【3000万円～】大好きな多摩産の木に包まれて。家族と一緒に時を刻み、育む家

柱や床材、壁などに『TOKYO WOOD』をたっぷりと採り入れて、ぬくもりと桧の香りに包まれたLDKと浴室は、高台の立地を活かして陽当たりと眺望の良い2階に設け、できるだけ壁を作らずオープンにしたことで、陽の光や風がすみずみまで行き渡るとともに、どこにいてもお子様を見守ることが出来て、ご家族がゆったりとくつろげる空間となった。「気密・断熱性も高いので、エアコンの効きも良く心地よく過ごせます。」

年代物の家具に合うように、キッチンもあえてレトロスタイルをセレクト。壁には床材と同じ桧の無垢材を貼り、飾り棚はDIYで取り付けて懐かしい雰囲気を演出。シンメトリーに配置された窓は光を採り込むとともに、景色を楽しむこともできる。「調理や片付けを見られたくない。でも開放感は欲しかったので」と、キッチンは壁付きにして、対面のオープンカウンターを造作。カウンター越しにダイニングのご家族とコミュニケーションをとりつつ、作業に集中でき、カウンター下には収納も設けて機能性も高めた。

LDKの一角のピット（ダウンフロア）スペースの段差はベンチとしても使え、視覚的に奥行きを出す効果も。今はキッズスペースとして使っているが、趣味やゲストスペースにするなど、多目的に使える。「将来は、親と同居することも想定して壁を作って個室にすることもできるようにしました。また、床はLDKとは別にサクラの無垢材を使って変化をつけています。当初は段差をつけると1階の天井が下がると言われたのですが、大工さんが頑張ってそのままの高さを維持してくれました」。

キッチンのそばに洗面室・脱衣室・浴室を配置し、水まわりをまとめることで家事動線をラクに。写真の洗面室は、LDKと同様にモザイクタイルや桧の無垢材などを採り入れて、ぬくもりのあるナチュラルなデザインに造作。扉をつけずオープンにし、カウンターやシンクも大きなものを採用したので、忙しい朝の身支度も家族みんなでスムーズに行えるのもポイント。

洗面室とつながる脱衣室・浴室。天井に格納できる物干し竿をつけて、ランドリースペースとしても活躍。洗面室と脱衣室の間には引き戸を設置し、入浴中でも洗面室を使えるように工夫されている。

ゆとりのある広さを確保した浴室。「一番見晴らしが良い場所に配置してもらいました」とっておきの景色を眺めながら、最高のバスタイムを過ごせる。

1階の主寝室には、書斎スペースを設置して在宅ワークに使用。

和モダン薫る洗い出し土間玄関。古くから伝わる亀甲名栗（きっこうなぐり）という技法を用いた玄関の上がり框は、ご夫妻が旅行先の旅館で気に入り自宅に採用。要所に伝統的な技術を用いて、日本家屋の美しさを感じる。

玄関は、ゲストはそのまま入り、家族はシューズクロークを通って室内に入るなど、使い分けができる二方向の動線。意匠性と機能性を兼ね備えた空間設計に注目。

風合い豊かな左官塗りの外壁に、バルコニーや軒天の木が映える優しい雰囲気の外観。小嶋工務店の住まいは全棟で耐震等級3を取得し、長期優良住宅に認定。優れた住宅性能で、安心して永く暮らせる住まいを実現している。