建築士と共に創った和風住宅

引き戸を開けると部屋がつながり大空間に。広い間取りで子供たちものびのびと。またボルダリングウォールが子供の遊び場所。

全ての場所を自然素材として目にも身体にも心地よく優しい風合いを実現。ま湿気の吸放出性にも優れ、健康的な暮らしができる配慮をしています。

リビングではこたつをメインで使用するため、畳敷きにして、ソファ代わりのベンチを造作。使用予定のローソファや収納カゴの寸法に合わせて、ぴったり収まるように造りました。北側リビングのため、ほぼ全ての窓に障子をつくって断熱性もアップし、同時に障子越しのやわらかな光を取り入れるように配慮しました。

木や土の素材感を活かし、和風建築ならではの風格を感じさせるよう計画。大きな瓦屋根が重厚感を演出し、くし引き模様の塗り壁や、障子を設けた丸窓など、随所に和の意匠をプラス。周囲の緑とも調和するようなデザインとしました。 また玄関前は軒を深くし、雨の日も濡れにくく出入りがスムーズになるよう計画しました。

お子さんたちが室内でも楽しめるよう、リビング・ダイニングの一画にボルダリングウォールを設置。雨が降っていて外で遊べなくても、家の中で体を動かすことができます。キッチンやリビングから目が届く位置なので、お子さんが遊んでいる様子を見守れて安心です。

洗面室は広さにゆとりを持たせ、家事コーナーを兼ねたスペースに。家事や子供の勉強など多目的に使えるカウンターも設置しました。壁面にワイドに設けられた鏡は、後ろを全て収納棚にして空間を活用。洗面室の奥は脱衣室～屋根付の物干しとつながり、洗濯動線もスムーズになるよう設計しています。