在)

授乳・おむつ替え・離乳食などに対応した可動式完全個室のベビーケアルームだけでなく、屋上芝生広場や音と水の噴水ショーなどが楽しめる、家族連れにピッタリのショッピング施設です。わが家もオープンしてすぐ遊びに行ったのですが、設備がとても充実しているだけでなく魅力的な店舗が多く、一日では回り切れないほどでした。

季節によってさまざまなイベントが開催されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

施設情報:アリオ加古川
所在地:兵庫県加古川市別府町緑町2
アクセス:山陽電鉄別府駅下車 南へ徒歩5分
営業時間:通常営業時間 10:00~20:00
フードコート10:00~21:00
イトーヨーカドー9:00~21:00

加古川市の住みやすいエリア(5)釣り好きにおすすめの南側エリア

最後にご紹介するのは、加古川の南側に位置する別府エリア。加古川の南側はこれまでご紹介した田園風景や住宅街とは異なり、海沿いのエリアです。

別府港付近は釣りの穴場スポットで、早朝から釣り人たちが釣りを楽しんでいます。海をテーマにした「海洋文化センター」は、ゲームや遊具を通じて子どもたちが海について楽しく学べる文化施設です。水深約30cmのじゃぶじゃぶ池があり、夏は小さな子どもたちでにぎわいます。

海洋文化センターの2階には海洋文化センター図書室があります。壮大な海の景色を楽しみたい方、釣りが好きな方はぜひ別府エリアをご検討ください。

施設情報:加古川海洋文化センター
所在地:兵庫県加古川市別府町港町16
アクセス:山陽電車「別府駅」下車 南へ徒歩25分
開館時間:
展示室 10:00~18:00
図書室 10:00〜20:00
研修室 10:00〜21:30

市街地も自然もあって住みやすい街、加古川市

ふくふくwebライター

教育関係の会社に入社後、出産を機に退職。その後、子育て中に無資格・未経験ながらもwebライターとして活動を始める。
夫が元転勤族だったため、3年間で2回引っ越しを経験。「物が少ないと生活がしやすい」ことを実感し、収納や暮らし、断捨離について工夫することに興味を持つ。現在は主に子育て・人材・暮らしに関する記事を執筆しつつ、企業のSNS担当などマーケティングに関する業務も同時に行っている。
子育てと、好きな仕事の両立を目指すフリーランスとして、家族との時間を大切にしながら日々活動中。
将来は、私のような自由な働き方についてもっと広めていきたいと思っている。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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