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東京都「目黒区」の住みやすさを住民目線でご紹介。中目黒、自由が丘学芸大学、エリア別の特徴は?
東京都「目黒区」の住みやすさを住民目線でご紹介。中目黒、自由が丘学芸大学、エリア別の特徴は?

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アクセス面での利便性が高く、おしゃれで高級なイメージのある目黒区。

東京23区内の中でも家賃相場は高めですが、居住人口が毎年増えている人気のエリアです。

私は過去に東京と神奈川で何度か引越しを経験しましたが、3人家族となった現在、目黒区が一番住みやすく感じています。アクセスが便利なのはもちろんのこと、雰囲気のよい街並みや飲食店のレベルの高さ、公園や緑が多く治安が良いなど、住みやすいと思える魅力がいくつもあります。

中目黒や自由が丘など、目黒区内の各エリアはどこもおしゃれですが、エリアごとに街並みや雰囲気が異なります。
今回の記事ではエリアごとの魅力についてもご紹介しますので、目黒区への引越しを考えている方や目黒区について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目黒区の基本情報

さまざまな区が隣接する、坂道が多い街

都心の西南部に位置する目黒区の面積は14.7km2。東京都の面積の0.7%を占める目黒区は、23区の中では16番目の広さを誇ります。人口は2021年11月現在で、約27万人。

目黒区は、品川区・大田区・世田谷区・渋谷区と隣接しているため、少し歩くと区をまたぎます。目黒区に住むまでは意識していませんでしたが、実は「目黒駅」が位置するのは目黒区ではなく品川区でした。

武蔵野台地の東南部に位置する目黒区には、目黒川や呑川が流れており、20〜30mの深い谷をつくるため、坂が多い地形であるところも特徴です。実際に住んでみると本当に坂が多く、距離的には近い場所でも、徒歩や自転車での移動を大変に感じる場面がよくあります。

こだわりグルメを楽しめる街

グルメな街としても有名な目黒区。SNSやテレビで話題になるおしゃれなカフェはもちろん、ラーメン屋やファストフードなどの低価格帯のお店からセレブ御用達の高級レストランまで、さまざまなジャンルの人気店が集まっています。

目黒区には和洋を問わずスイーツの人気店も多く、手土産を買うときにも困りません。スイーツといえば自由が丘のイメージが強いかもしれませんが、学芸大学や中目黒、目黒駅周辺にも、おいしいスイーツ店がたくさんあります。

目黒区のグルメといえば、“さんま”をイメージする方もいらっしゃるのではないでしょうか。目黒のメインイベントの“目黒さんま祭”では、目黒区の友好都市である宮城県気仙沼市から送られた新鮮なさんまを炭火焼きで提供しており、開催以来多くの来場者で賑わっています。

住んで実感!目黒区の暮らしやすさ

ここでは、私が実際に住んでみて感じた、目黒区の暮らしやすさについてご紹介します。

交通利便性がいい

まずは何といっても交通アクセスの利便性が良いという点です。目黒区内はどのエリアからでも東京駅方面に出やすいです。目黒通り・駒沢通り・山手通り・環七通り・玉川通りなどの幹線道路があり、交通機能も充実していて、路線バスの本数が多いところも魅力的。目的地へのルートを調べると、電車・バス・自転車など、さまざまなルートが出てくるので、気分に合わせてルートを選択できます。

グルメなお店やインテリアショップが充実

おいしいお店やおしゃれなインテリアショップが多いところも目黒区の魅力。
グルメな方からも人気の目黒区には、最新のお店や口コミ評価の高いお店が多く、ジャンルもさまざま。週末に特別な外出をしなくても、近所にたくさんお店があるので“食”に関しては飽きずに楽しめますよ。

目黒通りにあるインテリアストリートは歩いているだけでも楽しめるエリアです。単価の高いヴィンテージ系のお店が多いですが、掘り出し物やお気に入りのアイテムを見つけたときはうれしくなります。

子育てがしやすい

目黒区には広い公園や緑などの自然が多く、子どもが遊べるスポットも充実しているので、子育てもしやすいです。目黒区と品川区の区境にある「林試の森公園」には遊具や広場があり、じゃぶじゃぶ池があるので夏は水遊びスポットとしても人気です。

目黒区では待機児童が多いことが問題になっていましたが、5年ほど前から保育園の増設が進み、2020年4月には待機児童ゼロを達成しました。

目黒区の個性的な6つのエリア

ここからは、目黒区内で私がおすすめしたい6つのエリアを取り上げていきます。それぞれのエリアの雰囲気や特徴が異なるので、住まい探しの参考にしていただけるとうれしいです。

(1)中目黒駅エリア:最先端のおしゃれなカフェが集まる人気の街

目黒区内でも特に人気の中目黒駅周辺エリア。中目黒からは、渋谷・代官山・恵比寿エリアまで徒歩や自転車で移動できます。東急東横線と副都心線が通っているため、都心部はもちろん、横浜や埼玉方面へのアクセスも便利です。

芸能人や著名人にも人気の中目黒。家賃相場はワンルームで11万円前後と、東急東横線沿いでは渋谷の次に高いエリアとなっています。駅周辺にはおしゃれなカフェが非常に多く、少し歩くと「スターバックスリザーブロースタリー」などの人気スポットがあり、週末は多くの人でにぎわっています。
中目黒駅近くの目黒川沿いは、桜の名所として有名です。桜の時季の週末は特に人が多いので、デメリットに感じるかもしれません。

しかし、早朝や平日の夜など、人混みを避けながら人気スポットの景色を楽しめるところは、住んでいるからこそ味わえるメリットといえるでしょう。

中目黒駅の近くには目黒区役所があり、行政の手続きがしやすいところもポイント。乳児検診や保育園手続きで区役所に行く機会が多い子育て世代にとっても便利です。

目黒川沿いには中目黒公園があります。ベビーカーでお散歩をしたり、人気のグルメ店でテイクアウトをして公園でピクニックしたりできるので、子連れでも楽しめます。

(2)学芸大学駅エリア:おしゃれで親しみやすい、ほっとできる街

東急東横線学芸大学駅周辺も、目黒区内の人気エリアです。学芸大学駅は東急東横線の急行・準急が止まるので、渋谷駅まで最短6分、横浜駅まで最短24分。駅から少し歩いて目黒通りに出ると、路線バスが高頻度で通っています。
目黒駅行きや東京駅行きのバスもあるので、目的地によってはバスを利用するのもいいでしょう。学芸大学駅周辺は坂が少なく平坦な道が多いので、自転車での移動もしやすいです。

学芸大学駅エリアの家賃相場は目黒区の中では比較的安く、若い単身者が多いです。駅前には商店街があり、多くの人やお店でにぎわっていますが、一本道を入ると閑静な住宅街が広がっています。比較的治安が良く、品の良い方が多い印象です。

商店街には、新しくておしゃれなお店だけでなく昔ながらの個人店もあるので、下町のようなほっとできる雰囲気が味わえます。スーパーやドラッグストア、お惣菜店や安価な飲食店も充実しているので、一人暮らしにも便利です。

学芸大学駅から10分ほど歩いて目黒通り沿いに出ると、ショッピングモール「イオンスタイル」があります。郊外にあるイオンほど大きくはありませんが、7階建てで食品や日用品はもちろん、子ども用品も充実。ファミリー層の食事や日用品のまとめ買い、子ども用品の買い物スポットとして重宝しています。

店舗名:イオンスタイル碑文谷
所在地:東京都目黒区碑文谷4-1-1
アクセス:東急電鉄東横線学芸大学駅より徒歩約10分
営業時間:9:00~22:00(一部の売場および専門店は営業時間が異なります。)

(3)自由が丘駅エリア:歩いているだけでも楽しめる、上品でおしゃれな街

東急東横線と大井町線が通る自由が丘駅。平日はサラリーマンや学生が多く、駅のホームがかなり混み合います。自由が丘駅には東急東横線の特急が止まるので、渋谷駅や横浜駅にアクセスしやすく、大井町線を使えば田園都市線への乗り換えもスムーズです。

グルメスポットとしても人気の自由が丘は、スイーツが有名です。昔からある老舗の洋菓子店から、最新スイーツの販売店、人気のパン屋やおしゃれなカフェなど。飲食店以外にも、インテリアショップやアパレルショップも多く、週末には買い物とランチ目的の方でにぎわいます。

駅から10分ほど歩くと、目黒区内では珍しい、駐車場付きの大型家電量販店「ヤマダ電機」があるのも自由が丘の特権。

自由が丘駅の南口エリアには緑が多く、お散歩しているだけでも気持ちのよい景色が広がっています。所々にベンチがあるので、カフェでドリンクを買って休憩したり、テイクアウトした食事を楽しんだりすることもできます。ペットOKのカフェが多いので、ペット連れの方も多いです。

駅から離れると閑静な住宅街が広がっています。目黒通り付近はマンションが多いですが、大きなマンションや豪華な一軒家が多く、まさに高級住宅街といった印象。自由が丘エリアの家賃相場は、ワンルームで8.6万円前後となっており、大井町線隣駅の緑ヶ丘駅や九品仏駅周辺を選ぶと、もう少し家賃を抑えられます。

自由が丘は、武蔵小杉や二子玉川が近いところも魅力です。大型ショッピングモールがあり、子ども連れで遊べるスポットが充実しているので、少し足を延ばすことで楽しみの幅が広がります。

(4)目黒駅エリア:アクセス抜群でグルメやインテリアも楽しめる街

続いてご紹介するのは目黒駅周辺エリア。目黒駅が位置するのは品川区ですが、目黒駅の西口を出て100mほど歩くと区境になるので、今回は“目黒駅エリア”としてご紹介します。

目黒駅には、JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線が通っていて、交通アクセスは抜群。駅からは東京方面へのバスも通っているので、東京タワーや芝公園にバスで行くこともできます。

目黒駅周辺の家賃相場はワンルームで12万円前後と高めですが、少し歩いて東急目黒線不動前駅のあたりに行くと比較的安く住める物件もあります。
目黒駅から不動前駅までは東急目黒線で1駅、歩いても13分ほどの距離です。にぎわっている目黒駅周辺に比べると落ち着いた雰囲気になるので、目黒駅周辺エリアで落ち着いた暮らしをしたい方には、不動前駅付近の物件をおすすめします。

目黒駅周辺は目黒区内で最も坂が多いエリアです。西口を出ると権之助坂と行人坂という急な坂道があり、毎日通勤で通る方は少しきついですが、足腰を鍛えられます。

駅周辺の飲食店は、リーズナブルなお店から高級なお店まで、ジャンルも価格帯もさまざま。サラリーマンが多いこともあり、リーズナブルにランチをいただけるお店もたくさんあります。とんかつ・カレー・イタリアンなど、各ジャンルのトップクラスのお店が目黒駅周辺にたくさんあるので、グルメ好きな方は特に楽しめるでしょう。

目黒駅周辺には大企業の本社がいくつもあるので、平日はスーツを着たサラリーマンが多いです。週末の目黒駅は中目黒駅ほどの人通りではありませんが、目黒の「インテリアストリート」に向かう方が多いです。

(5)駒場東大前駅エリア:緑が多く、静かにのんびり暮らせる街

最後に駒場東大前駅周辺エリアについてご紹介します。駒場東大前駅は名前のとおり「東京大学駒場キャンパス」の目の前にある駅です。京王井の頭線が通っていて渋谷まで2駅と好アクセス。

周辺には進学校が多く、学生が多いです。家賃相場はワンルームで10万円前後です。

駒場公園や駒場野公園が近く、散歩やジョギングにもぴったり。渋谷や下北沢へ歩いて行くこともできるので、のんびり歩くことが好きな方や、自転車に乗る方にとってはぴったりな環境です。

駅前に大きなスーパーや薬局はありませんが、小さなスーパーやコンビニはあるので、一人暮らしの買い物は困りません。20分ほど歩いて池尻大橋まで行くと、スーパー「ライフ」があるので、大きめのスーパーに行きたい方は自転車があると便利です。

駒場東大駅前は、お店は少ないですが、人通りは多く明るいので、夜道を歩くときも安心感があります。住宅街には一戸建てが多く、治安の良い閑静な高級住宅街といった印象。学生が多いこともあり、一人暮らし用の物件も多いです。住宅街には狭い道も多いですが、ごちゃごちゃしておらず、きれいに整備されています。

駒場東大前から池尻大橋方面に歩いていくと、「目黒天空庭園」があります。

目黒天空庭園とは、首都高大橋ジャンクションの上にあるドーナツ形の庭園で、グッドデザイン賞や国土交通大臣賞など各賞を受賞していたことでも有名。

実際に訪れてみると、木や花、芝生の広場が広がっていて、高速道路の上にあるとは思えない緑いっぱいの公園でした。近所に住んでいる方のお散歩スポットとしてはもちろん、高速道路の上という斬新さから、遠方から訪れる方も多いです。

施設名:目黒天空庭園
所在地:目黒区大橋1丁目9番2号
アクセス:東急田園都市線池尻大橋駅下車約3分、東急バス「大橋」下車約3分
営業時間:7:00~21:00

目黒区の住まいを選ぶポイント

目黒区の家賃相場

目黒区は東京都内の中でも比較的家賃が高いエリアです。ワンルーム・1K・1DKの家賃相場は10.84万円で、1LDK・2K・2DKの家賃相場は18.76万円となっています。

主要駅前のエリアはアクセスが便利でお店が多い点は魅力的ですが、駅から徒歩10ほど離れると、静かで落ち着いた場所で家賃も抑えることができます。目黒区内であれば、駅と駅の距離も近くバスも多いので、主要駅から離れても利便性は高いです。アクセス・環境・家賃のどの部分を重視するかを考えて、ぜひ最適なお部屋を見つけてくださいね。

移住するならインターネット環境は大切

遠出しなくても毎日を楽しめる、目黒区での暮らし

私は数年間住んでみて、目黒区の暮らしやすさは既に十分感じていますが、まだまだ目黒区には知らない場所や行ったことのないお店がたくさんあります。

次々に新しいスポットが登場する目黒区だからこそ、毎週末「今日はどこへ行こう?」と考えて、ワクワクした気持ちを味わえるところも魅力です。

行動的になれる日はメディアで話題の人気スポットへ足を運び、のんびり癒やされたい日は近所のお気に入りの公園へ。そんな暮らしを楽しめる、住みやすさ抜群の目黒区。これからも、さらに魅力的な街になることを期待しています。

のむみフリーランスWEBライター、キャンプ・インテリア・散歩好き

都内に小さな建売住宅を購入し、夫と娘と3人で暮らしています。専門学校卒業後、アパレル販売員→ECディレクター→システムエンジニアを経験し、2021年夏からフリーランスのWEBライターに転身。おもに複数企業のオウンドメディアで記事執筆をしています。キャンプやインテリアなど、趣味に関する記事執筆をすることも。インテリアが大好きですが、小さい家なので、物を増やさないように気をつけながら、小まめに模様替えをして楽しんでいます。週末は近所を散策したり、関東近郊のキャンプ場へ行ったりすることが定番の過ごし方です。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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