自然素材をたっぷり使用したホテルライクな家

庇を出して日射コントロールができるようにしました。 軒裏は、木を施し、室内から見ても景色の邪魔になりません。

外壁は、木部と濃淡の違うグレーの配色バランスを考え抜いたデザイン。

思わず座ってくつろぎたくなるリビングはホテルのロビーをイメージしています。 TV後ろは海をイメージした創作モルタルアートで視界の広がりを演出。 無垢材の床が冷たくなりすぎないよう調和してくれています。 壁はクロスではなく、大理石の粉末と天然石灰をベースに作られている、ペースト状のペイント。 自然な石灰が含まれているため、細菌やカビなどを防ぐ効果が期待できます。 間接照明もうまく取り入れ、ホテルのロビーをイメージさせるくつろぎ空間にしました。

LDKは28.4帖+階段+吹抜け7帖ほどの大空間で、 縦にも横にも広がりがありますが、家中の温度が統一されています。 インテリアとして邪魔になりがちなエアコンがどこにもなく、また、 吹き抜け部分の廊下手すりは半透明の面とすることでスッキリとさせています。

7帖もの吹抜けがあるダイニング。 朝日がサンサンと降り注ぐ中での朝食は、まさにホテルライクな生活です。 南側にある大きな吹抜け部分の大きな窓ガラスは、断熱性能が高い次世代ガラスESクリアスーパーを 使用しています。 これにより、太陽の光を取り込み、より明るく暖かくなり、断熱と日射熱取得により更にエコな暮らしを実現しています。

日本旅館のような寝室。 壁紙は和紙を使い、小上がりベッドに畳、桧の床をつかって旅館の一室をイメージしました。 大胆に無垢材のデザインウォールをベット壁面に使用し、 壁紙は国指定伝統的工芸品である、鳥取県青谷の因州和紙を使っています。 素材にこだわった寝室です。

玄関からリビングや階段へ上がる動線の中に、手洗いを設けました。 まさに”見せる洗面”としてインテリアの一部となっています。 壁は塗料を重ねることでアートな空間に。

トイレの手洗い器には、タイルをランダムに配置。 トイレもリビングや寝室と同様の温度＆湿度を保てますので、 冬の夜や朝方、寒いという事はありません。 もちろん夏は汗だくになる事もありません。

床から浮かせることで、高級ホテルのような雰囲気に。 見た目だけではなく、掃除もしやすく機能的です。 収納も多いので、物が溢れて洗面台の上に出しっぱなしになる事もなさそうです。

広い脱衣室は、洗濯物を干して畳んでしまえる機能型空間。 こんなに広い脱衣室でも、省エネの全館空調のおかげで、冬に寒くなる事はありません。

大空間のLDK、家事がしやすい動線、プライベートスペースを通るとこなく行けるワークスペースまで確保しました。

２階はフリースペースがあり、映画鑑賞などができるセカンドリビングとなっています。 小屋裏へ上がる階段も通常の階段と同じなので、小屋裏へ行きやすくなっています。 吹抜けから見える窓からの景色がよく、解放感と日差しの暖かさを感じることができます。