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香川へ移住するなら? 高松市や丸亀市など住民目線で住みやすいエリアをご紹介
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香川へ移住するなら? 高松市や丸亀市など住民目線で住みやすいエリアをご紹介

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「香川県」といえば、讃岐うどんを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

実際に、香川県は「うどん県」として県全体でPR活動を行っています。しかし、香川の魅力はうどんだけはありません。絶景スポットの瀬戸大橋や上品な甘さが美味しい和三盆など、魅力的なモノや場所がたくさんあるんです。

今回は香川県で30年近く暮らす私が、実際の住み心地やおすすめのエリアをご紹介します。移住を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

香川県の基本情報

香川県は、日本列島の四国地方にあります。穏やかな海として有名な瀬戸内海に面しており、県のほぼ中央にあたる高松市が県庁所在地です。

人口は2021年12月時点でおよそ94万人。100万人にも満たない県ですが、「二十四の瞳」で知られている壺井栄や菊池寛などの文豪を多数輩出しています。

名産はうどんの原料である小麦粉や塩、高級砂糖である和三盆。全国三大そうめんに数えられる小豆島の手延べそうめんなど、いくつもあります。 温暖で災害が少なく、野菜や果物が育ちやすい地域であるうえに、瀬戸内海の海産物も豊富に採れる恵まれた県です。

行政が取り組む移住支援

香川県では、行政が移住に力を入れています。取り組みのひとつとして、香川への移住生活に関する情報が掲載されたポータルサイト「かがわ暮らし」を運営。サイトには県内の職場や家など、移住に欠かせない情報が集まっています。

行政の移住支援制度も充実しています。40歳未満の若者に向けに、新築の家を建てるときに上限100万円程度の支援を受けられる制度や、空き家リフォーム補助の制度など、多くの市が支援制度にも力を入れています。

中でも私がお得だと感じたのが家賃補助の制度です。これは県外で3年以上暮らしていた人が香川県内に移住すると、1年間家賃の補助や経費の一部助成が受けられる制度です。

家賃補助制度はすべての市が実施しており、民間賃貸物件に適用されます。移住先の市によって条件などが異なる場合もあるので、事前にご自身で調べてみてくださいね。

香川県の暮らし心地

香川県の特徴といえば、雨が少ないところでしょう。他県に行ったときに雨に遭遇すると災害ではと心配してしまうくらい雨の強さを感じます。反対に香川県では雨が降ることが少ないため、夏になると毎年水不足を心配してしまいます。

今は高知の早明浦ダムから水を引いているので、深刻な水不足になることは滅多にありません。しかし、限りある資源として、香川県では水をとても大切にしています。

香川県は自然が多いのでアウトドアの遊びもできますし、高松は四国には珍しいお店の進出が早い印象もあり、暮らしやすいです。

生活に便利な高松市や丸亀市に人が集まりがちですが、どの地域も子育てがしやすいです。比較的高松から離れている地域でも児童数が増えている場所もあります。

香川県で住みやすいエリアの特徴と魅力

香川県は特徴のある街が多いので自分の理想とする生活とうまく照らし合わせることで、暮らしを充実させることができます。面積の狭い県なので、住む地域を決める前にタクシーなどで県全体を1日かけて観光し、街の雰囲気をつかむのもおすすめです。

一人暮らしも家族でも住みやすい高松市

香川県の中心都市である高松市は単身世帯にも家族世帯にも、どちらにもおすすめの街です。家賃相場は、ワンルームが4.78万円、1LDKが6.24万円、2LDKが6.22万円です。

高松市の名物といえば、高松市商店街。高松城の城下町跡がそのまま発展した商店街は、総延長約2.7kmもあり、日本最長といわれています。

県内人口第2位の人気が集まる丸亀市

香川県の名物、骨付き鳥の本場である丸亀市は、香川県の中では中讃と呼ばれる地域にあります。家賃相場は、1Kが4.16万円、1LDKが5.47万円、2LDK が6.72万円です。

丸亀市の人口は、県内第2位。最近では「マルタス」という市民交流活動センターがオープンし、さらに人気が集まっている地域です。

丸亀市のシンボルは丸亀城。遠くからでも見える天守閣は、かっこいいだけではなく、街で方角が分からなくなったときの目印にもなります。

歴史好きにはたまらない! 空海が誕生した善通寺市

善通寺市の市名にもなっている、善通寺は四国八十八か所霊場の札所です。四国霊場八十八か所は、空海というお坊さんにゆかりのあるお寺を四国内で八十八か所指定し、すべてめぐると願いが叶うという現代まで残っている四国の大切な文化です。

この八十八か所に指定されているお寺のことを「札所」と呼び、善通寺はその中でも空海誕生の地として、由緒あるお寺に指定されています。信仰心が厚い人が多く、善通寺のお寺はいつ訪れても掃除が行き届いており、気持ちがしゃきっとする場所です。

お寺の周りは比較的築年数の古い物件が多い印象があり、歴史を感じます。

面積が広く、山と海のある三豊市

三豊市は香川県の中でも面積が広く、人口は県内第3位。昔はバラバラだった町を統合して三豊市ができているので、旧町役場がそのまま市役所の支所になっているところが多いです。

国道11号線にある「ゆめタウン三豊」が三豊市で一番大きなショッピングモールで、ペットショップや書店などが一か所に集まっています。お買い物もここだけで済ませられるので、便利です。

面積が広いので、市内でも場所によって特徴が変わります。山に面した地域では、果物の生産が盛んで農業が主な産業です。農業をするために三豊市に移住する人も多く、40歳未満の人の移住に対する補助金制度が充実しています。

おしゃれなカフェが多く、車で行かないと辿り着けないような隠れ家的なお店も多いです。一つひとつのお店の質が良く、高松市や県外からカフェ目的で三豊市を訪れる人も少なくありません。

空き家も多い地域なので、空き家を活用したおしゃれなパン屋さんを開いた移住者もいます。住民があたたかく、商売もしやすい環境のため、穏やかな第二の人生をはじめる場所としてもおすすめできます。

海が近くスローライフが実現できる観音寺市

観音寺市の家賃相場は、1Kが4.02万円、1LDKが5.56万円です。愛媛県に隣接しているため、市内での買い物や以外にも困りません。
善通寺市と同じく、観音寺市にも観音寺という四国八十八か所の札所があります。活気あふれる「ちょうさ祭り」と花火で有名な琴弾八幡宮もあるので、歴史を楽しめる地域といえるでしょう。琴弾八幡宮の近くには、有名な「銭形砂絵」と呼ばれる寛永通宝の砂絵があり、金運アップのパワースポットになっています。

工場やお店も多いので働く場所も豊富で、愛媛県の仕事も視野に入れて考えることができます。海に面している市なので、釣り好きな人にもおすすめです。観音寺市にある伊吹島は、船で25分ほどの距離。気分転換にふらっと島を散策してみるといったスローライフが実現可能です。

家賃が安く高松市に近いさぬき市

高松市から車で30分程度の距離にありながら、家賃相場が1K3.84万円、1LDK5.43万円、2LDK5.86万円という低価格なところがうれしいさぬき市。実は香川移住を考える方に私が一番おすすめしたいのは、さぬき市です。
私が県内で引越しを考えていたころ、さぬき市の物件を見に行き、驚いたことがあります。内見にいった物件は、近くにスーパーや服飾チェーン店といった住環境が充実しているにもかかわらず、家賃は2万円代と破格の値段だったのです。

極端に築年数が経っている物件というわけではありません。家賃の低さの秘密は、学生街であるということでした。さぬき市には大学や専門学校が多く、学生向けの住みやすい物件が多いです。

香川県に移住するとしたらどんな住まいを選ぶ?

香川県の家賃相場と広さの関係

一人暮らしの場合

香川県の家賃相場は全体的には高松市、善通寺市、観音寺市が高い傾向になっています。

仮に私が一人暮らしをするなら、高松市を選びます。なぜなら賃貸物件数が多いので、自分好みの部屋を見つけやすく、仕事場へも通いやすいからです。

築年数の浅い物件も多いので、きれいな部屋に住みたいという人にもおすすめ。ちなみにワンルームの高松市家賃相場は4.78万円ほどでした。

費用を抑えたい人には、さぬき市がおすすめです。一人暮らしをするならコンビニが近い物件や職場に近い物件がいいですね。

家族で移住する場合

家族で移住を考えている人には、広いお部屋がおすすめ。2DK~3LDKのお部屋になると、丸亀市の家賃相場は6万円を超え、一番高くなります。

移住するならインターネット環境は大切

空き家という選択肢

広いお部屋を探している人は、空き家も視野に入れてみてはいかがでしょうか。香川県は空き家が多く、余っている状態なので、空き家を使用すると喜ばれることも多いです。

ご家族で移住して来る人だけではなく、DIYが好きな一人暮らし希望の人にも、空き家という選択肢が向いていると思います。

香川県で暮らし方にあったエリアを探そう

30年近く暮らしている香川県ですが、住まいがあるエリアから少し離れるとまったく違った景色を楽しめるところが気に入っています。

日本列島で一番面積が小さい県ですが、市や街がとても個性的なので、県内の市を色々見て回って移住先を選ぶのもおすすめです。全国的に見ても家賃相場は安いと感じるので、気軽に移住をスタートさせたい方にもぴったりといえるでしょう。

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