おうちシアターのある家

開放感あふれるオーセンティックスタイルのLDK。無垢床、家具、天井板張りは全てブラックウォールナットで統一されており、上質で落ち着いた印象を与えます。 ご夫婦の一番の要望だった大開口の窓は、陽の光がたっぷり取り込める南側に設けました。休日はソファーに座って、庭の緑を眺めながらのコーヒータイムが日課とのこと。

ご主人のリクエストで、リビングの壁の一部をスクリーン代わりにして「おうちシアター」を実現しました。映す位置や座る位置、配線などを考慮して設計しているので、専用の部屋でなくてもしっかり映画館気分に浸ることができます。照明をダウンライトにしているのもポイント。

キッチン前に置かれたシェルフは、壁の長さやLDKの雰囲気に合わせたオーダーメイド。細かな生活雑貨の収納のほか、季節物や写真などを飾るディスプレイスペースとして利用します。出入口の付近にあるので、外出時や帰宅の際もサッと取って戻すことができます。

ランドリールームは2階に設置しました。天気の良い日はバルコニーで干すことができます。

フリースペースでもある2階のホールは、第2の寛ぎの空間として。エアコンはありませんが、お家自体の断熱性能が高いので冬でも寒くありません。将来的には収納スペースとしての利用も。

シンプルなボックスを2つ組み合わせたフォルム。北東側にはサイディング・南西側にはガルバリウムと使用する外壁材を分けることで、見る角度によって印象が変わります。 南側の大きな窓の外には庇を計画しました。カフェタイムや友人を招いてのBBQなどが楽しめそうですね。