テーマは「外に閉じ、内に開く」。想像を超える明るさ・広さが隠された住まい。

冷暖房効果に配慮しながらも、さらに広い空間にするため、床を下げたダウンリビングというスタイルに。こうすることで、天井高3022mmの開放感あふれるスペースが実現しました。ソファとは別に、床の段差部分に腰掛けることもでき、「低い位置に座って中庭を望むと、思った以上に落ち着くんです。また、折り上げ天井はデザインとしても気に入っています」とご主人。

ゲストを迎えることも多い玄関ホールは華やかに。おもてなしの気持ちをあらわしています。広いグレータイルの土間。半分が吹き抜け。上の四角いピクチャーウインドウから光と青空。エコカラットと間接照明を組み込んだニッチが印象的です。

車2台を並列で駐車できるインナーガレージを設けました。「車の出し入れが簡単で、本当に助かります」とご主人、こうした柱のない大空間を実現できるのも、トヨタホームの強靭な構造ならではです。さらに、ガレージ内から玄関ホールに直結するドアもあり、外を行き来する必要がなく、荷物が多い時や雨の日も便利です。

外観上では閉鎖的に見えるお住まい。しかし、玄関ホールとリビングに面した広い中庭があり、ここから室内に光を運び込んでいます。季節によって、光の角度や高さの変化が感じられるのも魅力的な部分です。

キッチン背面は、木目の3枚引き戸で収納を目隠し。木目の下がり天井に組み込んだ間接照明やダイニングのペンダントライトが、インテリアのアクセントになっています。

黒の壁に囲まれたシックなスペース。黒いカウンターと収納扉に白いスクエアボウルの洗面台。黒×茶の天然石調タイルのアクセント壁が印象的です。ブラケット照明がひとつに丸いデザインミラーになっています。