時間を忘れるガレージハウス

以前は都心のマンションに暮らしていたSさん。「レースをやる関係でサーキットの傍にレース車両用のガレージを借りていました」。2台の車を所有するSさんだが、車の置き場所も分散してしまうことから、身近な所に車を置いて、ゆったり暮らせる環境を目指したそう。その際、Sさんがこだわったのは、自分と同じように車好きの人のために「賃貸ガレージハウス」にすることだった。大きな建物の右側をSさんの住まいとし、１階は車が2台格納できるビルトインガレージに。2階にオープンで照明にこだわったスタイリッシュな居住空間を設置。ゆったり寛げるのが魅力だ。建物左側の2つの賃貸部分にもビルトインガレージを設置。Sさん宅同様、ビルトインガレージから玄関への動線が確保され、外を回らなくても玄関～室内への移動が可能だ。「私のビルトインガレージはもちろん、賃貸のビルトインガレージにもエアコンや温水の出る水栓を設け、夏も冬も快適に車いじりができるようにしたのもこだわりのひとつです」。デザインやインテリアについても、コーディネーターと打ち合わせを重ね、納得度・満足度の高いものにしたという。「日曜日などは朝コーヒーを入れてガレージに。車を見ながら“朝のコーヒータイム”みたいな楽しみ方をしています」と、愛車との暮らしを語るSさんだ。

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