約36坪の土地に建つ、3階建て完全分離二世帯の住まい

シックな黒のタイルとブラウンのサッシで重厚感のある外観に。1階の玄関前は縦格子を用いて道路からの視線を遮る一方、2階3階はデザイン性の高い大きな窓を大胆に採用。外観のアクセントになるとともに、日差しをたっぷり取り込んでいます。

光をふんだんに取り込む、2階の子世帯リビングダイニング。柱と梁を溶接し、一体化したユニットを積み重ねた「ボックスラーメン構造」のため、柱や壁が少なくて済み、大きな窓をとることが可能に。人目を気にしなくて済む2階リビングならではの開放感を楽しめます。

明るい木目とグレーでまとめられた、柔らかな印象の子世帯LDK。リビングから死角になる位置に納戸やパントリー・冷蔵庫スペースを設け、散らかりがちなスペースは見せないように。一方、ダイニング横やキッチン背面のカウンターにはディスプレイスペースを作り、メリハリのある収納計画を実現。

小上がりにした和の主寝室。ご覧になった展示場のアイデアを採用されたそう。就寝するスペースはあえてコンパクトにまとめ、おこもり感のあるくつろぎ空間に。その分、ウォークインクローゼットを大きくし、モノがあふれにくい住まいとなっています。

子世帯の玄関。完全分離二世帯で、1階の親世帯をできる限り広くとるためコンパクトにまとめつつも、トールタイプの玄関収納で収納量を確保。壁の厚みを利用した飾り棚とアイキャッチや、階段横のデッドスペースをベンチにするなど、空間を有効活用するアイデアが光ります。

1階の親世帯ダイニングキッチン。隣家とは少し距離があるため、明るく過ごせるそう。キッチンの手元隠しを兼ねたカウンター収納など、造り付けの収納をなるべく多く採用することで、置き家具が減り、すっきり暮らせます。