都市の狭小地でも空間を有効活用。吹き抜けのあるLDKを実現した3階建て。

限られた面積の中でも開放感あふれる理想の空間を実現するため、LDKは2階へ。お子様がまだ小さいため、今すぐには使わない子ども部屋は設けず、そこに吹き抜けをつくることにしました。

奥様のご要望で、LDKを見渡すことができるオープンタイプのキッチンにしました。お子様が遊んでいても見守ることができるので安心です。機能面のこだわりは、センサーで自動的に水が出る自動水栓。さらに身長に合わせて、キッチンカウンターを5cmほど高くしました。

南側バルコニーに面するリビングの一角に設けたフリースペース。今は、お子様の遊具を置いて一緒に遊んだり、ご主人が寝転んでくつろぐ場所になっています。陽当たりが良く、趣味で育てているグリーンを置くのにもちょうどいいスペースです。

小さなお子様がいることもあって、ベビーカーなどを収納できる土間収納を玄関に設置。棚には大量の靴も収納でき、扉を閉めれば玄関はいつでもすっきりしています。子育て家族にはうれしい空間です。また、外出前に身だしなみをチェックできるよう、収納の扉には全身を映す姿見を取り付けています。

白を基調とし、床や天井には無垢材を、壁にはウッドパネルを用いるなど、木の温もりが心地いい落ち着きあるLDKが完成。ここに吹き抜けから光がたっぷりと降り注ぎます。また、吹き抜け部分の腰壁を透明素材にしたことで、より開放感が増しております。

いずれ子ども部屋が必要になれば、吹き抜けに床を張って個室にすることができるよう考慮されております。家族の変化に合わせて間取りを変えられるのも魅力です。