広いリビングと中庭が暮らしの中心に

ご夫婦と幼い娘さんの3人でお住まいのY様。限られたスペースの中にも「ほっとくつろげる場所」がある住まいにしたいというのがY様のこだわりでした。そこで、住まいの中心に中庭を設け、どの部屋からも気持ちの良い空が眺められる開放感あふれる空間を実現。1階は、すべてのスペースがひとつながりになった大空間LDKで、ご家族がどこにいてもお互いの姿が目に入ります

Y様ご夫婦の「広いリビングを」という想いにお応えするため、玄関ホールを含め1階全体を扉などの仕切りのない、ひとつながりの空間をプランニング。加えて、ご主人の身長が高いことも踏まえ、1階天井高は2.6mを確保しました。また、深い軒とウッドデッキを設けてできた、内と外をつなぐオープンな空間も実現。リビングの大きなソファに座ってくつろぐのが、奥様にとって一番心地いい時間だそうです。

「子どもがリビングにいても和室にいても姿が見えるようにしたかったんです」とご主人。ご夫婦二人ともキッチンに立つことが多いため、前方にリビング、横には和室と、1階全体が見渡せるようにレイアウトし、お子様の姿を常に見守ることができる空間を実現しました。「見通しが良く死角のない間取りなので、とても安心ですね。さらに、キッチンから洗面・浴室にすぐ行けるのも助かっています」と、奥様は家事のしやすさに満足のご様子。

Y様は「できるだけ窓を多く、そして開放感を。さらに、どこか見どころのある家に」というご希望がありました。そこで、住まいの中心に中庭を配置し、中庭を囲む大きな窓を設置。玄関を入るとスケルトン階段の吹き抜けが広がり、その向こうに中庭が見えます。また、リビングや和室、2階からも中庭が見えるようにプランニングし、住まい全体に大きなゆとりを生み出しました。

奥様は、「この中庭がすべての部屋から見えます。わが家の一番の見どころですね。人の目を気にしなくていいのでホッとできるんです。子どもを寝かしつけたら、お茶を持ってここに出て、おうちカフェをしています。子どもには、夏ぐらいからプール遊びをさせてあげようと思っています」と楽しみにされています。さらにご主人も、「夏場は夫婦でお茶したり、ビールを飲んだりしてくつろぐこともありますよ。友人とバーベキューやホームパーティもしました」と、中庭をセカンドリビングとして存分に活用されています。