佐藤家

2階のリビングに集う家族や友人の顔をぐるりと見渡せるよう、柱を立てずに広々とした空間と高さを出すために構造設計してつくられた勾配天井が特徴。

耳付きの一枚板を贅沢に使った無垢材のキッチンカウンターと左官仕上げの腰壁。 キッチンの平面には大容量のパントリーが。

2階のリビングに集う家族や友人の顔をぐるりと見渡せるよう、柱を立てずに広々とした空間と高さを出すために構造設計してつくられた勾配天井が特徴の佐藤家。 その空間を実現させるため「金輪継」で継いだ全長8mの棟木は、そのまま室内から仕上げとして見ることができます。 居室は自然素材の左官壁で仕上げ、テレビを設置している壁面のみハタノワタルさんの黒谷和紙の柿渋仕上げを裏面使いで採用した。

倉庫兼作業場が一体となった家の１階居住スペースと倉庫をつなぐ広く贅沢な土間は、暖炉を囲みながらお酒を嗜んだり家族と友人の憩いの場となっている。

土間から繋がる吹き抜けは2階にいる家族の気配を感じることができる。 吹き抜けに設えた高窓から自然光が土間に降り注ぐ。

モルタルのカウンターと大判のタイルで設えた造作の洗面。 水栓やスイッチパネルなど細部まで拘った作り。

北海道産のキハダの耳付き無垢材を贅沢に使った手洗いカウンター。

造作キッチンのオリジナルカップボード。 キハダ無垢材の天板と額縁、コナラ無垢材の前板。 床には大判のタイルを設えた。

北海道産地杉ととラスモルタル掻き落とし左官仕上げの外壁は、造園職人と一緒に選びに行ってセレクトした植栽との相性も抜群。

無垢材で作った造作の玄関ドアとオリジナルの表札が目を惹く。 左官と無垢材の素材と色味のバランスもシンプルでスッキリとした印象に。

1階・2階間取り図